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2025年11月の読書メーターまとめ

ゆら
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2025年11月のお気に入られ登録
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  • マラソンマン
  • へるぷまん

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ゆら
ネタバレラインハルトが極端な核使用を見過ごして200万人の命を失わせ、キルヒアイスと距離が生まれながらも命を救われて死別する流れが白眉。感情を過剰に動かさず淡々と仕事をするヤンは仏教におけるサティの境地にあるように見える。仏教的な「反応」をした人たちから失敗をしていく。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

ゆら

2025年10月の読書メーター 読んだ本の数:34冊 読んだページ数:10052ページ ナイス数:110ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/164513/summary/monthly/2025/10

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2025年11月の感想・レビュー一覧
28

ゆら
ネタバレラインハルトが極端な核使用を見過ごして200万人の命を失わせ、キルヒアイスと距離が生まれながらも命を救われて死別する流れが白眉。感情を過剰に動かさず淡々と仕事をするヤンは仏教におけるサティの境地にあるように見える。仏教的な「反応」をした人たちから失敗をしていく。
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ゆら
「反応しない練習」同様の良書。観察し気づくサティと、言葉で確かめるラベリングが主張の核である。正しく気づけば、自分の大きさを理解しつつしみを持つことができる。いちいち思い出さす、判断しないことで、あらゆる経験が新鮮になる。心の望ましい基本状態はニュートラル。この状態になるように、批判的な言葉をなくし、ひとつひとつの作業に向き合い、妄想から離れるために身体や感覚を使うことが修行なのである。「これも修行のうち。」というタイトルをはじめ、「使える」言葉が多い。
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ゆら
共感が多すぎると、具体的な説得力を失います。逆に具体的な説得ばかりになると、共感されない冷たい印象を受けます。 文章を代筆する中で掴んだ黄金比率は共感 3:納得 2です。/読みやすい文章の黄金比率は、ひらがな 7:漢字 3です。/どんな天才も誰かからインプットしています。書けなくて困っている人は、読書量が足りません。  ある小説家は年間 600冊の本を読むと著書に書かれていました。私も一日 1冊以上は本を読むようにしています。
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ゆら
ベストSF30冊目。文章が読みやすく美しい。悪魔とフランケンシュタインが共依存的になっているのでは、と思わせる終盤がよい。
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ゆら
即レスを習慣づけることです。 LINEも仕事のメールも、見たらその瞬間に返信する。ポイントは、完璧な文面を目指さないこと。「了解です!」「 OK」の一言でもいいし、なんならスタンプ1つでいいから、とにかく即レスという行為を体に染みつけることが重要です。  考えるな、ボタンを押せ。そう、脳を通すと、 ADHDはダメなんです。できるだけ脳を通さずに考えないで行動することが大事です。/休憩は 5分以上延ばさないことも大事です。そして、休憩中にスマホや漫画を触るのは厳禁。おとなしくストレッチとかしといてください。
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ゆら
驚くべきことにめまいやメニエール病に対する正解がデータから出ている。有酸素運動。一週間に3回、1時間以上が望ましい。あの甘くて苦いイソバイトのような薬たちには全く効果がないと断言する。もっと広がるべき情報であり、読まれるべき本。運動脳でも有酸素運動の凄さが語られていたが、その万能性を裏付けるデータがまた一つ増えた。
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ゆら
「かのようにふるまう」のは認知行動療法ではよく用いられるテクニック/このルールのことを、認知行動療法では「スキーマ」と呼んでいます。 ユイカさんの例のように、幼い頃からの体験で身についたスキーマは、基本的には自分が世界を見るレンズとしてずっと続いていきます。/器用な人、ベテランの人には賛同していただけると思いますが、心の中で「あっかんべーしながら、ニコニコ対応する」ことで心を守ることができます。
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ゆら
文語体で料理を表現する小説や日記文体で老人の性欲を表現する小説、英語教科書の文体で酷い作品を表現する小説など。実はAIがとても得意としそうな領域だと感じた。プロンプトが思い浮かぶ。たが、最終的に作家ならではの膝が崩れるようなオチが作家性を主張している。セックスを直球で表現できなかったジャックや、一般公開なしという単語などは良いおかしさと哀しさがある。笑いがまぶされながらも老人の哀しさに触れた作品が多いことも気になった。意固地で自信があって客観性をなくしている姿にはリアリティがあり、AIでは書けなさそうだ。
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ゆら
ネタバレ20年前の事件の犯人が生き残っている、あるいは呪いがあるとミスリーディングさせてから、実は建物に仕込んだ毒の罠での殺人だったことが分かるという仕掛け。なんとなくモテてもおかしくない久城のキャラ作りが上手い。鈍感で素直な割に利発で可愛らしさとかっこよさがある。
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ゆら
ネタバレ時系列が素直で視点人物も過去作以上に分かりやすく、読みやすかった。暗闇で光る素材で、外側からは見えるが内側からは分からない隠し部屋を見つけるトリック。アレキサンドライトの会話における伏線も効いていた。最初に久城を案内した人は、例の別人だろうか。シリーズ全体のなかでツンとデレをコントロールしようとする意図が見え、今回はツン寄りである。
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ゆら
良書。英語以外の領域にも普遍的に応用できる話が多い。インプットとアウトプットは並行して行う。絶対にしてはいけないアウトプットは、人の英語について評価すること。名詞を動詞で、動詞で名詞で言い換えるトレーニングは実践的に有用。英語も日本語も言語能力の高い人は一定以上は読書量が多い。質問はチャンス、必ず行う。それで仕事がもらえた。通訳のときは話者と同じ表情で。HOW、使い方はもう十分。あとはHOW MUCH、どれだけ使うか。
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ゆら
ベストSF29冊目。感受性が強く同調的な世界でイキがるバーナードのキャラが上手い。一見主人公のような気質でありながら、自己陶酔に実力が追いつかない。左遷されまいと懇願するシーンや、調子に乗って女性や有名人などを誘うパーティーをしてジョンなしで失敗するシーンなどには深みを感じた。このポーズだけのシーンも良い/バーナードは警官隊のほうへ駆けていった。両腕を振りまわした。これは行動だ、とにかく自分は何かをしているのだ。「助けて!」と何度か叫んだ。叫ぶたびに声を大きくして、ふたりを助けているのだという幻想を持った
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ゆら
以下引用/「覚えてない」と言われたとしても、「僕はあのときの社長のあの話が記憶に残っていてご連絡したんです」と言えば、相手は悪い気はしない/自分を「仕事ができそうなやつだ」と印象づける必要はありません。それよりも、「聞き上手な人だったな」と人畜無害の印象を与えられたら成功です/ 名刺交換をするときに、「勉強のために、1つ質問させてもらっていいですか」と聞いて、質問を投げかけ/報酬を月 15万円以上設定すると、ある程度自立したクライアントだけが集まるという印象です。
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ゆら
ネタバレ国内ミステリーベスト14冊目。もう一度読まないと分からない気がするが、もう一度読む気はなかなか湧かない。あくまで地の文の語りを信じるなら、意外と謎解きがされたようにも思う。文章のグルーヴのおかげで読み切った。精神的な差別や性的な差別などが目立ち現代では書けない。その踏み込みがこの小説を唯一無二の存在にしていることに、ある種の難しさがある。ループする最初と最後や、軽薄さを露悪的に発揮する正木教授のキャラクター、事実や伝聞で「周辺」から語る章立てなど、読者に酩酊感を与えるテクニックに満ちている。
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ゆら
引用/クロージングというと、「契約を合意すること」というイメージを持つ人もいるかと思いますが、それだけではありません。「次のステップに進める」ということに対して合意することを指します/どうしても先に価格を教えてほしいと言われた場合は、先に伝える価格は幅を持たせて伝え、「要件によって価格が変わるので、最後に要件を確認してから詳細な価格をお伝えさせてください」という話をします/キーエンス時代にノートに図を描いて顧客に見せながら商談するように教えられた/オンプレミスからクラウドへの切り替えはその年の売上が下がる
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ゆら
ベストSF28冊目。面白い。政治的、軍事的な知略の鍔迫り合いが火花散るよう。人や距離の数字は途方もないのに緩慢さがなく、きびきびとしている。硬質な文体で空想的な設定を完全に中和している。実在する歴史を取り出すようなディテールの細かさも特徴的。自分の幼児性を自覚できるビジネス書のような読み味がある。
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ゆら
泥臭く葛藤と責任感にまみれた、あるべき経営者の姿が見える。確かに読み返したくなる。指針のようであり喝である。
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ゆら
法律によるハラスメント規制の内容は、大別すればハラスメント事前規制(防止)型と事後救済(処罰)型に分かれる。事前規制型の代表的な例はベルギーであり、事後救済型はフランスである。/ヨーロッパでは、労働関係における平等原則として、「性的指向」による労働条件の差別の禁止が、法律にも明記されている。/労働条件が労働者に不利益な内容で変更になる場合には、原則として、「使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない」
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ゆら
ネタバレベストSF27冊目。冒頭の過酷なヒキ、中盤からのスピーディな展開が素晴らしい。女性科学者のヒューマンストーリーとしても読ませる。ナノテクノロジーを使って大型船を崩壊させる戦法、加速器を無効化する三体人の根本からのアプローチがスリリング。
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ゆら
引用/営業後の「必須項目」は、おもに次の四つです。・訪問した理由・お客さまから引き出した課題・お客さまから依頼されたこと・次のアクション/仮説の実行は、一つずつ行なうのが鉄則。/「アフターケアに全力を注ぐ」 これに尽きます。目先の一回の売り上げよりも、長いつき合いのなかで小さな利益をこつこつと積み上げていく。「ライフタイム・バリュー」と呼ばれるこの利益こそ、どんな場合も優先するべきなのです。ですからたとえば新規のお客さまからのアポと、既存のお客さまからのアポが同時に入ったら、私は迷うことなく既存のお客さま
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ゆら
利己的な遺伝子を人為的に組み込むことでオスばかりになり種を絶滅させるのが遺伝子ドライブ。植物が土壌から効率的に栄養を取る微生物に改変できるかもしれない。 DARPAは研究施設を持たずに、強力な権限を持つマネージャーが100名いる。国内外の研究者を組織化するのだ。 アメリカにはパブリック・エンゲージメントという新規の科学技術を一般の人と議論する仕組みがある。 最低限必要な遺伝子でミニマル・セルの人工生命を作ることに成功した際に、三割は全くその機能を知られていない遺伝子だった。
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ゆら
被害者が物語ることにより消費されていた日本型の対レイシズムのジレンマにはハッとさせられた。また、ナショナリズムとレイシズムの癒着を外したとき、グレーゾーンにいる在日コリアンや外国籍の偉人日系人などが都合よく可視化される構造も鮮やかである。本書のすべてを肯定するわけではないが、学ぶものがある。/バリバールのいう「歴史的複合状況」(第二章)下では、差別する自由は自由ではあり得ない。むしろ差別する権利や自由を規制することこそ真の自由である。自由の実現は差別の社会的定義によってはじめて可能になる。
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ゆら
ラブコメがうまい。主人公がゲーム部を断るところ、その後ヒロインたちを庇うのをヒロインが盗み聞きするところは恋に落ちる流れを強引ながら面白くてよい。主要五人のメンバーの誤解とすれ違いの構造もさまざまな展開が広がりそうで効果的。長期シリーズになるのが分かる。
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ゆら
引用/お客様が集まる動機をつくる(動機)「見込み」のお客様を「参加」へと導くプロセスをつくる(過程)最強の外部スタッフ =お客様を味方につける(組織化)/未然にトラブルを防ぐために簡単な解決方法。共通認識。「この実行委員会は、楽しく意義あるイベントをつくるために集まった仲間です。それぞれお忙しい方ばかりなので、自分のペースであまりご負担のないよう、かかわっていただければと思います。お互いに不快なことが起きないよう、気をつけましょう。困ったことや改善したいことがあったら、いつでも主催者にお知らせください。」
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ゆら
SFベスト26冊目。以下引用/完成した戦闘機の特性を捉えてそれを最高に発揮させる飛び方を創意工夫する、などというのは、いまや過去のものとなっていた。戦闘機も戦術もシステムで造られる。どんなパイロットが乗っても同じだ。優秀なパイロットとは素早く機械とコンタクトでき、疑問など持たず──なぜ戦うかなどとは考えず、どうしたら相手をやっつけられるかなどと思いわずらうことなく、ひたすら体力と機械を信じる者だ。考える必要はない。それは機械がやってくれる。
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ゆら
以下引用/センテンスは最後まで言うことを習慣にしてください。そうすることで、自立した自分を確立でき、より行動力をもって勉強できるようになります/参考にする「成功事例」は数が勝負  目標が明確になってきたら、その目標や、それに似ている内容をすでに達成している人を探し、その人がどのようにして達成していったのかを調べていきましょう/思考スピードを高めたい人にぜひおすすめしたのが、「 1秒ルール」の実践です。 これは、何を決断するにも「 1秒以内にする」というルールです。 たとえば、レストランでドリンクを選ぶとき
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ゆら
スキルセット、人的ネットワーク、自己理解の蓄積によって隣接可能性を見出していくことを提案。事例として出される人たちが面白い。
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ゆら
文章について思うことはあるが良書。ヒーロー型のリーダーと静かなリーダーを対比させ、粘り強さや創造的な妥協の重要さを解く。個人的にも機能するリーダーシップのあり方だと感じる。創造的な妥協は、市長から麻薬中毒の妊婦の問題を相談された職員の話は分かりやすい。強権的に罰して収監するのではなく、恩赦的に見守る方向へ持って行きたかった。だが、それでは市長とぶつかるため、選挙アドバイザーと相談して中毒の女性が多いマイノリティの支持がなくなると訴求。信任を気にした市長が厳罰を避け職員に一任する流れができた。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/02(5094日経過)
記録初日
2012/01/02(5094日経過)
読んだ本
679冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
197412ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
540件(投稿率79.5%)
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URL/ブログ
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自己紹介

乱読です。

SFベスト100
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東西ミステリーベスト100
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