ネタバレ君のクイズに続く短編集。ちょっと想像していたものとは違った。私小説のような作家の話に実体験から着想を得たような印象。読みやすい文章ではあったが、なんとも捉えどころがなかった。 ただ山本周五郎賞を受賞されていることを知り次に読む作品は決まった。

ネタバレ聞いてもう、聞く、聞いてもらう、聞く。この繰り返しが基本。 小手先のテクニックもあるが、自分から心を開き聞いてもらうことからすべてははじまる

ネタバレ君のクイズに続く短編集。ちょっと想像していたものとは違った。私小説のような作家の話に実体験から着想を得たような印象。読みやすい文章ではあったが、なんとも捉えどころがなかった。 ただ山本周五郎賞を受賞されていることを知り次に読む作品は決まった。

ネタバレ人生は4000週しかない。いくら効率を上げても次のタスクが生まれるだけで一向に減ることはない。時間などコントロールできないことを受け入れるべきだよ

ネタバレ普段の自分の生活では決して交わることのないケアとセラピーの世界。多くの人が癒されるために通いながら、ただただ居ることで毎日を過ごす。居ることに慣れたら次は出て行くことを目指す。何か矛盾を抱えたような世界だがそこには意味がありながら、意味のないことを繰り返す。 心という見えないものは、傷やガンのように明確な回復がないからこと、明確な治療というものがない。ただ居ることがつらいとは生きることそのものを否定するようで、いくら勉強しても理解できるものではなく当事者になって初めて分かることなのかもしれない。

ネタバレマンガや映画など馴染みのあるサブカルチャーを引用した内容は読みやすく、知っている作品が使われていると興味深く読むことができた。