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2025年5月の読書メーターまとめ

りっつん
読んだ本
10
読んだページ
3068ページ
感想・レビュー
10
ナイス
253ナイス
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2025年5月に読んだ本
10

2025年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

りっつん
木挽町でおこったあだ討ちを目撃した関係者に男が話を聞いていく・・・。この感じは松井今朝子「吉原手引草」にすごく似ている。あっちは遊女が消えたストーリーですが。「仇討ち」というのは響きはすごくドラマチックだが、その実お上に許可をいただき、許可が下りたら仇討ちを成し遂げるまで国元に帰れないという決まりがあるなんて驚き。仇討ちすらお役所的だったのか。後半にタイトルのほんとうの意味に気が付いた。なるほどそういうことだったのか。「徒」には「何も持たない」「何もしない」「一緒に事をする仲間」のことらしい。天晴!
springday
2025/05/22 11:27

「仇討ちすらお役所的だったのか」に笑ってしまいました‼️上手い表現ですね〜。泣ける作品に出会えて嬉しい限り。

りっつん
2025/05/22 11:47

なんだか「仇討ち」に対するイメージ激変しましたよね・・・。実は役所に手続きしてたのか・・・と。江戸ものが好きなので、他の作品も読んでみたいですね!

が「ナイス!」と言っています。

2025年5月にナイスが最も多かったつぶやき

りっつん

4月は「あきない世傳」シリーズを読破したせいか冊数がいってしまった。5月はそんなにいかないはず。高田郁が面白かったので折を見て他のシリーズも読んでみたい。 2025年4月の読書メーター 読んだ本の数:24冊 読んだページ数:7084ページ ナイス数:375ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/207723/summary/monthly/2025/4

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2025年5月の感想・レビュー一覧
10

りっつん
亡き祖母のことを思い出しつつ描かれたエッセイ。亡き祖母って聞くとまるでのび太のおばあちゃんのような縁側が似合うおばあちゃんを想像しそうだけど、全然違う。プライドが高く、終活や断捨離とか「なんのこと?」と鼻にもかけないようなお嬢様のような縁側よりもお城が似合う祖母。祖母と秘書係である作者のロンドン旅行。ロンドンのホテルスタッフのホスピタリティのすごいこと。そしておばあちゃんのキャラの濃さ。おばあちゃんの金言が刺さる刺さる。あぁ、私もきちんと女を磨かねばと頭が下がる。ぜひ他の作品も読んでみたい。
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りっつん
万城目好きには必読の一冊。小説とエッセイで「え?別人?」ってくらい雰囲気変わる作家さんもおられるけど(恩田さんとかだいぶ違う気が)、万城目さんはエッセイでも万城目節。いやー、万城目祖父すごいな。昔ってそんなカジュアルに苗字の読みとか変更できたの?おおらかすぎやん。瓢箪にはまったり、現実逃避したりと、エッセイと小説の世界が混ざるシーンが多くて楽しく読めた。小説ができた経緯なども書かれていてふみふみとなった。他のエッセイもぜひ読んでみたい。
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りっつん
なんとも感想というか評価が難しい作品。バレエと少年のストーリーというだけで「蜂蜜と遠雷」のような話かと勝手に思い込んでいた。天才バレリーナのことを叔父・友達などの目線で描いていて、最後は本人目線の短編。インタビューに答えるかのような文体だったので、もしや主人公はもう亡くなっているのかと思った。主人公Halの苦悩や葛藤などひりひりするような、緊張感の溢れるようなことは全く描かれなかったのが個人的には残念。ある意味恩田陸の新境地なのかしら。天才たちの集まりだった。
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りっつん
百物語はおちかから始まり、今は聞き手二代目のひょうきんな富次郎。このシリーズが進むにつれ語り手が次々と変わるのかなと思っていたら、どうやらシリーズ十にして、思わぬ展開。百物語の裏で三島屋の長男のごたごたが起きていて、ようやくどうにか収まったかと思いきやの凶事。果たしてシリーズの着地点は一体どんな風になるんだろう。謎の男の招待はいかに?今回は表題作よりも「甲羅の伊達」「百本の包丁」が民話的で良かった。このシリーズは読むのに良い意味でカロリーを使う。
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りっつん
私の好きな出版社PIE。このサイズ感ちょうど良い。世界各国の朝ごはんの写真がまー素敵。奥付見ると全て写真サイトからデータ買ってるやん。朝ごはんが2回ある国や、朝は火を使わないとか、ほんとこんなに国によって違う。食に歴史ありは正にで、戦争や侵略によっておこった食の変化はふむふむって勉強になる。行ったことのある国がでてくると嬉しいし、第二段もやってほしい。日本が出てこないのが不思議。日本の朝ごはんを載せるとしたらご飯に漬物に焼き魚?そんな朝ごはん久しく食べてませんが・・・
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りっつん
木挽町でおこったあだ討ちを目撃した関係者に男が話を聞いていく・・・。この感じは松井今朝子「吉原手引草」にすごく似ている。あっちは遊女が消えたストーリーですが。「仇討ち」というのは響きはすごくドラマチックだが、その実お上に許可をいただき、許可が下りたら仇討ちを成し遂げるまで国元に帰れないという決まりがあるなんて驚き。仇討ちすらお役所的だったのか。後半にタイトルのほんとうの意味に気が付いた。なるほどそういうことだったのか。「徒」には「何も持たない」「何もしない」「一緒に事をする仲間」のことらしい。天晴!
springday
2025/05/22 11:27

「仇討ちすらお役所的だったのか」に笑ってしまいました‼️上手い表現ですね〜。泣ける作品に出会えて嬉しい限り。

りっつん
2025/05/22 11:47

なんだか「仇討ち」に対するイメージ激変しましたよね・・・。実は役所に手続きしてたのか・・・と。江戸ものが好きなので、他の作品も読んでみたいですね!

が「ナイス!」と言っています。
りっつん
だんだんフェロモン店長の登場回数が減っているものの、他のキャラクターも個性的で魅力的。そしてプロローグのみ登場する子が徐々に店長に近づいてきた。シリーズ5あたりはとうとう接触するのでは?もしかしてシリーズ最終巻にはエピローグに登場するとか?今回はコンビニで働いている高木君がメイン。今まで端役だったけど、じゅえるちゃん登場から徐々に出てきて、アル・パカッションの中の人の生みの親的な存在なので今後の活躍にも期待大。次こそは店長の兄登場か?長く続いてほしいシリーズ。
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りっつん
2が気になるところで終わっていたので、わくわくしながら3へ。プロローグはいつもの大学生の女の子。この子はいつか本編にも絡んでくるのかな。フェロモン店長が出てくる率が低めの3だったけど、フェロモン店長の推しになったアイドルや、他にもキャラが出てきたので丁度良かったかも。2ではいい印象のなかった華は、3でどういった半生か明らかになり同情がわく。もっと違うやり方があったと思うけど、そうするしかなかった葛藤が苦しい。いつも冷静な廣瀬君の違う一面が見れていいぞーって応援したくなった。4はフェロモン店長の兄が登場!?
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りっつん
タイトルが良い。彩瀬さんの作品はとにかくタイトル付けが秀逸。新幹線に乗って大事な人に会いに行く短編集。還暦を超えた主人公も、作家も、国会議員もみんな迷っているし、悩んでいるし、背負っているものがそれぞれある。それがすっかりキレイになくなることはないかもれない。コロナ化を経て、zoomなどで対面で話す必要がなくなった中、会いに行くことにもきっと意味がある。実際に会って話をして顔を見る。旅先や故郷の風や匂いを肌で感じることが大事なはず。嵐を超えた先にはトンネルを抜けた後のように光が見えるはず。
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りっつん
一穂さん二作目。短編集の場合、表題作が含まれることが一般的だと思うけど、これはそれがない。つまり全ての短編の根底に「ツミデミック」の上に成り立っているのかと。最後の作品でようやく「ツミデミック」が「詰みデミック」だと思い至った。パンデミックによって人生に詰んだ人々の話。一穂作品の油断ならないところは、最後の最後まで良い話で終わるのかイヤミスやホラーで終わるのかが読めないところ。なんせ文章が上手く、狂気を孕んだシーンも心あったまるシーンも情景がうかぶ。他の作品も読んでみたい。
ミカママ
2025/05/04 11:24

はじめまして。わたしだけじゃなかった!(笑)「詰みデミック」

りっつん
2025/05/05 07:18

ミカママさん初めまして!人生詰んだって人の話が多いので、詰みっぽいですよね!詰み→罪に移行する話もありましたが・・・

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/10(5005日経過)
記録初日
2012/04/08(5007日経過)
読んだ本
1434冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
391263ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
643件(投稿率44.8%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

滋賀生まれ、結婚と同時に名古屋→カナダ🇨🇦3年半→ベトナム🇻🇳6年弱→北海道🐄いまここ

久しぶりの日本生活!
読むぞー

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