読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

Toshi
読んだ本
10
読んだページ
2576ページ
感想・レビュー
9
ナイス
219ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
1

  • さな

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • さな

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Toshi
冒険小説における「脱出もの」には、ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」、ジャック・ヒギンズの「脱出航路」など名作が多々あるが、中でも列車による脱出劇は、「ロシアから愛をこめて」、「秘密探偵JAー脱走列車」や「マッドマックス・サンダードーム」(もはや小説じゃないw)など、定番のひとつのようだ。但し、本書が一線を画すのは、登場する列車がただ逃げるための乗り物ではなく、武装した装甲列車であると言う点。登場人物はこの種のドラマにおけるステレオタイプだが、それすらも潔く極上の冒険小説となっている。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
9

Toshi
マンガは読んでも評しないと言いながら、これは書かずにはおられない。ヒグチユウコ好きにはたまらん1冊。「マズルをわけてあげる」「いらない」のやりとりが、うちのトラとスコフォのままで大爆笑!巻末の「チーム反り腰」の対談?メッセージのやりとりがw。豪華メンバーです。
空猫
2024/10/23 11:54

読みます!

が「ナイス!」と言っています。
Toshi
日本には7万頭の馬がいて、その内7割がサラブレッドであると言う。引退した競走馬の行く末は、これまであまり語られてこなかったが、現在アニマルウェルフェアの観点から、様々な取組みが行われている。本書はこうした取組みをけん引してきたキーパーソンを巡るルポである。しかしここに描かれるのは「成功事例」であり、まだまだ救われない馬たちが多くいることを著者は言外に匂わせている(そこを描いてしまうと取材させてもらえないと言う大人の事情もあったのか)。支援団体への寄付や一口馬主など、自分でできることも考えてみたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
「カヨとわたし」の続編。前作ではオロオロしていた著者ですが(読む方もハラハラしました)、本作ではカヨを筆頭に5頭のヤギの堂々たるオーナー(下僕?)として、日々ヤギが好きな草や枝木集めに島中を奔走します。読む方も安心してヤギの可愛さに浸れます。文章とイラストのコンビネーションも抜群です。副題は「ヤギ飼い12ヵ月」となっていますが、対象はヤギが好む四季の植物に限定されているので、とてもマイクロな歳時記となっています。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
1996年から97年にかけて、返還を迎える香港の人々のルポルタージュであると同時に、沢木耕太郎の「深夜特急」にも似た、一人称目線の著者の自分探し記の傑作でもある。普通外国人が、ましてや日本人は絶対に踏み込まない下町で暮らし、人々と関わり、「物価」や「名前」など、様々なエピソードから香港人の生の声、生活の匂いを鋭い観察力とユーモアあふれる表現力で伝える。 自分としては、間違いなく海外記もののトップ5に入ります。著者はICU卒。それを知って妙に納得、ちょっと嬉しかった。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
図書館司書30人が選んだ、様々なジャンルのネコ本299(ニクキュウ)冊。文芸作品から絵本、漫画、研究書、ハウツーものまでを、猫との出会い、飼い方、別れなどTPO(死語?) で広くカバー。ジャンル横断的に既に高確率で読了している、あるいは持っているということに我ながら呆れました。「猫のための家づくり」や「猫つぐらの作り方」まで持っているというのもどうかとは思いますが・・・。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
タイトルままの図鑑。前半「地生型」までは、「冬虫夏草にも色々あるんだ、セミだけじゃないんだ」と呑気に読んでいたが、「気生型」あたりからとんでもないことに。「ハエヤドリタケ」、「アリタケ」、「ヤンマタケ」!!!ホラーですやん、マタンゴですやん。気の弱い人はググらないでください。虫に生まれなくて良かったとつくづく感じる一冊。ハンドブックとして持ち歩きたくはないです。
アナーキー靴下
2024/10/11 18:52

うわあ! 読んでみたいです!

が「ナイス!」と言っています。
Toshi
冒険小説における「脱出もの」には、ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」、ジャック・ヒギンズの「脱出航路」など名作が多々あるが、中でも列車による脱出劇は、「ロシアから愛をこめて」、「秘密探偵JAー脱走列車」や「マッドマックス・サンダードーム」(もはや小説じゃないw)など、定番のひとつのようだ。但し、本書が一線を画すのは、登場する列車がただ逃げるための乗り物ではなく、武装した装甲列車であると言う点。登場人物はこの種のドラマにおけるステレオタイプだが、それすらも潔く極上の冒険小説となっている。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
読み友さんの評を見て。 講談社のPR誌「本」の表紙を飾った現代アートを高階秀爾先生が評する作品集。高階先生は、かつて映画評論における淀川長治さんのように(古くてすみません)、どの作品も良いところを見つけ、豊富な形容詞と最大級の賛辞で評している。アーティストの選択もバラエティーに富み、面白い。勿論この本だけで日本の現代アートの現在地がわかる訳でもないのだが、何人か気になるアーティストがいたのでメモをしておこう。やはりアートは実物を見ないとなんとも。
が「ナイス!」と言っています。
Toshi
ネタバレいとうせいこうさんによる、「難解な絵本」の解説本かと思ったら、さにあらず。無粋を承知で種明かしをすれば、ちまたの文章を子供が書いたらと言う、世の中の文章もまあこの程度の意味しかないよねと言うパスティーシュであろう(著者は「パスティーシュへの悪意」と言っているが)。面白いのは面白いのだが、これを本として出版するかね。無料のSNSで提供されるべき内容。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(4717日経過)
記録初日
2011/10/05(4804日経過)
読んだ本
907冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
274468ページ(1日平均57ページ)
感想・レビュー
600件(投稿率66.2%)
本棚
11棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう