ネタバレSISTER編と交互読み。 一つの事件に2つの解決を与える、というよりも、両方読まないとストーリーが一本に繋がらない、という感じ。2作を読んでも、設定的に、腑に落ちないところも多々あるし、なかなかやっかいな作品。 ゲームで言うとザッピングのような。2つの物語がつながってきて、両方の視点を得て初めて理解できるところに気がつくとちょっと嬉しかったり。 なので、片方の物語だけで説明されてる部分ってちょっと残念な気がする。すごくチャレンジ精神に溢れた作品だけど、もう一押しあれば、さらによかったなぁと思ってしまう。

ネタバレ完結。ちょっと物足りない感じ。ストーリーがちょっと浅い感じがしてしまった。全体的に驚きのある展開は少なくて、一本道のシナリオ。敵の存在が希薄すぎて、すっきりしないというのもある。消化不良

ネタバレ完結。やや竜頭蛇尾というか、衝撃的な導入、ミステリアスな展開があったものの、中盤に向けてやや尻切れトンボ的な感じがした。 なにか深い理由があるのか？！と思った要素はたいてい、そこまで複雑なことはなく、解決もあっさり。怪しい人がやっぱり犯人と、意外性もそこまでなく。 主人公の感情の起伏や行動などが共感できなくて、ちょっとイライラ。掲載誌の影響かな、サスペンス漫画というにはちょっとリアル路線というか、小説的というか、淡白な部分が目立った気がした

ネタバレ徹頭徹尾、読者のメンタルを削ってくる小説。 序盤のブラック企業、パワハラ上司としての描写から終盤の真相解明まで、少しずつ、時には一気にメンタルを削ってくる。 正直、ここまでコテコテのブラック企業って実在するのかな、というところはあるが、部分ごとには「ありそう」と思える程度の胸糞展開。 読み終わってみれば、これは主人公に対する婉曲的ないじめだよなぁ、と思う。そのなかで実は徹頭徹尾、主人公側にたって行動する探偵役の無駄な明るさが……救いとなるか、鼻につくか。 人によって評価が分かれそうだなぁと思いました。