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4/114/144/174/204/234/264/2947586476494771247775478384790147964ページ数141142143144145146冊数読書ページ数読書冊数
鈴木 るりか(4)頭木 弘樹(2)知念実希人(2)土屋うさぎ(1)森田めぐみ(1)河邉 徹(1)白川 尚史(1)小出和代(1)黑山 キャシー・ラム(1)宮島 未奈(1)26%鈴木 るりか13%頭木 弘樹13%知念実希人6%土屋うさぎ6%森田めぐみ6%河邉 徹6%白川 尚史6%小出和代6%黑山 キャシー・ラム6%宮島 未奈著者グラフ上位10名
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ねむるこ
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その一文は聖域。何人たりとも立ち入らせることはできない。主人公は女性作家の天羽カイン。大人気作家でありながら公の文学賞に選ばれない。不遇の作家というレッテルを貼られた小説家だ。そんな彼女が直木賞受賞に燃え、奮闘する物語となっている。パワフルで時に人を傷つけ自分自身も傷つけてしまう主人公から目が離せない。小説家という職業の孤独感がよく描かれている。小説の難しいところはどこまで他人の意見を受け入れるかだ。彼女は絶対に自分の作品をテセウスの船にはさせなかった。たとえ大切ものを手放すことになっても……。
0255文字
ねむるこ
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知りたくなかった残酷な真実がそこにある。ブラック企業に勤める主人公。心身は限界に達していた。そんな時、会社にパワハラ上司前川からメールが届く。自分が同じ部署の人間に殺されたという驚きの内容が書かれていた!その日以降前川は行方不明に。本当に前川は殺されたのか?犯人は?主人公は教育係として受け持っていた派遣社員仁菜と共に限界な状態のまま謎を追う。仁菜のキャラが良く、読んでいて何度か救われた。意外な結末に寝込んでしまうこと間違いなし!労働の中にある人間の恐ろしさを知る物語。
0255文字
ねむるこ
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家族という関係は歪で愛おしくて残酷で……不思議なものだ。教育虐待を行う父、脳梗塞により身体的にも精神的にも障害を持った母、そんな家から抜け出す兄と弟。主人公のかんこも睡眠障害、不登校になるなど精神に支障をきたし始める。目を背けたくなる家族の有り様。それなのに突き離したくないという気持ちにさせられるのはなぜだろう。『生きているということは、死ななかった結果でしかない』という一文が心にずしんとのしかかってきた。最後のページの言葉たちに地獄のような日々を生きる勇気を、物語の真意を見たような気がした。
0255文字
ねむるこ
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性加害というタイムリーな話題を取り上げた本作。はっきり言ってとっても生々しくてグロテスク。だけど目を背けてはいけない社会問題だと思う。物語は女子高生を盗撮した加害者男性の婚約者である女性の視点で進む。彼女の葛藤と事件によって垣間見える周囲の人物の新たな一面。加害者男性視点のパートもあるので性加害について俯瞰的に考えることができる。本作を通してどんな感想を語るかでその人が性加害をどう捉えているのか知ることができるツールになるなと思った。性加害への怒り、女性の生きにくさを強く訴えているような作品だった。
0255文字
ねむるこ
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平凡な生活を送っていた少女セラフィマが狙撃兵となり戦争に身を投じていく姿を描いた物語。独ソ戦が舞台になっており、史実と実在の人物を織り交ぜた本作は肌で戦争の恐ろしさを感じ取ることができる。途中、辛くなって何度か本を閉じたが彼女達の行く末を見守りたいという思いで読み切った。戦時中に行われる性暴行について深く言及されているのが印象的だった。 登場する少女兵達も魅力的で、特にターニャの力強さと優しさには心打たれた。今現在行われている戦争に思いを馳せずにはいられない、強い反戦の意を感じさせる物語でもあった。
0255文字
ねむるこ
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タイトルの通り、パンの香りが漂ってきそうな作品。パン屋という職業の舞台裏が分かって面白い。連作短編構成となっており、それぞれパンが誕生した由来をモチーフとした話は分かりやすくセンスが良いと思った。謎は驚きのトリックや複雑な人間関係があるわけではなく、身近な何故?を解き明かすもので、頭を悩ませることなくさらっと読める。登場人物も読んでいて気持ちの良い人ばかり。本から離れていた人や若者をターゲットにしている作品だと強く感じた。漫画を読んでいるかのように読めるのでパン屋に立ち寄る気持ちで読んでみて欲しい。
0255文字
ねむるこ
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一度読み出すと止まらない。最終面接に進んだ6人の就活生が自分の明かされたくない過去が書かれた告発文をきっかけにひとつしかない採用枠を巡って争うミステリ作品。採用枠を狙って告発文を仕掛けた嘘つきは誰か。就活のヒリヒリ感も相まって終始ハラハラしながら読み進めた。意外な展開にきっと驚くはず。結局人は人の一部分しか見ていない。それは就活の面接も同じことが言える。あんなに必死になった就活とは一体何だったのか。就活生の怒りが体現されたような作品だった。就活に疑問を抱く人におすすめ。スカッとするかもしれない。
0255文字
ねむるこ
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古代エジプトが舞台のファンタジックな新感覚ミステリ。ピラミッドの崩落に巻き込まれて死んだ主人公はミイラとなって死後の世界に向かうが、心臓が欠けていたことを理由に取りやめに。心臓の欠片の行方、崩落事件の真相を求めて主人公はミイラのまま事件解決に臨む。古代エジプトに馴染みのない人でもすんなりエジプトの世界に入っていけるのがこの小説のすごいところ!神も登場し、国の存亡がかかった事態にまで発展する大河ロマンな要素もあり、大いに楽しめる。この物語の終着点が「愛」なのが胸にぐっとくる。読んで良かったと思える1冊。
0255文字

読んだ本
144

読んでる本
2

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3

読みたい本
41

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読書データ

プロフィール

登録日
2023/10/21(557日経過)
記録初日
2022/03/19(1138日経過)
読んだ本
144冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
47946ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
39件(投稿率27.1%)
本棚
1棚
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