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2024年11月の読書メーターまとめ

還暦院erk
読んだ本
6
読んだページ
1689ページ
感想・レビュー
6
ナイス
287ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • KAKO

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

還暦院erk
図書館本。三浦さんの小説のシリアスさとエッセイのトンチキさ(←褒めてる!)のギャップって、中島みゆきの歌詞特に恋歌のシリアスさと深夜放送の喋りのヘンテコさのギャップに通じるところがあるなぁ、と随分前から思っていた。これは中島みゆきを大昔から知ってて、かつ三浦さんのエッセイなども初期から追ってなきゃ通じない感想かもしれないが、今回もしみじみ実感した。本書はコロナ期の生活ぶりも描かれていて何故か懐かしい(てか結構忘れていた…)。月山登山は凄い!森敦の同名小説を読みたくなった。
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2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

還暦院erk

ここ2年ほど本書を本日再読して読メ秋の牢獄祭りに参加するのが恒例になっていたが、本日うちの旦那が前回と同じ病室に再入院となり、個室の縛りといい気分的にホントに秋の牢獄感…去年本書を読んでいた頃のわたしは一年後にこんな展開があるなんて全く予想もしなかっただろう。未来って見えないものだと痛感。ちなみに我が蔵書『秋の牢獄』は今娘が読んでます。

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2024年11月の感想・レビュー一覧
6

還暦院erk
図書館本。三浦しをん『三四郎はそれから門を出た』の書評で気になって借りてみた(津原作品は『五色の舟』が切ない感じで印象に残っている)。ネタバレ無しでしをんさんの激賞を信じて読んだが…残酷描写注意!震災や病気に関わるツラい展開もあるので、そういうのに弱い人は正直避けた方がいい作品。わたしはギリギリだったかな。文体は独特で超自然的出来事やメタフィクション登場にも驚いた。ラストは救いなのかどうなのか…。
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還暦院erk
図書館本。読了したはずなのに表題の「答え」くらいしか覚えていない情けない。仕方ないので自作抜き書きノートを再読(苦笑)おお、そういうことが書いてあったんじゃのう…p135「アービトラージ」の意味、わざわざ辞書で調べたのに忘れておるわ…「リカレント」「SRI」「ESG」「ナッジ」…もごもごw。まぁ読んだ後少し部屋が片付いたし時間の使い方にも一時的には自覚的になったから良しとしよう。
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還暦院erk
図書館本。ガーディアン1000冊の70冊目!康成作品は『雪国』初めいくつか読んでいるが、本書はガーディアンリストを見るまで知らなかった。で初読。雑誌「婦人公論」連載だけに文章がスッキリ読みやすく京都の名所案内的描写も美しい…が、昭和前期らしく女性特に正妻の扱われ方が粗雑で気の毒。当時の16歳でも本気の恋で肉体関係に至ることはあるのだろうが、年かさの既婚小説家の方が避妊も考慮せずに「こう抱こう、ああ抱こう」とワクワクするってやっぱ「フケツ!」と叫びたい。で、ネタバレ厳禁!解説は絶対読了後に読むべし。
還暦院erk
2024/11/11 09:34

不倫ダメ絶対とか言い出すと小説世界が狭くなるだろうけれど、本書の主人公はズバリ駄目夫。若い妻、文子が赤子を負うて夜の線路を彷徨う(夫の浮気を悩んでのことと推察される)、で戻ると夫は「なにしてるんだ、子供がかぜをひくじゃないか」と叱る(子供思いなのかもしれないが妻は心配の埒外)、子供の看病で妻がかかりきりになった隙に夫は16の少女と逢瀬、妊娠させてしまう…。

還暦院erk
2024/11/11 09:38

Hentai全開な『眠れる美女』(←これだって倫理的には相当アレ)の方が読後感は遥かに良かった。谷崎『台所太平記』でも再読してお口直ししたいほど。愛のうつくしさ、かなしさ、ままならなさは十分小説世界に表れていて、『美しさと哀しみと』は作品として名作なのだろう確かに。でも読了後、文子のことが切なく頭にへばりついてしまい、わたしには辛過ぎた。ちょっと忘れたい。

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還暦院erk
図書館本。前回(初読時)のノートを発掘したらp66の引用なのか「自分と異質なものの存在を認識せよ」と書いてそれっきり続き無し。どうした自分。三浦しをん書評が面白すぎてノートを忘れたか続きを書いたノートをしまい込んで全忘却したか。仕方ないのでその後をノートしつつ丁寧に再読していった。ああっまた読みたい本が増えてしまった!抜き書きノートは全8ページに増えて、p293~に出てきた津原泰水『少年トレチア』も早速図書館で予約した。橋本修『双調平家物語』の書評にも心動かされたぞ。借りるか?買うか?罪作りな三浦さん♡
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還暦院erk
図書館本。三浦さんの小説のシリアスさとエッセイのトンチキさ(←褒めてる!)のギャップって、中島みゆきの歌詞特に恋歌のシリアスさと深夜放送の喋りのヘンテコさのギャップに通じるところがあるなぁ、と随分前から思っていた。これは中島みゆきを大昔から知ってて、かつ三浦さんのエッセイなども初期から追ってなきゃ通じない感想かもしれないが、今回もしみじみ実感した。本書はコロナ期の生活ぶりも描かれていて何故か懐かしい(てか結構忘れていた…)。月山登山は凄い!森敦の同名小説を読みたくなった。
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還暦院erk
図書館本。この人独特の「楕円のお盆の上に置くように一コマ漫画を描く」表現方法が割と好き。主に「おまけページの小ネタ」だけど。それはともかく、ぽんさん交友関係広いのね。その話題で、創作ネタじゃないとしたら「それ漫画にして平気?本人これを見ちゃっても大丈夫?」ってのも結構ある。まぁそれでもどの回も一応ハッピーエンド。わたし自身は交友関係ほぼゼロで、年賀状も「やめて数年」の隠者だが、夫含む家族との関係においても「やめてみる」的にシンプル化を目指してみたい。ぽんさん、ヒントをありがとう♡
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/01/26(4731日経過)
記録初日
2012/01/01(4756日経過)
読んだ本
3281冊(1日平均0.69冊)
読んだページ
753071ページ(1日平均158ページ)
感想・レビュー
2835件(投稿率86.4%)
本棚
30棚
性別
年齢
64歳
血液型
A型
職業
その他
現住所
東京都
自己紹介

漫画と図書館本が好きです。
辞書で言葉を調べたり、抜き書きノート作ったり、
読書メーターやアマゾンなどの
レビューを爆読したり。
1冊読了してからも、読んだきりで無くて
その作品と濃密に関わりたいタイプ。
再読もしばしば。

シンプルなセミリタイア生活。
還暦後4年半、何とか生き延びられました。

老親遠距離介護関連は
新局面に入りましたが、やはり先行き不透明。
夫も闘病中です。
そんな薄氷の上を歩んでいく日々の中、
非日常や昔人と出会える読書の時間は貴重。
あまり時間が取れなくなったものの
読める間は読んでいく。こつこつと。

「抜き書き」は、
記憶の外注のためだけでなくて、
好きな作家さんの言葉や文体などを
体感したい欲からです。
ルーズリーフに鉛筆でチマチマ書いて貯めてます。

「読んでよかったなぁ」と思う経験を積み上げて
自分の中に小さな図書室を作っていきたい。
その分室が読書メーターかも。

お気に入りご登録の皆さま、
本当にありがとうございます。

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少なくてすみません。
でも
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