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2024年9月の読書メーターまとめ

Naota_t
読んだ本
10
読んだページ
2843ページ
感想・レビュー
10
ナイス
111ナイス

2024年9月に読んだ本
10

2024年9月のお気に入られ登録
2

  • ふくとみん
  • だにえる

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Naota_t
#2161/★3.3/山本周五郎の本を初めて読んだ。正い題名は「さぶ」ではなく「栄二」だろう。物語の95%は栄二のことが書かれている。本書により、ふとした陥穽で人生は転ぶこと、同じ世界の中にも全く違う世界があること、人は自らを見つめられるほど更生できることなどを学んだ。ーー「そういう生まれつきの能を持っている人間でも、自分一人だけじゃあ何にもできやしない、能のある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、眼に見えない力を貸しているんだよ、ここをよく考えていくれ、栄二さん」p353
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

Naota_t

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:17冊 読んだページ数:4097ページ ナイス数:102ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/189538/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
10

Naota_t
#2170/★3.2/戦後以降の経済の基本を29項目に分けて解説。項目の後にほぼコラムがついているため、読みやすい構成だ。私が印象に残った内容もコラムが中心だった。1)働き方や家族の在り方が戦後以降から変わっているのに、「第3号被保険者制度」(専業主婦の年金)が変わっていないのは大問題。私もこれが女性の社会進出を阻害していると思う。2)大きな政府か小さな政府が良いのか。その例として車検制度を挙げるのは分かりやすかった。日本人の国民性を考慮した結果も反映すべきであり、簡単に変えられない構造があると気付いた。
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Naota_t
#2169/★3.3/「数学的思考」は高度な暗算能力ではなく、定義・分解・比較・構造化・モデル化することを言う。中でも「分析」が参考になった。分析とは「分」けることがその多くを占める行為だ。増減分析でも何でもまずは分解しないと解決策は見えてこない。また、いい講師=「その分野の知識が豊富+自分ではなく参加者を主役にできるx2+誰よりもその場を楽しむx5」という説も興味深い。モデル化「⚫︎x⚫︎x⚫︎」するにあたり、1つがゼロなら全てゼロ。仕事は「知識x価値観xやる気」が重要だ。どれか欠ければ元の木阿弥だ。
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Naota_t
#2168/★3.1/子育てに関する対談集。昔の子供は14歳くらいで元服して大人になった。大人への過渡期にいる子供にどのような心構えでいるべきかが書かれている。「子供を信じて親の方は控えて見てたらいい」「ルーティーンワークがないと躾ができない」あたりが本題だろう。小学校〜大学生でも、過去に比べて知性が減って「言葉が通じなくなっている」という。読書量の減少が一因だと思う。なお、「まえがき」で「話を本にして印税も頂こうという一石四鳥企画」と読んで、かなりゲンナリした。そんなことは前書きで書くべからず。
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Naota_t
#2167/★3.1/HPや刊行物を切って貼って、まとめただけの内容。基本的には事実の羅列であり、経営者へのインタビューなどもない。著者の考えもほぼ書かれておらず、あっても褒めるだけで批判的な意見は皆無だったため、本書から得られたものはごく僅か。題名に「中国市場と…」とあるものの、中国での戦略は最後にチロっとあるだけ。著者が今まで資生堂にお世話になった恩返しに執筆したような印象だ。「グローバル戦略」といっても走り始めた中国市場のみ。現在は中国で大きなプレゼンスがある資生堂。当時の種まきは成功したのだろう。
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Naota_t
#2166/★3.2/今年読んだ本の中で読了に一番時間がかかった。文字は小さめ、改行がほぼないページもある、余白もない。しかしながら、内容は薄いと感じた。本作を通して山本周五郎が何を言いたかったのか、全く見えてこない。強いて言えば「大切なのは減りもせずなくなすこともできないものだ。人によってそれぞれ違うけれど、見つけようとすれば誰にでも、一つだけはそういうものがあるはずだ」(p102)あたりがメッセージだろうか。切った張ったシーンは若干ヒヤッとしたが、それ以外は印象に残っていない。下巻を読むのが億劫だ。
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Naota_t
#2165/★3.3/教師とはどうあるべきか、心構えなどを説いた本。特に強調しているのが教師自身が常に、仕事以外の分野も含めて学び続けないといけないということ。そうすれば心も若くあり続け、教師としての専門的かつ人間的な魅力も増す=生徒から信頼が増し、生徒の聞く構えもできる。そこで最低限必要な習慣を読書だとしている。直近で「読書"月0冊"6割超」というニュースもあった。教師だけに限らす、今後の日本は教養のレベルが下がり、長い目では国力も下がってくるだろう。PISAで日本の順位が落ちているのも自明だ。
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Naota_t
#2164/★3.3/1993年の本なので、Googleなどがある現代に比べ「情報検索」においては隔世の感があるものの、基本的な考え方は今でも参考なる。「超整理法」は、使ったものを元の位置に戻さず、最新順に置く方法を言う。実は「超整理法」を知る前から私は「超整理法」を仕事で自然と実践していたので、野口氏の主張はよく分かる。これは洋服やPCフォルダの整理やなどにも応用できる。本の整理が難しい点は私も同意だが、保存する本の数は一定数以上は増やさないようにして管理している。これは野口氏の言う「焼畑方式」と近い?
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Naota_t
#2163/★3.2/簡単なようで割と難しい内容だった。「定期」「終身」「転換」など当たり前のように使っているが、正く理解できていなかった。最近、絶対保険に入らなきゃ!という話もあまり聞かない。もらえる保険金を期待値で計算する例は分かりやすかった。宝くじやギャンブルなど、期待値は必ず投資した金額以下になる。保険料も同じ結果だと聞いたら、考え方も変わるだろう。生命保険は人生を送る上で単なる「道具のひとつ」。資金が十分なら不要だし、共済保険でも十分な人もいる。強迫観念に駆られず、自発的に調べる気概が必要だ。
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Naota_t
#2162/★3.2/ビジネス的な学びは少なかった。飲食系の企業は、ジャパニーズレガシーの塊で、就職したいとは全く思わなかった。人事異動や評価もあやふや、そのような社内事情ばかりが書かれていて退屈な内容だった。過去に新卒採用を大学で足切りしていたため、多様性に欠けた。創造的な人材が育たず、意見の対立を嫌い、反対意見を無視する傾向にあったそうだ。政府・官僚人事にも同じことが言えるだろう。前田仁は、本質=お客様を第一に考えていた。先過ぎてもダメ。時代の半歩先を行くマーケティングが肝要であることは理解できた。
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Naota_t
#2161/★3.3/山本周五郎の本を初めて読んだ。正い題名は「さぶ」ではなく「栄二」だろう。物語の95%は栄二のことが書かれている。本書により、ふとした陥穽で人生は転ぶこと、同じ世界の中にも全く違う世界があること、人は自らを見つめられるほど更生できることなどを学んだ。ーー「そういう生まれつきの能を持っている人間でも、自分一人だけじゃあ何にもできやしない、能のある一人の人間が、その能を生かすためには、能のない幾十人という人間が、眼に見えない力を貸しているんだよ、ここをよく考えていくれ、栄二さん」p353
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/02/23(4744日経過)
記録初日
2006/05/06(6863日経過)
読んだ本
2220冊(1日平均0.32冊)
読んだページ
547073ページ(1日平均79ページ)
感想・レビュー
2220件(投稿率100.0%)
本棚
9棚
性別
URL/ブログ
https://note.com/naota_t
自己紹介

新書が好きです。電車で本を読むために会社と家を往復してます。
年間レビュー数は120〜170ほど。
以下、5冊のルーティーンで本を読んでいます。
1)興味のある新書➡︎2)仕事に役立ちそうな新書➡︎3)ブックオフでタイトルを見ずに選んだ新書➡︎4)小説➡︎5)ジャンル不問のハードカバー➡︎1)に戻る

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