ネタバレ"竹林からお送りしております、タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな"---連作短編集なんだけど、登場する人たちは各所で繋がっている。月に関する豆知識もよかった。月と地球と太陽のような丁度いい距離感を、人と人との関係や距離感になぞらえているんだな…。 ---猫を預かる話と、アクセサリー作家の話がよかったな。劇団ホルスの「月の立つ林で」はどんな舞台なんだろうな。迅君とお母さんは会えたかな。

ネタバレホラーアンソロジー6篇。はじめましての作家さんとの出会いもあり楽しく読めた。「風来たりて」は続きがあるんじゃないの？！と思ったけど、なるほど、「営繕かるかやシリーズ」という別の作品とのつながりがあるのですね。「ニンゲン柱」も「那々木悠志郎シリーズ」と繋がる…と。それぞれのシリーズ物も読んでみたい。---以下備忘メモ。①澤村伊智「ココノエ南新町店の真実」/モキュメンタリー風ホラー/心霊スーパー/よくいるタイプのアレな女性客と車椅子のお爺さん/霊能者と除霊師。

ネタバレ"竹林からお送りしております、タケトリ・オキナです。かぐや姫は元気かな"---連作短編集なんだけど、登場する人たちは各所で繋がっている。月に関する豆知識もよかった。月と地球と太陽のような丁度いい距離感を、人と人との関係や距離感になぞらえているんだな…。 ---猫を預かる話と、アクセサリー作家の話がよかったな。劇団ホルスの「月の立つ林で」はどんな舞台なんだろうな。迅君とお母さんは会えたかな。

ネタバレ小学生を中心とした少年少女を主人公とした短編集。逆ソクラテス･スロウではない･非オプティマス･アンスポーツマンライク･逆ワシントン。 ---磯憲先生は良い先生だな。「道を外れた人間にも機会がないといけない」は性悪説の世の中では理想だよなとは思うし、だからこそ「法」なんだろうな…。草壁はプロ野球選手になってるし、家電量販店の店員はリスタートしたんだな。 ---ずっと手元に置いておきたい一冊。子供にも読んで欲しい一冊。

ネタバレDV元夫に離婚後も支配され苦しむ千鶴。賞金目的で応募したラジオの番組企画がきっかけで、幼い頃に自分を捨てた母・聖子と再会し、母をママと呼び慕うキレイな恵真と、家事をキッチリやることに拘る彩子との同居生活が始まる。みなそれぞれ痛みを抱え、必死にもがきながら生きていることを知り、千鶴は少しずつ自分自身を変えていく。母子関係を立て直していくが、若年性認知症の進行が速く…。 ---「その手に掬い取れるものが星のように美しく輝きを放つものであればいい。その星々のひとつに、わたしとの記憶もあったら嬉しい」