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2023年12月の読書メーターまとめ

Francis
読んだ本
8
読んだページ
2202ページ
感想・レビュー
8
ナイス
102ナイス

2023年12月に読んだ本
8

2023年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Francis
10年間積読。アダム・スミス入門としては日本ではこれが一番良さそう。原著を読んだだけでは良く分からなかった「道徳感情論」の内容がこの本を読むことでようやく理解できた。「国富論」は概ね理解してはいたが、この本での著者の見解には完全同意。出来れば政府の役割、租税原則、そして東インド会社などの当時の株式会社に対してスミスがどう感じていたかも書いてほしかった。
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2023年12月にナイスが最も多かったつぶやき

Francis

2023年11月の読書メーター 読んだ本の数:9冊 読んだページ数:3434ページ ナイス数:117ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/197744/summary/monthly/2023/11

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2023年12月の感想・レビュー一覧
8

Francis
リニューアルしたので久しぶりに読んでみた。実を言うと以前現代思想のような難しい論調の論文がやたら多くて閉口し、読むのを止めていました。「世界「は非西欧社会の現実を「中央公論」より多く取り上げているのでそこは高く評価できる。私が以前読んでいた片山義博さんや蓮池薫さん、森本杏里さんなどの連載記事も良し。ただ、松沢裕作さんの記事は何だか難しく、かつての悪夢がよみがえった。まあ、それでも次号も買っても良いかな、と思えるくらいには良くなっていました。
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Francis
三浦訳「神曲」再読了。三浦訳の良さはこの天国篇ではっきりとする。寿岳訳は擬古文調なので格調高すぎる。しかも天国篇はキリスト教神学が絡んでくるのでなおさら内容が分からなくなってしまってる。三浦訳は訳者がキリスト教神学にも理解が深いため解説と併せて読むことで面白く読める。「神曲」初学者にはこの三浦訳をお勧めしたい。
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Francis
ある勉強会の課題本。本当の意味での「教養とは何か」を説いた本。AIが当たり前に使われるようになり、今までの仕事上の知識を生かして仕事をする人は無用になる時代が迫っている。ではAIに代替されない人材になるためにはどうすればよいか。それは答えを出すために知識をひたすら身に着ける事ではなく、逆に自分だけの「問い」を立てる事である。その自分だけの「問い」を立てるためにはどうしたらいいのかを説く。後半分は社会人が大学院に行って論文を書くことの勧めです。私も自分で問いを立てるべく論文を書いてみたくなりました。
Francis
2023/12/22 18:12

なお、著者が吉見俊哉先生に教えを受けているため、吉見先生の「大学は何処へ」で説かれている内容を踏まえてのものになっています。「大学は何処へ」を併読されると面白いでしょう。

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Francis
10年間積読。アダム・スミス入門としては日本ではこれが一番良さそう。原著を読んだだけでは良く分からなかった「道徳感情論」の内容がこの本を読むことでようやく理解できた。「国富論」は概ね理解してはいたが、この本での著者の見解には完全同意。出来れば政府の役割、租税原則、そして東インド会社などの当時の株式会社に対してスミスがどう感じていたかも書いてほしかった。
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Francis
特集「経済実感のフロンティア」経済学は本当にすごい速さで進化していますね。最近日常の読書で最新の経済書に触れる機会が少なくなっているのでそろそろ積読本を読まないと(^^;
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Francis
特集「独裁は選挙から生まれる」。くじ引き民主主義についての論考が面白かった。宇野重規さんが言われていたのだが、古代ギリシャでは民主主義のあり方として選挙よりもくじ引きで直接政治に参加する方が重視されていたそう。「東西史観対決」も面白かった。私の子供の頃は貴族は腐っていて武士は貴族たちを打倒する革命勢力(^^;的な書き方が多かったけど実はこれはマルクス主義者の階級闘争史観の弾きうつしだったらしい。呉座勇一先生もそんな事言ってましたね。
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Francis
再読。寿岳訳に比べると分かりやすい訳なので面白さが良く伝わってくる。この煉獄篇は案外面白い。訳者の三浦逸雄さんの解説が簡潔ながら良い解説であり、それゆえに煉獄篇の理解を深めてくれるのも良い。訳者はカトリック信徒ではない事を解説で明言されているが、それでもカトリックの教義・神学に対する理解は相当なものだと思える。だから子息の三浦朱門さんがカトリックになられたのでしょうね。
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Francis
タイトル通り中学英語の再入門。もう一度英語をやり直さないといけないと思っていたので読んだ。中学で英語を学んだのは40年前になるが、中学英語は馬鹿に出来ないし、基礎として学んでおいたことはのちのち役に立つことを強く実感した。NHKラジオ英会話を聞いているが、これからも聞いていこうとこの本を読んで改めて思った。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/14(4477日経過)
記録初日
2012/03/17(4474日経過)
読んだ本
1467冊(1日平均0.33冊)
読んだページ
444599ページ(1日平均99ページ)
感想・レビュー
1439件(投稿率98.1%)
本棚
1棚
性別
年齢
54歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
神奈川県
自己紹介

読書好き。と言うより読書狂いかも。
読むのは純文学、政治、経済、社会、芸術、自然科学など。
我ながら好奇心旺盛だと思います。

最近、近代経済学の面白さを再発見。
大学は経済学部でしたが、目を悪くしてしまい学業を一時的に放棄。そのためゼミに入らなかったため論文が書けませんでした。その事がずっと心残りなのでもう一度専門的に学び直して世の中に役立ててみたい。

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