素人では思いつかない大胆なトリックと人の心の奥に潜む相反する心情。もしやこの殺人計画を仕組んだのは佳織さん？1980年後半に人を信じられなくしてしまう小説を執筆してやっぱり東野圭吾さんはすごいなぁ〜

素人では思いつかない大胆なトリックと人の心の奥に潜む相反する心情。もしやこの殺人計画を仕組んだのは佳織さん？1980年後半に人を信じられなくしてしまう小説を執筆してやっぱり東野圭吾さんはすごいなぁ〜

久しぶりに東野圭吾さん読了しました。初期に近い作品なのでフレッシュな感じがした。理解しやすく、やっぱり大どんでん返しが待っていた。しばらく東野さんに戻ろかなぁ〜

もらい事故のような傷害事件から殺人を犯してしまったついてない男が逃亡し、震災で娘を亡くした刑事が追跡しながら自分と重ね犯人と同じ喪失感を感じてしまうが、この虚しさには必ず救いが有ると信じる。 亮が直人を連れ逃亡している言動で2人の関係が角田光代さんの「八日目の蝉」を思い出してしまった。やるせなさと虚しさと、いたたまれない気持ちが心に残った。 気分転換に上映中の柚月裕子原作、坂口健太郎、渡辺謙初共演の「盤上の向日葵」観に行こうかな🎬