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2024年10月の読書メーターまとめ

I KNOW
読んだ本
14
読んだページ
4403ページ
感想・レビュー
14
ナイス
181ナイス

2024年10月に読んだ本
14

2024年10月のお気に入り登録
1

  • パトラッシュ

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • 木梨子(きりこ)
  • パトラッシュ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

I KNOW
ネタバレ変な家はあまり面白いと思わなかったのですが、話題の本なので読んでみました。変な家よりこちらのほうが面白かったです。各登場人物が描いた絵。皆違う絵なのですが、ダイイングメッセージやゾッとするもの、心理分析に使われた絵、たかが絵、されど絵、絵を元に上手く話しを描いています。各章の話しは繋がっていて、歪んた心を持った人物をあぶり出しています。小説の中で殺人を犯すものは、大抵幼少期に親から虐待されている人が多いですね。 変な家2も読んでみようと思います。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
14

I KNOW
ネタバレ第65回メフィスト賞受賞作品。図書館本。死んだ山田君がスピーカーに憑依して、2年E組の皆と生活して行くというお話し。死んでからも2年E組の皆と共に学校生活を送るのだが、これといって何が起きる訳でもないし起伏もなく、ダラダラと他愛もない話しをして皆が卒業して社会人になっても、山田君は2年E組に残り続ける。強烈な落ちを用意していのかな?と期待するも大した落ちもなく終了。 正直言って面白くなかった。青春小説が好きな人にはいいのかも。これがメフィスト賞か。メフィスト賞は4冊読んているけど当たり外れがあるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
ネタバレ主人公の渚は本が好きな14歳。夏休みに入る直前に兄の奥さんが自殺する。奥さんをストーキングしていた容疑者も不審死する。兄にかかる容疑の無実を証明しようと奮闘する渚。幼さの残る渚と友人達の交流、夏の海の街を駆け巡る太陽の眩しさ、ポップで明るい雰囲気とは対照的に事件は起きる。悩んでいる様で悩んでいなく見える14歳の心象とそれを取り巻く街の人々。軽く描かれて話しは進み、これで一件落着?ふ〜〜ん、そうなのか、そんな嘘を。最後の最後の1行でえっ!?ぽか〜〜ん。。。 これが若竹七海さんか。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
ネタバレ変な家はあまり面白いと思わなかったのですが、話題の本なので読んでみました。変な家よりこちらのほうが面白かったです。各登場人物が描いた絵。皆違う絵なのですが、ダイイングメッセージやゾッとするもの、心理分析に使われた絵、たかが絵、されど絵、絵を元に上手く話しを描いています。各章の話しは繋がっていて、歪んた心を持った人物をあぶり出しています。小説の中で殺人を犯すものは、大抵幼少期に親から虐待されている人が多いですね。 変な家2も読んでみようと思います。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
ネタバレ第34 回鮎川哲也賞受賞作。現役医師が描く医療ミステリー。両親に愛されて育った救急医の武田。その武田の元に自分と瓜二つな死体が搬送されてきた。旧友の城崎と共に死体の謎を追うというお話し。親と子の愛情をキーとして、現役医師ならではの不妊治療の在り方にスポットを当てています。謎解きは探偵役の城崎が出来すぎな気がしますが、犯人は予想を裏切る結果で驚きます。 小説を読んでいると親の愛情、育て方、家庭環境って本当大切なんだなって思う。愛の力ってすごいな。
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I KNOW
警察小説。現在起きた一家惨殺事件、15年前に起きた同様の未解決事件。どこでどう繋がっているのか?ただの模倣犯によるものなのか?次々と浮かび上がる事実に続きが気になります。親と子の関係、警察組織の政治的な事、難民と日本国の事など、身近な事から大きな事を巻き込み解決へ。面白かったです。即続編も購入しました。ただ主人公2人があまり魅力的ではないかも。 文中に、「在任中の県知事とその一族は余程のことがない限り逮捕しない」とありますが、昭和時代ならわかりますが、今でも警察はこんな姿勢なのかな?
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I KNOW
ネタバレ魔女の原罪。僕にはあいませんでした。蛙の子は蛙。犯罪者の子は犯罪者なのか?このテーマを世に問いたい、伝えたいがだけの為に書かれた本のように思えてしまいます。鏡沢町の現状も和泉静香の犯してしまった罪も、現実味が薄く突拍子もない事に思えてリアリティがありません。どうせならファンタジー作品として、描いてくれた方が腑に落ちます。静香が1番頭のイカれたサイコパス。我が子の事など考えている様でなにも考えていない。「善意が暴走して魔女狩りが始まった」今のSNSやネットに似ていますね。
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I KNOW
ネタバレ近未来、宇宙旅行に出た一行。宇宙ホテル「星くず」にて無重力の中首を吊った死体が見つかる。宇宙空間でのクローズドサークル。宇宙という特殊な空間での宇宙ならではの数々のアイデアは良いと思いますが、登場人物それぞれの掘り下げが甘く、犯人や動機が明らかになっても、そうなんだ!といった程度にしか思う事はなく、もう少し人物像を丁寧に描いて欲しかったです。 ある一人の人物像はお笑いネタのように描いているのに。 冒頭1ページにヒントが書かれていたのですね! 広大な宇宙に出た気分になれるのは良かった。
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I KNOW
ネタバレ最近優生保護法関連のNEWSを目にしました。この法律がキーとなる物語を圧倒的な表現力で描いています。犯人の動機がうやむやになっているのが、僕には歯がゆいですがこれはこれで良しなのかな。阿久津は子供が好きで「猫」と言っていた。別れた奥さんの思い出を想い返しているうちに、野良猫のようにフラっと外へ出ていきたくなったのか、「猫」と公園へ。子供は親の管理化の元、親の価値観に影響され大人になる。ボタンをかけ違えると常識や善良、悪意など様々な服を着て社会に出る。少しでもお洒落にというより、他人を思いやる気持ちを。
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I KNOW
第12回アガサクリスティー賞大賞受賞作。 始まりから100ページくらいまで、物語の世界の説明など仮想空間、医療関連、専門的な事や難しい事で理解がなかなか追いつかずに読むのを辞めようかと思いました。笑 しかし、物語が動き出すとまあ読めるようになりますが、後半の部分などなんでもありなのか?と思うくらい最初の設定よりも突出した事が起き始めう〜ん、といった感じでした。 僕の頭が悪いのか、専門的な部分に理解が追いつかず取り残された感が否めないです。 あまりお勧めはできません。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
前作が面白かったので今作も。 今回もスリリングな犯人との心理戦、丁寧な人物の心の描写、今作も面白かったです。 良い小説は映画を観たような錯覚をもたらす。 メッセージ性もあり、法を守る事、毒親の事、社会は生まれや環境で人をランク付けし、努力で幸せな生活を手に入れる事はできないのか。 努力ではどうにもならない事もあるが、何もせずに怠惰に生きてるよりはマシだろう。 なにかを手に入れる事には、なにかを犠牲にして手放さなくてならない。 僕も将来の為に今から出来る事を少しずつコツコツとしていこう。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
白井さんの新作。白井さん11冊目。今回はどこか余韻を残す物悲しい5編を集めた短編集。 1章は珍しくとって付けた様な伏線がじわじわ効いてくる、小学生探偵物。 2章が1番好きだった、人間を滅ぼす侵略者と対決する心理戦を描いた「大きな手の悪魔」 3章は、遊郭から逃れずに、因果の蟻地獄に落ちた悲しい遊女の話し。 4章は化石に取り憑かれた、宇宙人と人間の時を超えて自分の死と引き換えに一矢報いろうとする話し。 5章は見世物小屋の子供の優しくも無垢な心が引き起こした悲劇。 人は時に人の皮を被った天使にも悪魔にもなる。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
ネタバレなんとチクワのお話し!! チクワがどういった物語を紡ぎだすのかと期待しながら本を開く。 初めはホラーSFかと思うも途中から、現実味を帯びてきてミステリーに。 話しは二転三転して最後は•••••• 現実離れした話しは受け入れられないが、あるべき所に着地した。 結局、チクワの呪いは存在して、チクワに殺された!? しかしなんでチクワなんだろう。 作家さんというのは本当に凄い話しを考える。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
前作が面白かった森バジルさんの新作。TV業界に全く興味や関心がない僕にはハマらなかった。メインとなる人狼ゲームも物語の主軸にあまり意味がないし、ポンコツ仁礼の後半キレキレ具合にもう〜んだった。「TV業界のゴシップなんて嘘か誇張か情報不足」TVに出て視聴者を欺く為に、TV用のリアクションやコメントをしてるTV側の人間がそんなことを。「タレント」という信じられない程の高給取りに見合う才能ある人や、お笑い芸人、本当に面白い人なんて殆どいない。その代わりトップアスリートなど食えないスポーツの人達にもっと光を。
が「ナイス!」と言っています。
I KNOW
ネタバレくわがきさんの新作。 くわがきさんは3冊目だが、くわがきさんは変態やサイコパスを描くのが好きで、今回も変態が縦横無尽に動き回る。 伏線がというよりは、後出しジャンケン的に新たな事実があらわになり驚きます。 お互いがお互いを求めているのに、邂逅できずにもどかしくなる。 変態は常人には理解できない事象をエネルギーとし、生きる活力とする。 ヒロインの最初のイメージが最後には180度ガラリと変わる。 ヒロインの一人勝ち。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/04(324日経過)
記録初日
2024/01/04(324日経過)
読んだ本
103冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
35504ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
103件(投稿率100.0%)
本棚
7棚
性別
年齢
45歳
職業
技術系
現住所
福井県
自己紹介

数年前から本を読むのが好きになり、週に1.2冊は読むようにしてます。
ブックオフとメルカリで面白そうな本を買いあさっています。
ミステリーの名作、本屋大賞、江戸川乱歩賞、このミステリーはすごい大賞、メフィスト賞、話題の本等を読んでいます。

他に趣味としては、BLACK MUSICが好きでアナログレコードを収集しています。
DJをしてMIX CDを作っています。
MPC ONEを使ってトラックメイク、HIPHOP MUSICを作っています。
詩(リリック)を書きラップもします。

55歳までにALLセルフプロデュースの1stアルバムを自主制作するのが夢で、日々読書と音楽制作の生活を繰り返しています。

LINEのブラウン君とYUKIと柴犬が好きです。

本に対しては若輩者ですが、よろしくお願いします。

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