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2024年9月の読書メーターまとめ

mana
読んだ本
10
読んだページ
2733ページ
感想・レビュー
10
ナイス
99ナイス

2024年9月に読んだ本
10

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mana
ネタバレ娘の行いは許されるものではないけれど、責めることもできない。母娘の、そして家族や家系に引き継がれ積み重なった歪みが、限界を迎えて爆発したのであって、彼女一人の問題ではないように感じた。逃げようと試みても潰されて、漸く手に入れた安寧をも脅かされて、最早母を殺すしかないと感じたのも致し方ない。娘にとっても、そして母にとっても地獄のような生活だったろう。読んでいてしんどくなる本だった。せめて罪を償った娘が普通の幸せを感じて生きていてくれることを願う。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3114ページ ナイス数:81ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/1464077/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
10

mana
ネタバレM85:夜帷大活躍。この必死さを見ると、ちょっとくらい報われて欲しくなるなあ。あと、黄昏の〈気の緩み〉がいずれ取り返しのつかない事態になりそうで怖い。M88:ダミアンのフィルターが面白すぎる。仲良し?5人組のすれ違いはいつまでも見ていられるなあ。M91:初登場時は嫌なやつでしかなかった同僚3人が、憎めない感じになってきた。ヨルもそうだけど、3人も変わってきているんだろう。あと、デズモンド家の立ち位置が、上流階級の集まるイーデンでは賛美されているけれど、一部では憎悪の対象になっていそう。
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mana
ネタバレ前半はほのぼの日常編、後半からはウィーラー編。M76:久々に子どもたちがワチャワチャしてるのをみてほっこり。ダミアンとアーニャは成長してもこのままの関係のような気がする笑。M78:管理官がセルフネグレクトっぽくて少し悲しい。そして〈プロジェクト・アップル〉はやっぱり不穏。これから何かありそうだ。M79:ヨルさん可愛いな笑。まさか同僚たちとこれほど仲良くなる日がくるとは、ちょっと感動。M80〜:ウィーラー編開幕。黄昏vsユーリに、夜帷の活躍と盛りだくさん。しかしユーリがアホみたいに頑丈なのが面白いな。
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mana
ネタバレバスジャック編メインの巻。アーニャの能力って本当にチートだよなあ。本人が幼すぎて上手く使いこなせていないけれど、それこそ一国が全力をかけてでも手に入れる価値がある。スパイにしろ政治家にしろ、喉から手が出るほど欲しい能力だろう。まあ、メリンダについては心を読めたが故に謎が深まってしまったけれど。心配したかと思ったら急に突き放したり、メリンダの態度はダミアンからするとたまったものじゃないなあ。デズモンド家、やっぱり闇が深い。
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ネタバレまさに大団円。ファリンを助けるため、これまで出会った人が食卓を共に囲む光景は、ライオスが人間関係で苦労してきただけに感動的。寿命問題も種族問題も解決したわけではないけれど、少なくとも悪食王の納める国では、どの種族も平和に、お腹いっぱい食べることができているんだろう。それぞれ違う道を行くことになるけれど、旅を通じてみんな前向きになったんじゃないかな。
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ネタバレ巻末のよもやま話も含めて、悪魔のはじまりの話は中々興味深い。元は本当に生命を超越した根元的な存在だったのだろうが、あまりに人に近付きすぎた。悪魔とは呼ばれているが、悪でも善でもなく、単に人類には扱いかねる存在だったのかもしれない。食べることは生きることだ。この二つは不可分で、私たちは飢えを抱え生き続けるのだろう。ラストは、魔物を食べ続けたライオスにしか導き出せない幕引だったように思う。
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副題に記されている通り、成功に至るための小手先のテクニックよりも、まずは自分の人格を高めることを重視している。人は刺激に対する反応を選びとる自由がある。どう生きたいか、何を人生の中心に置くかといった価値観を明確に打ち出し、常に確認し続けることで、正しく選択することができるようになる。本書の内容は仕事だけでなく、家庭や友人関係と向き合うときにも役立つものだと感じた。名著と言われるだけあって面白い内容だった。
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ネタバレ娘の行いは許されるものではないけれど、責めることもできない。母娘の、そして家族や家系に引き継がれ積み重なった歪みが、限界を迎えて爆発したのであって、彼女一人の問題ではないように感じた。逃げようと試みても潰されて、漸く手に入れた安寧をも脅かされて、最早母を殺すしかないと感じたのも致し方ない。娘にとっても、そして母にとっても地獄のような生活だったろう。読んでいてしんどくなる本だった。せめて罪を償った娘が普通の幸せを感じて生きていてくれることを願う。
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ネタバレ『みとりねこ』を先に読んでしまったので、何となく結末は予想できていたけど、やっぱり悲しくてラストは思わず泣いてしまった。子どもの頃は破天荒だったサトルが、聞き分けの良くて大人びた「良い子」になるまでのことを考えると色々考えさせられる。サトルが幸せだったのは確かだろうが、家族として本当に心を許せたのはナナ(とハチ)だけだったのかもしれない。少なくとも、ナナと出会えて最後まで一緒に過ごせたことはサトルにとっての救いだったろう。
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mana
ネタバレ語り口が独特で好き嫌いが別れそうだが、内容は面白い。個人的には特に第三夜のムハンマドの話が興味深かった。革命は文学、すなわち「読み解き、書き記す」ことによってのみ成し遂げられるのであって、暴力は決して革命の本体ではない。そして、テクストと向き合うことは本来、狂気に触れるような行為である。大仰な表現が多いものの、カルト宗教や終末思想に対する解釈にも同意。本を読むことは一体どういう行為なのか、改めて考えさせられた。哲学書というより文学書だと思って読んだ方がすんなり読めるかも。
mana
ネタバレ胸糞悪い話だった。初めは本当にお仕置きか、ちょっとした腹いせのつもりで始まったのだろう。それが、転がり出した石が自らを止められないように、事態は悪化していく。鬼か悪魔のように思えるルースはただの凡庸な女に違いなく、そこらに掃いて捨てるほど同じような人間がいるように思う。子どもたちも(デイヴィッドも含めて)愚かで卑劣だがありふれている。だからこそ生々しい。本当の悪はそこら中に転がっていて、芽が出る時期を待っているだけなのかもしれない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2024/01/14(320日経過)
記録初日
2024/01/01(333日経過)
読んだ本
150冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
55142ページ(1日平均165ページ)
感想・レビュー
135件(投稿率90.0%)
本棚
12棚
性別
自己紹介

2024年から読書メーターの利用を始めました。

備忘録を兼ねてちょこちょこ感想を書いています。
拙い文章ですがご容赦くださいませ。

本はジャンル問わず何でも読みます。
その時のマイブームによりますが、若干小説が多いかもしれません。

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