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2025年11月の読書メーターまとめ

Toshi
読んだ本
11
読んだページ
3210ページ
感想・レビュー
11
ナイス
576ナイス
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2025年11月に読んだ本
11

2025年11月のお気に入り登録
4

  • はこちゃん
  • ine
  • あきひと
  • TANIZAKI

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • ふう
  • DORA好き(´▽`ʃ♡ƪ)

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Toshi
大好物は最後に食べる性質である。なので大好きな河崎秋子の競走馬モノ、満を持して読む。日高の小規模牧場に生まれた芦毛の牡馬シルバーファーン。荒い気質で周りを翻弄しながらも、関わる人たちの運命を変えていく。とにかく登場するキャラがいずれも立っていて、とても魅力的。河崎秋子は動物を描くのも旨いが、人の描きかたは更に見事である。素晴らしい群像劇。レースシーンでは玉置浩二の「ファンファーレ」が脳内に鳴り響いていた。ちなみに「ステイヤー」は長距離が得意な馬のこと。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

Toshi

石川県立図書館に行ってきました。知の殿堂。トピックごとに本が陳列されていて、発見の楽しみがある。かつての松丸本舗を図書館全体に広げたよう。本を並べる司書さんも楽しいだろうな。

石川県立図書館に行ってきました。知の殿堂。トピックごとに本が陳列されていて、発見の楽しみがある。かつての松丸本舗を図書館全体に広げたよう。本を並べる司書さんも楽しいだろうな。
ちさと
2025/11/03 23:17

ここめちゃいいですよね☺️

Toshi
2025/11/04 06:47

ここに住みたいw

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
11

Toshi
江戸時代馬場文耕と言う講釈師がいた。彼はその講釈が元で獄門打首となる。著者の沢木耕太郎は冒頭で文耕については資料がほとんど無いと語る。にもかかわらず、まるで見てきたように物語は始まる。これはノンフィクションではなく、沢木による初めての時代小説だ。大河ドラマ「べらぼう」より少し前の時代を背景に、まるで歴史から消されたような稀代の講釈師馬場文耕の半生と仲間たちの日々を鮮やかに描く。さすが沢木さん、550頁を超える大作だが一気に読ませる。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
大好物は最後に食べる性質である。なので大好きな河崎秋子の競走馬モノ、満を持して読む。日高の小規模牧場に生まれた芦毛の牡馬シルバーファーン。荒い気質で周りを翻弄しながらも、関わる人たちの運命を変えていく。とにかく登場するキャラがいずれも立っていて、とても魅力的。河崎秋子は動物を描くのも旨いが、人の描きかたは更に見事である。素晴らしい群像劇。レースシーンでは玉置浩二の「ファンファーレ」が脳内に鳴り響いていた。ちなみに「ステイヤー」は長距離が得意な馬のこと。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
昆虫写真家海野和男さんによるタイトルままの素晴らしい図鑑。一般的に昆虫は図鑑も標本も、上から、つまり背中からの視点なので、顔のアップは中々のインパクトである。カマキリあたりは顔のイメージがあったものの、オオクワガタの顔を正面からアップで見たことはなかった。著者も書かれているが、昆虫も顔を見るとより親しみがわくものである。みんないい顔してます。
洋書好きな読書モンガー
2025/11/29 12:17

バッタ🦗の顔のアップを見ると多くの日本人は「仮面ライダー」だって思いますよね。変身ヒーロー物を今後はやらないニュースがありましたが、日本人の共通認識(それを文化と呼ぶ?)がひとつ過去の物になっていくんですか。

Toshi
2025/11/29 14:02

@洋書好きな読書モンガーさん、 コメントありがとうございます。 ただ玩具メーカースポンサーによる変身ものは、ひとつのシリーズでも複数のヒーローや変身バターンをくりだすことによってどんどん商品を増やしていく。こう言うビジネスモデルはそろそろ終わりにした方が良いかもです。

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Toshi
この種の「図鑑」は画像ばかりが豊富で内容の貧弱なものが多いが、本書はウマの進化から生物学的解説、社会行動、ヒトとの歴史、代表的馬種とトピックスも網羅的、且つ説明も充実した極めて良著である。ただ著者がイギリス人だからか、内容的には歴史も馬種も欧州に偏った感があり、もう少しアジアや日本の馬をカバーしてもらいたかったところ。 図書館本
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Toshi
パレスチナ・ガザ地区のウンム(母さん)たちのレシピとイスラエル支配下での厳しい生活を紹介する。地中海に面しシリアとエジプトに挟まれたこの地は古くから交通の要衝であり、食文化もバラエティに富んでいる。本書の出版は2016年、その後この地に起きたことは誰もが知るとおりである。ここに紹介された農場や菓子工房はおそらくこの世に無く、ウンムや子供達の笑顔も消えたであろう。ある女性の言葉が重い。「あまりにも長い間パレスチナ人の存在を消すことに費やされてきた語りに対する、文化そして料理を通した私なりの抵抗なのです」
Toshi
2025/11/14 13:59

この素晴らしい本を紹介いただいた読み友さん感謝!

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Toshi
「ネコは液体である」は2017年にイグノーベル賞を受賞した研究であるが、本書はこの研究を始め、「ネコにも利き手がある」や「ネコの好きな音楽」と言ったバカバカしい、いや素晴らしい研究の数々を紹介するものである。こんな研究に大真面目に取り組まれている方々がいることに驚くとともに、嬉しいかぎりである。
洋書好きな読書モンガー
2025/11/14 06:52

猫の利き手調査。猫の手を使う場面、(1)猫パンチをする時の手/(2)穴を掘ってオシッコして埋め戻す時の手/(3)小さな物をお手玉の様に放り上げて両手で拝み捕りしたり片手の親指以外の4本の指で掴んでみる時の手など。どちらの手も使っているみたいだけど利き手があるのかなあ。(3)の時の手は片方を使っているみたいだけど犬と違って猫は遊びを繰り返さないので観察難しいなあ(犬は何度もボール投げてになるけど)。

Toshi
2025/11/14 14:05

うちのキジトラは、扉を開けるのも、水をすくって飲むのも右手。スコフォは手が短いからか、グルーミング以外に手を使うことはなく、扉は頭で開けていますw

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Toshi
17世紀欧州、虫は自然発生するものと学者も含めて多くの人が信じていた時代、神の創造物としての昆虫に感嘆し、それを観察し描いた女性がいた。マリア・メーリアン、日本ではほとんど知られていないが、母国ドイツではマルク紙幣にも描かれた人物である。中野京子による評伝だが、メーリアンは自身の心情を綴った日記や書簡などを残しておらず、ここに描かれるメーリアン像の多くは著者の想像によるものであろう。それでも昆虫学の先駆者でもあったメーリアンの偉業がどれだけの逆風な中で打ち立てられたのかは読み取ることができる。
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Toshi
ネタバレ「漂流教室」を読み終えたので、その解説ムックである本書を手に取った。2017年の出版なので今的視点から作品を捉えている。楳図のインタビューを読むと発想の原点などわかって面白い。なるほど作品が小学校の時間割を意識して世界が創られていると言うのは気がつかなかった。先日読んだ「わたしは楳図かずお」と重複する内容もあるが、漂流教室を読まれた方にはお薦め。
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Toshi
ネタバレ高松翔が通う大和小学校は地震の衝撃で異世界に飛ばされる。そこは未来の地球で、子供たちの壮絶なサバイバルが始まる。少年サンデーの連載を読んでいたのは小学校高学年の頃で、主人公と同年代だった。その時以来なので50年ぶりの再読である。楳図は「十五少年漂流記」を描きたかったと語っているが、極限状態で子供たちが殺しあう等むしろ「蠅の王」に近い作品で、楽観的な展開を許さない。それでもそこには母と子の強靭な愛、友達との絆が描かれ、漫画史上に残るエンディングに向かっていく。今の子供たちにも是非読んでもらいたい名作である。
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Toshi
楳図かずおの自伝を読後、氏の代表作のひとつでもある本作を読み返してみることに。 感想は全巻読了後に。
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Toshi
楳図かずおの自伝を読後、氏の代表作のひとつでもある本作を読み返してみることに。 感想は全巻読了後に。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(5091日経過)
記録初日
2011/10/05(5178日経過)
読んだ本
1057冊(1日平均0.20冊)
読んだページ
311599ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
747件(投稿率70.7%)
本棚
12棚
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