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2025年11月の読書メーターまとめ

たかか
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11
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感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
11

2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月のお気に入られ登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たかか
ネタバレ図書館本。二谷、おまえはクズなのか?クズじゃないのか?どっちなんだいっ!クーーーズッ!!これは他の人の感想が気になりますね。それぞれの登場人物を手放しで好きになれない、かといって手放しで嫌いにもなれない感じ。二谷、芦川、押尾の関係性がスリリングでサクサク読めた。 ■美味しさとか栄養は度返しでカップ麺を食べたくなる気持ちはちょっとわかる(自分の場合は丁寧な生活への抵抗というより惰性に近い感覚だと思うが)
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
11

たかか
ネタバレ図書館本。表題作と「真夏」「潮合い」を収録。 【家族シネマ】 逆スパイファミリー?ドキュメンタリーともフィクションともつかない画期的な映画を撮るため、林家の父母、姉妹弟は映画出演することに。撮影の中で家族を演じる。妹の羊子が女優で映画はその縁による。実際には崩壊している家族だが、映画内では誕生日を祝ったり、キャンプに行ったり、いかにも家族的な行事をおこなう。小説の語りは姉の素美の視点。■父の家庭内暴力から逃れるため母は藤木と不倫、子供を連れて家を出ようとするも、嫌がる羊子だけは父のもとに残された。
が「ナイス!」と言っています。
たかか
ネタバレ図書館本。島にある吉川家の納屋の草刈りのため、親戚たちが集まる。哲雄、加代子、美穂は内山敬子の子だが、美穂は吉川家に養子となった。美穂の子が奈美、加代子の子が知香。美穂の養父母は既に亡くなっており、島の吉川の土地は敬子が面倒を見ている。美穂は島の外に嫁いでいるぽいので、吉川は血も家も絶えている。 ■美穂たちの様子と島の古い記憶が交互にくる構成。美穂たちの章で触れられた内容が次の古い記憶の章で拾われるので、次は何の記憶が描かれるのだろうと予想するのも楽しい。
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たかか
ネタバレ図書館本。 【勤労感謝の日】 偶然にも勤労感謝の日に読むことに。おもしろかった。シニカルな感じがいい。セクハラ上司を殴って会社を辞めることになった恭子は現在無職。36歳。知り合いの勧めで恭子は見合いをすることに。見合いの日が勤労感謝の日。見合い相手は会社大好き男でデリカシーも清潔感もなく、恭子は途中で見合いを飛び出す。そのまま昔の職場仲間の水谷と渋谷で飲み、その後も一人近所の飲み屋に行く。マスターとのちょっとした会話で恭子は心の落ち着きを取り戻す。
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たかか
ネタバレ図書館本。三篇収録。無理やりやられそうになって失敗に終わって、はにかんで誤魔化すみたいな描写多いけど、笑って済ましてしまう強さがあるな、と。 【しょっぱいドライブ】 海くらいしか出かける場所のない田舎町で60過ぎの九十九さんとドライブデートするわたしは34歳。男性経験も片手で数えれるほど。九十九さんはお金があって優しい。が、気弱でヘタレな感じもする。町には他にいい男もいない。九十九さんと一緒になるのかならないのかでわたしは葛藤する。
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たかか
ネタバレ図書館本。三篇収録。 【爪と目】 解説を読んでなるほどとなった。父が不倫し、母が事故死(自殺)し、不倫相手の「あなた」が幼い「わたし」の新しい母になる。流れに身を任せ、見たくないものは見ようとしない無関心な「あなた」。「あなた」への語りが若干不気味ながらも、序盤ではまだ温かい結末を迎えれるのではないかという期待はあった。が、最終的に「あなた」と「わたし」は理解しあえず。見ようとしない「あなた」への復讐として「わたし」は「あなた」の目を爪(はがしたマニキュア)で覆う。
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たかか
ネタバレ図書館本。移りゆくもの、残されたもの、忘れられたもののイメージが断片的に描かれながら大きく集約されることがない感じ。取り壊しが決まり住人達が去っていくアパート。なかなか引っ越しをはじめない太郎。水色の家も住人が移り変わる。家の中の内装も時代ごとに変わる。沼津は移住先の北海道に適用していく。マンション建設のための解体工事が目に付く。もぬけのからのトックリバチの巣。大騒ぎで処理される不発弾。昔、保健所に引き取られたと思ったピーターは松村の家で長生きしてたみたいな曖昧さ。子丑寅卯の部屋がない経緯も誰も知らない。
が「ナイス!」と言っています。
たかか
ネタバレ図書館本。4篇収録。作者は実際に地方で働く医師。 表題作よりも「冬への順応」「長い影」の方が好きだった。 【ダイヤモンドダスト】 地方の病院で看護師として働く和夫が主人公。和夫は脳卒中の後遺症を抱える父・松吉と息子・正史と暮らす。妻には病気で先立たれている。隣家にはアメリカ帰りの門田悦子が住む。和夫の働く病院には肺癌患者としてマイク・チャンドラーが入院してくる。母の死、妻の死、マイクの死、松吉の死、たくさんの死がでてくる。残された者の寂しさを強く感じる。
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たかか
ネタバレ図書館本。8篇収録。象徴的な表現が特徴的。小銃がデビュー作らしいが結構好きだった。要領がわるかったり、すぐ逃げ出したりとどうしようもない感じの男がでてくる作品ばかり。そんな男を可愛がってほしい、というのが作者の心理にある模様。 【アメリカン・スクール】 戦後から数年、米軍基地内のアメリカン・スクールを見学することになった日本人の英語教師達の様子が描かれる。英語を話すのが苦手で事あるごとに逃げている伊佐がどうしようもない感じだが、不思議とミチ子は彼を気に掛ける。
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たかか
ネタバレ図書館本。7篇収録。夫婦や家族を題材にした作品が多い。淡々とした感じ。「五人の男」がちょっと異色な感じがするが、家族を持たない男達を描いているのだろうか。 【舞踏】 浮気する夫とそれに気づく妻。心をすり減らす夫の姿に同情を寄せる妻がいたいけ。子供がいるとはいえ、今だったら離婚でもおかしくないよなと。
が「ナイス!」と言っています。
たかか
ネタバレ図書館本。表題以外に「亀甲墓」「棒兵隊」「ニライカナイの街」、戯曲番のカクテルパーティーを収録。著者が沖縄出身のためいずれも沖縄に関連する作品となっている。戦争と米軍がテーマにある。 【カクテル・パーティー】 「私」(戯曲では上原)が米国人、中国人との親善のためのカクテル・パーティーに参加している裏で「私」の娘が米兵に強姦される。強姦後に娘は米兵を岩から突き落とし骨折させたため、それにより逆に米兵から訴えられてしまう。事件を通して、沖縄と米国との不平等な関係、親善(仮面の論理)に隠れた欺瞞があらわになる。
が「ナイス!」と言っています。
たかか
ネタバレ図書館本。二谷、おまえはクズなのか?クズじゃないのか?どっちなんだいっ!クーーーズッ!!これは他の人の感想が気になりますね。それぞれの登場人物を手放しで好きになれない、かといって手放しで嫌いにもなれない感じ。二谷、芦川、押尾の関係性がスリリングでサクサク読めた。 ■美味しさとか栄養は度返しでカップ麺を食べたくなる気持ちはちょっとわかる(自分の場合は丁寧な生活への抵抗というより惰性に近い感覚だと思うが)
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2025/01/05(359日経過)
記録初日
2022/08/29(1219日経過)
読んだ本
235冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
66179ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
104件(投稿率44.3%)
本棚
5棚
性別
現住所
埼玉県
自己紹介

興味があるものを雑多に読みます。
純文学が多め、SF、ミステリもちょくちょく読みます。
哲学、宗教系の本も好きです。
※感想・レビューは思ったこと・考えたことの自分用メモて感じで書いてます。

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