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2026年8月の読書メーターまとめ

5級5️⃣
読んだ本
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感想・レビュー
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2026年8月に読んだ本
16

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  • マッキー

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

5級5️⃣
小売店への勤務経験があれば興味を持つだろうタイトルの、半日あれば読めるライトな作品。難しい表現も複雑な場面転回もなくさらさらと全体が流れてく。が、最終章で急にドタバタして、巻末でキュッとうまくまとめられたのには驚いた。拗らせたプライドを持ち、自分の定めた線の内側に入れた見目の良い人間を好意的に、そうでない人間には冷めた評価をする主人公に薄暗い嫌悪感を抱きながら読み進めたが、どうもそれが共感制羞恥に近い感情だと読後に気づいた。なるほど没入するわけだ。続編にも期待。
が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
12

5級5️⃣
なんと秀逸なタイトルだろうか。終始、著者のやわらかな声が響くような優しい語り口のこの本は、自分のような哲学を詳しく知らない人間にとってうってつけだと感じる。内容は決して簡単ではないが、首尾一貫してローティが主張する「自らのありかた」を丁寧に説明してくれる。特に第5章はいま私たちが経験している「リアル」が事例に挙がるがゆえ、彼の言葉が重くのしかかる。内在する残酷さへの自覚とうしろめたさに向き合わされた。日々のことばづかいへの意識づけが求められる。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
本棚にふと目が行って数年ぶりに再読。2時間程度で読める短編集だが一連の小説とも言える名作。一編一編が独立しつつ相互に重なり合う伊坂のこのスタイルが好き。 短編に限らないことだが伊坂の作品は背景の描写が淡白で、それが読者の想像力に委ねられているのがいい。そのぶん機微に富んだ登場人物たちのセリフや心情の表現がきわだつ。この作品でいえば最終章「イン」は盲目の永瀬の一人称で進むが、彼の「視点」と選ぶ言葉はやはり健常のそれとは全く違う。現実と近いのかは知りようがないが想像力を持とうとする気持ちは持っていたい。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
ミステリーでホラー。読んだ後に初めて辻村深月氏をWikipediaで調べ、山梨県の出身だったことに驚く。この作品がほぼ全編を通して真冬の雪模様のなかで進むことから勝手に北国出身だと思い込んでいた。雪と鈍重な空気に頼るきらいもあるが丁寧に描かれた校内の様子は読む者にしっかりと届く。刻まれた重い現実を生涯背負い、それでも前に進む7人の姿はただ眩しいばかり。解説の川原泉は場違いに感じた。大事に育てた花が咲いたとたんに友人に花弁を一枚むしられたような思いだ。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
辻村先生の処女作で、自分も辻村作品の1冊目として手をつけた。まったく予備知識なく読み進めて中盤まではミステリーと思って楽しんでいたら、三分のニを過ぎたあたりから完全にホラーで怖い。手をつけた以上は下巻もちゃんと読むけど正直気が重い。でも面白い。描写にすこし物足りなさを感じないわけでもないが面白い。ホラー耐性がある方にはおすすめしたい。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
絶版なのが本当に惜しい一冊。布教用に何冊も配り、そのたびに自分は買い直すという奇行を繰り返したほど自分にとって思い入れのある短編集。2と3も良いがこれがダントツにいい。中古の状態の良いものを見かけたら買い一択。 伊坂幸太郎「死神の精度」とともに旅行中の機内で読もうと買った本。多忙で読書の習慣が途切れたまま久しく、久しぶりに手に取ったのが売れっ子作家を集めたこの本だった。伊坂と有川の感想は他に記したので控えるがとくに米澤作品にはかなり強い衝撃を受けた。各作家の他の作品との繋がりがここで楽しめるのもいい。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
小売店への勤務経験があれば興味を持つだろうタイトルの、半日あれば読めるライトな作品。難しい表現も複雑な場面転回もなくさらさらと全体が流れてく。が、最終章で急にドタバタして、巻末でキュッとうまくまとめられたのには驚いた。拗らせたプライドを持ち、自分の定めた線の内側に入れた見目の良い人間を好意的に、そうでない人間には冷めた評価をする主人公に薄暗い嫌悪感を抱きながら読み進めたが、どうもそれが共感制羞恥に近い感情だと読後に気づいた。なるほど没入するわけだ。続編にも期待。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
記憶の限りでは4度目、再再再読。「死神の精度」で伊坂を知った直後に手に取った一冊。当然彼の長編に触れたのはこれが最初だったが、期待を裏切らない内容で一気に伊坂ファンにさせられた。中盤からクライマックスへ向かうまで読者が背負わされる鈍重な感情は消化されるには至らないのだが、それを重いまま残させないのは見事だと思う。 同じ小説を読むたびに見る立場が変わるのはよくあることだが、この作品でもっとも魅力があるのは父親だという感想は初読時から変わらない。大好きだ。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
何度目かわからないが再読。「伊坂の真骨頂は短編にある」という持論をますます強固にしてくれた思い入れのある一冊。 冒頭の「首折り男の周辺」は新潮文庫「StorySeller」で目にしており、数年を経てこの本でまた出会った。巻末の解説にもあるように「風呂敷を広げたまま畳まずに読者を納得させ」てくれる秀作ばかりと思う。「死神の精度」とともに読んでほしい。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
これも再読。 新潮文庫「StorySeller」に収録のsideAを通勤電車で読んで猛烈に後悔したことを思い出す。 そしてこの本の軸を「夫婦愛」という言葉に矮小化することはおそらくふさわしくない。 素晴らしい一冊だと思う。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
鼎談の書籍化だからするすると読み進められるだろうと思っていたが、3人の気鋭による膨大な知識の水圧に圧倒された。千葉雅也氏が求める「来るべきバカ」とはこういう人たちなんだろう。 一冊を通じて語られるのは「言葉」のもたらす働きであり、その強さゆえに人があまりにも容易に流される様子がさまざまな状況下で起きてきたことを事例を挙げて説明してくれている。 増補で追加された「第4の対話」に全体がほぼ集約されているので軽く読んでから通読すると楽しみやすい。 それと巻末に索引がついているのはとてもありがたい。
が「ナイス!」と言っています。
5級5️⃣
著者個人の紀行本。ビートルズへの熱量に圧倒される。彼らの足跡をたどる旅に出られるとしたらなんと幸せなことか。日本のビートルズファンの代表者で立場的に当然なのだが、とにかくうらやましい。
5級5️⃣
金田一先生が紡ぐ言葉が美しく、読むというより字を聞くという表現がふさわしい。手の届くところに常に置いてある。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2026/06/22(76日経過)
記録初日
2026/05/31(98日経過)
読んだ本
44冊(1日平均0.45冊)
読んだページ
16582ページ(1日平均169ページ)
感想・レビュー
34件(投稿率77.3%)
本棚
0棚
自己紹介

何度も繰り返して読む派です。

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