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2024年10月の読書メーターまとめ

devunwalsh
読んだ本
8
読んだページ
3192ページ
感想・レビュー
8
ナイス
90ナイス

2024年10月に読んだ本
8

2024年10月のお気に入り登録
3

  • イアン
  • のぶ
  • はぐぼんぼん

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • イアン
  • はぐぼんぼん

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

devunwalsh
ネタバレ『クスノキの女神』を読むにあたり、手に取り読了。奇想天外な話にも思えるが、登場人物の構成や背景、特に千舟の社会的立場、境遇について語られる事、明らかになる事に比べると「クスノキの番人」の秘密について明かされる事は遅々として進まない。この対比がストーリーを厚くし、主人公も何処まで把握しているのか?一読しただけでは、読者も分からない所が飽きさせない。流石、東野圭吾と言ったところか…。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
8

devunwalsh
大人気作家の機内誌のエッセイをまとめた一冊。シリーズ最終巻。コロナ禍の時期でもあり、旅行でない話題もあったが、肩肘張らずにゆったり、まったり、清々しい気持ちになる一冊。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ待望の長編誉田作品。 満を持しての警察小説。密かに心寄せる同僚からカルト教団に対峙する事になった元キックボクサー。潤平。捜査に当たる所轄の刑事。鵜飼。事件の真相が解き明かされる過程を丁寧に描けば、もっと深みのある作品でもっと長編になったであろうが、この作品の中だけの表現だけに留めておく事により、再び読む時の印象がガラリと変わる。特に鵜飼や和也、唐津の言動に意味を見出す。それにしても、いつも思うのが誉田作品には、猟奇的かつ残虐性を何の抵抗もなく繰り広げてしまう殺人マシーンの多いこと…。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ『クスノキの女神』を読むにあたり、手に取り読了。奇想天外な話にも思えるが、登場人物の構成や背景、特に千舟の社会的立場、境遇について語られる事、明らかになる事に比べると「クスノキの番人」の秘密について明かされる事は遅々として進まない。この対比がストーリーを厚くし、主人公も何処まで把握しているのか?一読しただけでは、読者も分からない所が飽きさせない。流石、東野圭吾と言ったところか…。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ伊坂ワールド満載の連作短編集といった所か?時系列等頭を整理しながら読まないと混乱するが、読み返す度に様々な所に伏線が張り巡らされていて、最後に全て結びつく緻密な世界は流石です。犯罪行為を行いながらも、何故か憎めない所は、『陽気なギャングが地球を回す』や、幼少期の模様は『逆ソクラテス』を思い起こされる。癖のある登場人物それぞれが愛おしくなるのが伊坂作品の素晴らしくも恐ろしい所だと思ってます。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ「ホテルローヤル」の直木賞作家、桜木紫乃作品。題名から邪な想いを擡げながら手に取り読了。不純な動機で手に取った自分が恥ずかしくなる位、夢を追い、夢に翻弄され、夢に敗れながらも、登場人物それぞれが再生して行く清々しい青春物語と言っても良いのでは?主人公、ノリカのひた向きさ、強かさ、でもその中でも揺れ動く心の不安、それを補うようにマッサージ店に通う潔さ。人間臭さが読み手の心を掴む。それにしても、「ヌード」の妖艶さを損なわずに「芸術的」にストリップを表現出来る、作者の筆力には関心の一冊。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ過去に既読ではあるが、新装版を手に取り読了。作品からは某有名女子誘拐殺人事件を連想させる凄惨な描写、事件の真相に打ちのめされる。読書後の後味の悪さといったら誉田作品随一では無かろうか…。ある日突然、前触れも無く襲って来る悲劇は、誰にでも訪れる。とても無かった事には出来ない。作中の様に新たな悲劇を生み出してしまうのだから。
が「ナイス!」と言っています。
devunwalsh
ネタバレ「ハゲタカシリーズ」の真山仁による、医療過誤をめぐる医療小説?法廷小説?原告、被告、弁護人、記者とそれぞれの視点で描かれる物語。しかし、自らの死も大人な都合に使われ、簡単に家族も崩壊してしまった子供が不憫でならない。解説でも触れているが、題名が何故「レインメーカー」であったのかについてはイマイチ理解出来なかった。
が「ナイス!」と言っています。
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ノアール・ギャング犯罪小説の巨匠、ドン・ウィンズロウ最後の作品にして、ダニー・ライアンシリーズの最終話。古典『イリアス』『オデュッセイア』『アエネイス』を翻案した壮大な大河ドラマ。 面白い試みに引き込まれて読み進み早くも読了。 ギャングから成功者として、振る舞うライアンの姿には真っ当な人生を歩む誇りと、後ろめたさを抱えたままの不安が垣間見え、心揺さぶられるのだが、麻薬戦争の傑作「犬の力」「ザ・カルテル」「ザ・ボーダー」と比較するとやはり心にのしかかって来る重さが違うと思わざるを得ない。⇨
devunwalsh
2024/10/06 18:48

だが、今それらの作品を読み返しあの重い気持ちに耐えれるかと自問自答しても厳しそうと思う。それだけ、「犬の力」三部作が偉大な作品である、証左なのだろう。歳は取りたくないな。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2023/09/07(443日経過)
記録初日
2018/01/14(2505日経過)
読んだ本
383冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
146495ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
83件(投稿率21.7%)
本棚
7棚
外部サイト
自己紹介

話題作や映画化された原作等を貪る、ミーハー気質な読者です。感想も苦手で貧相なボキャブラリーを駆使します。好きな作家さんは誉田哲也さん、吉田修一さん、花村萬月さんです。

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