読書メーター KADOKAWA Group

2025年11月の読書メーターまとめ

kaoriction
読んだ本
7
読んだページ
2479ページ
感想・レビュー
7
ナイス
269ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年11月に読んだ本
7

2025年11月のお気に入り登録
1

  • 洋書好きな読書モンガー

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kaoriction
クリスティー作品、それもマープルものはそんなに多くを読んではいないのだが、この作品はかなり好みだった。哀れな女たち、自分勝手な お金に目のくらんだ男たち。いまの時代にも絶対にいるような 全く古びない登場人物たち。冒頭のタイピストたちも含め描写が巧みだ。そして何より、やっぱりラストの手紙がこの作品の白眉だと思う。マープルが事件解決まで水松荘に残らないという運びはこのためだったのか、と。マープルの静かな怒りと悔恨、安堵がじわりと広がった。時代を経てもクリスティーが読み継がれるのは、こういう作品があるからだな。
めりっく
2025/11/16 17:40

これ、クリスティーの中でも特に好きな一冊だったのー♪ お話はもうすっかり(何せ35年以上も前だもの)忘れちゃってるけど(゚∀゚)

kaoriction
2025/11/16 18:01

めりっくさま⭐︎私もこれまで読んだクリスティーの中ではダントツに好きな作品に躍り出たよ( ̄▽ ̄) しかし、35年以上…(笑)それでも色褪せないクリスティーはやっぱりミステリの女王だわね。

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

kaoriction

読み応えのある作品が多く満足度高めの10月でした。プラス、これからは苦手な作家を克服して行こう!と思っているところで、私的三代大苦手な作家さんのうち 柚木麻子、原田マハ作品を一冊ずつ読んでみました。少しだけ克服😅これを機に少しずつ読んでみよう!という目標と共に 残るお一人もなんとか克服したいところ。★2025年10月の読書メーター ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/202070/summary/monthly/2025/10

読み応えのある作品が多く満足度高めの10月でした。プラス、これからは苦手な作家を克服して行こう!と思っているところで、私的三代大苦手な作家さんのうち 柚木麻子、原田マハ作品を一冊ずつ読んでみました。少しだけ克服😅これを機に少しずつ読んでみよう!という目標と共に 残るお一人もなんとか克服したいところ。★2025年10月の読書メーター ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/202070/summary/monthly/2025/10
めりっく
2025/11/02 08:02

つたわっちゃうよね〜。「かがみの孤城」の結末にモヤモヤしたのも、なるほど人となりだわ。本屋大賞って…。

kaoriction
2025/11/02 21:02

だよね…本屋大賞やらなんちゃら賞やら……うーん…そうなのかぁ〜っていう印象🙄

が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
7

kaoriction
東京會舘の歴史と追憶を淡々と。各章、その時代、その場面場面での「わたし」が通り過ぎてゆく。贅沢を言えるのならば、誰か一人に絞った東京會舘の物語を読みたかった。が、これは「わたし」ではなく、「東京會舘」というひとりの物語なのだ。たぶん、と思い至る。第九章では不覚にも泣いてしまった。あんなに苦手だ、文章が合わないとほざいていたのに。この直木賞作家は著者自身の投影なのだろう。淡々とした他の「わたし」に比べると、だからこそのリアルが迫った。この「わたし」あってこその本作な気がする。この九章だけでも読めてよかった。
めりっく
2025/11/30 18:09

よっぽど合わんのだね、辻村氏。アッシも避けよう。なむー(ー人ー) あとB氏は実はあんまり本読んでないと怪しんでる…ま、そういう作家は他にもいるけどね。それが悪い訳じゃないんだけど。

kaoriction
2025/11/30 18:21

あー、B氏の読書は漫画なんじゃない?わからんが。

が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
個人的に三大苦手作家、最後のおひとり辻村美月である。内容的に一番読めるのではないか、読むぞ!と自分で自分を追い込む為にも文庫本を購入して臨む。中盤までは率直に言って、やっぱり苦手。苦戦。なんていうのか…文章が合わない、文章の呼吸が合わない。躓いてばかりでなかなかページが進まない。連作短編ということもあり、もっと深いところまで読みたい私には物足りない。が、内容的には興味のあるものだし、展開も気にはなるし、と読み進め、第三章からだいぶ慣れてきた。バーテンダーからベーカーへの話の流れは好き。この調子で下巻へ。
が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
嘘なく。自分に嘘なく生きよう。いつ終わるかわからない、残りわずかな人生だとしても。限りある人生だ。自分にだけは嘘つくことなく真剣に生きることを。10年愛され続けるシリーズ。気になっていた作品が文庫化されて本屋に平積みされていたので買った。10年の月日を感じない それぞれが抱える社会での葛藤、立場。普遍的だ。そこに注ぐあたたかくも強く優しいシャールの言葉。みんなそんなシャールの言葉に触れたくて読み、それが人気の所以なのだろうと思う。「当然よ。私たちは、なんだってできるのよ」。緩やかにじんわり浸透する言葉。
が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
騙された!タイトルと表紙の雰囲気からもっと軽めのコージーミステリなのかと思っていたのだが、そんな思いの少し斜め上を行くくらいには騙された。舞台は戦後ロンドン。アイリスとグウェン。対照的な二人が営む結婚相談所。始まるコンビの謎解きと、人生を切り拓こうとする勇姿。時代が時代だからか、二人を取り巻くバックグラウンドはわりと重め。けれど、ウィットに富んだ会話とセンス。ストーリー性もありテンポ良く読める。その点はコージー? 古き良き英国という雰囲気が堪能できるし、個人的には控えめに言って、とても好き。続編も読むよ。
が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
クリスティー作品、それもマープルものはそんなに多くを読んではいないのだが、この作品はかなり好みだった。哀れな女たち、自分勝手な お金に目のくらんだ男たち。いまの時代にも絶対にいるような 全く古びない登場人物たち。冒頭のタイピストたちも含め描写が巧みだ。そして何より、やっぱりラストの手紙がこの作品の白眉だと思う。マープルが事件解決まで水松荘に残らないという運びはこのためだったのか、と。マープルの静かな怒りと悔恨、安堵がじわりと広がった。時代を経てもクリスティーが読み継がれるのは、こういう作品があるからだな。
めりっく
2025/11/16 17:40

これ、クリスティーの中でも特に好きな一冊だったのー♪ お話はもうすっかり(何せ35年以上も前だもの)忘れちゃってるけど(゚∀゚)

kaoriction
2025/11/16 18:01

めりっくさま⭐︎私もこれまで読んだクリスティーの中ではダントツに好きな作品に躍り出たよ( ̄▽ ̄) しかし、35年以上…(笑)それでも色褪せないクリスティーはやっぱりミステリの女王だわね。

が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
古今東西の名作といわれる文学を紐解きその魅力とそのお話にまつわる思い出を綴った いわゆる「名作ブックガイド」。読んだことのあるものも多かったけれど、それらはまた読み直したい気持ちになり、読もうと思っていたものや、気になっていたものは更にそんな気分を後押しされたような。とりあえず気になっていた石井桃子『幻の朱い実』、ヘンリー・ジェイムズ『ねじの回転』、イーディス・ウォートン『エイジ・オブ・イノセンス』は読もうと思う。全体的に楽しく読めたが、著者の「三十代になった私」の現状、思いを吐露されるのが邪魔だった。
めりっく
2025/11/13 18:23

「ねじの回転」はボクも懸案図書ですの。最後のピリリが効いとりますな(°▽°)

kaoriction
2025/11/14 20:22

めりっく様⭐︎「ねじの回転」、やっぱり懸案図書館?だよね。長い間気になっていたので、これはもう読むか、という感じ。最後のピリリ(笑)柚木氏の何が苦手だったかって、そういう部分だから…そんな苦手な部分がちょいちょい挟み込まれていて、なんかウザッてなったわ(。-∀-)

が「ナイス!」と言っています。
kaoriction
故郷。ストリックランドが求め、追い、描こうとしたのは。「はじめから決められた故郷以外の場所に生まれ」たが為に、真の自分の故郷を探していたからなのか。タヒチという故郷に行き着くまでの道のり、葛藤は凄まじい。彼は、人間ではなく「芸術家」として生きたかった、生きた、のだろうな。語り手の「僕」の語りがまだるっこしくて読み進めるのに時間がかかったが、ストリックランドの得体の知れぬ魅力というものはじわじわと私にも浸透してきた。人間を狂気に導く芸術的創造情熱を指す「月」、しばらくは空を見上げる度に彼を思い出しそうだ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/25(5015日経過)
記録初日
2012/03/13(5027日経過)
読んだ本
1104冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
293225ページ(1日平均58ページ)
感想・レビュー
1011件(投稿率91.6%)
本棚
23棚
性別
血液型
O型
現住所
東京都
外部サイト
URL/ブログ
https://note.com/6kaorin5
自己紹介

読書雑記の note 始めました。
感想や本のあれこれを書いています。

https://note.com/6kaorin5



2025.8. 現在
スランプを経て、
「今度読もう」「いつか読もう」
と本棚に積み重なってしまっている本をどんどん、ジャンジャン崩して行こう!と思い少しずつ実行しているところ。

明日、消えてなくなるかもしれないんだから、
いつか、なんて言っていられないのよ。

と同時に、
「いつか読みたい」「気になっていたんだよね」という本もどんどん読んで行こうと思っている所存。


やっぱり、どんなところに行っても、どんなことがあっても、私の帰る場所は ここ なんだな、と。
やっぱり、結局、私は 本が好き なんだな、と。


..・*・.. ..・*・.. ..・*・..


テレビが無くても
生きてはいけるけれど、
本が無くては
きっと生きてゆけません。

願わくば。
本に囲まれ、本に埋れて暮らしたい。
暮らしてゆきたい。

* * *

2012年3月13日、読書メーター登録。
「読み終わった本」は、それ以前のものも登録していますが、「感想」は、登録後に読んだもの。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう