なお、オリジナルは1968年に日経新聞に掲載された「スーパーレディ外史」で、これを元にさらに何人か加えて一冊にまとめて「日本スーパーレディ物語」として刊行されたのが始まり。その後さらに数名加えて文藝春秋から1975年に「歴史をさわがせた女たち 日本編」として単行本、1978年に文春文庫となった歴史があります。その後、新たな知見を得て少しずつ追記されたものを、なんと2022年に朝日文庫として刊行したのが本書。永井さんが新たに注目を浴びたタイミングなのでしょうけど、これほど息の長い作品ってすごい。
映画でどう描かれていたか記憶にないのだけれど、この本でよく覚えているシーンは最初と最後で語られたセリフ。冒頭は巨大なランカスター爆撃機でアルプスの山中を超低空飛行する様子と、カーペンター空軍中佐のぼけっとした問い、「飛行学校にいる時、失速速度という奇妙な現象のことを聞いたことがあるかね?」。そして終盤、同じ中佐が高速爆撃機モスキートを操縦しながら言う、「あそこがガイ・フォークス・デイの晩みたいなのは、おかしいと思いませんか?」。昔の通りでした。あの頃の英国の冒険小説のシニカルなユーモア、好きだったなぁ。
いいねありがとうございます!キングダムの漫画の題名ですが、あの漫画は主人公信の目線のサクセスストーリーなので、ネタバレとか結論ありきを避けたのだと思います。それこそ最初は秦や政の名も伏せられていましたし。それが明かされるのが一巻の山場だったと記憶しています。
河イルカ様:どうもです。まァ「キングダム」については、「三国志」を「Records of the Three Kingdoms」として、あくまで「Empires」としようとしない西欧文化の影響じゃないかなどと邪推してますが、いろいろ意味はあるんでしょうね。まァ彼ら、「三帝会戦」など欧州での三皇帝の存在を認めても、中国での三つの帝国の鼎立を認めない歴史観がありますし。(ナニヲイッテル)
兵士O様:序章の後、いろいろな人たちが出て来ていろいろあるのですが、書いていると収拾がつかなくなるので、メインとなる三人だけにしました。実質、一人と一匹のお話なんですけどね。( ^▽^ )v
その謎の濃縮物質高組織だかに掛けていることはわかるが「!」付きで二回繰り返すのは何でかということですか。それがあったために命が助かったという喜びの表現くらいしか想像できません。グラドルのほうはア〇〇〇・〇ムですよね。童顔なのにご立派なボディというアンバランスが受けたんでしょうね。私は某マンガの登場人物の名前をこの人からとったのかもと思ってます。
Ab様:当時「アイドル」って言葉がどのくらいあったか分からないのですが、人気者になるとTVに出てしかも歌を歌わなくてはならないという謎ルールがあったらしく、彼女も歌ってたのを思い出しました。決定的に「下手」だったことも。(笑) 無茶でしたよね。某マンガとの関係は、あるのかな、ないのかな。
続く)上が下を殴るのは日常茶飯事の軍隊ですが、士官が兵を殴るのもあまり褒めたものではないという風潮があります。まして下士官などは普通殴りません。佐官が一番下の二等兵から昇進して「兵隊の天皇」といわれた兵曹長(准士官)クラスを殴るとはもってのほか。いくら自分の「机上の戦法」を現場の最古参の飛曹長(海軍航空兵曹長)に面と向かって批判されたとしても。この後どうなったのか、この本では森さんは書いていません。次はどうなったにしても、田中少佐はWikiに単独記事がないところからして、たいした人ではないのかな。
「10月1日では遅すぎる」は、1976年(昭和51年)にハヤカワ文庫SF194で刊行されていますね。おや、文庫としてホイルは二冊(もうひとつは「秘密国家ICE」)しか出ていないみたい。
アマノジャクな乱読家・活字中毒者。
読んだ本の備忘録サイト「愛書家の縁側」主催。
2024/1/27より、アイコンをサー・ジョン・フォルスタッフ像に変更。飲む打つ買うの常連で、無責任・自堕落・卑怯・大言壮語・「宴会には真っ先に、戦場にはどん尻に」の人。素敵でしょ?w
むかし、ハンドルネームを Falstaff にしていたときがあったのを思い出して、この顔を使ってみました。
自称「愛書家」ですが、この肩書きはかつて読んだSF短編「愛書家ワーシー・ワーシントン」(だっけ?)から来ています。実はこの人は、本を愛するけれど文盲だったそうな。(爆)
守備範囲は、SF、歴史フィクション&ノンフィクション、帆船小説、ミリタリー、それとミステリ少々。
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鐵太郎さん、ブログでの詳細なレビューありがとうございました。三人(二人と一匹)の結末がとても気になりました('ω')ノ
兵士O様:序章の後、いろいろな人たちが出て来ていろいろあるのですが、書いていると収拾がつかなくなるので、メインとなる三人だけにしました。実質、一人と一匹のお話なんですけどね。( ^▽^ )v