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森 博嗣(3)アガサ・クリスティー(2)ハン・ガン(1)ジョージ オーウェル(1)綾辻 行人(1)37%森 博嗣25%アガサ・クリスティー12%ハン・ガン12%ジョージ オーウェル12%綾辻 行人著者グラフ上位10名
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最近の感想・レビュー

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jjj
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ネタバレ椙田氏の印象とは異なり、以前の様に積極的に事件に関与しなくなった西之園先生。この様な変化は、大人になったという事か、若しくは”η”にて金子君に指摘された事に由来するのか。 記憶が薄れている為に定かでは無いが、”幻惑の死と使徒”との繋がりを思わせた本作。久しぶりにS&Mを読み返したくなった。
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jjj
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この本のジャンルは何という名前なのだろう。これまでに読んだ事のない文章の様。小説のように物語的で読み易く、エッセイのように著者の心象が描かれ、それでいて表現が詩的で。この本を何と呼ぶのだろう。同じような作品があれば読みたい。もしかするとこのジャンルの名前をハン・ガンと呼ぶのかもしれない。
0255文字
jjj
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ネタバレ本作はさながら主人公の真なる自己と出会うための冒険譚.過去の回想によって彼女の人間性が,周囲との関係性により浮き彫りになっていく.物語の殆どは彼女の精神世界の話であるにもかかわらず,彼女の人間性に対する解像度が上がっていく様は非常に読み応えを感じさせた.本作を読んで,自己を顧みた,もしくは身近な誰かを連想させた人は少なくないのではないだろうか(私もその一人である).きっと本作を読み返すたびに新たな出会いを経験する,そう思わせる人生のバイブル的名作であると感じた.
jjj

また本作は,読む人に依っては家庭崩壊を招きかねないほどの力を持つと感じられた.人に勧める際には注意が必要と思われる.

11/04 15:28
0255文字
jjj
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ネタバレ名作ミステリを初読。まさに殺人事件に巻き込まれた人間達の群像劇。登場人物全てが殺人のターゲットとして仄めかされる事から、誰一人として蚊帳の外にしない構成は、各キャラクタのモノローグにも臨場感を感じさせる。独白のシーンで語られた犯人の心情および動機、登場人物の目や警察の捜査を欺く犯行トリック、またそれを本格ミステリの枠に落とし込んだ構成、全てが洗練されており、300ページ弱に収まる本作はまさに無駄の削ぎ落とされたミステリ作品の完成形を思わせる。
0255文字
jjj
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ネタバレ言わずと知れた本格ミステリの金字塔.期待通りの難解な謎に頭を悩まされ,見事に騙された.私が本作で素晴らしいと思えたのは,叙述トリックを本格ミステリの枠組みに綺麗に落とし込んでいる点である.私が過去に読んだ別の作品では,作中の事件と,作品としての叙述トリックは完全に独立しており,読者にとってのミスリーディングとして機能はするものの,直接事件とは関係のない要素でしかなかった.しかし本作では,叙述トリックの部分が事件におけるアリバイ作りとして昇華されている.(続く)
jjj

(続き)これが意味するのは,叙述トリックを見破れなかった(私を含む)読者に対する,犯人への敗北である.また本作では,プレートの存在がメタファーとして機能していたように思う.本格ミステリを読む際,読者は登場人物と一体になり,作中で謎が明かされる前に真相に辿り着こうとするわけだが,それはまさに我々が”探偵”役となることに他ならない.犯人の独白フェーズにおいて,作中の探偵役であるエラリイについて「愚かなエラリイ」と語ったが,これはまさに叙述トリックを見破れなかった読者に対する煽りであるように思えてならなかった.

10/20 22:44
jjj

(最後)読者に対して,このような敗北体験を植え付ける要素が,本作が,他の作品と一線を画す由来であるのだと思う. 初めて著者の作品を読んだのだが,見事に敗北を喫して打ちひしがれてしまった.悔しいので本シリーズのほかの作品も読んでみようと思う.(非常に楽しみである)

10/20 22:46
0255文字
jjj
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ネタバレXシリーズ第2作.やはり本シリーズは直球のミステリ作品となっている模様.今のところ森作品らしい要素(事件の偶発性などを絡めたミスリード,詩的表現,理系的表現,など)があまり感じられないが,それもまた新鮮でいつもと違った楽しみ方ができている. 本作でも”西之園先生”が登場したが,いつの間にか一端の社会性を身につけたようで,親目線のような感情を抱いてしまった.
0255文字
jjj
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権力の支配構造を表現した、ジョージ・オーウェルによる政治的寓話。同著の小説1984年では、叛乱の意思を圧し折る様が劇的に描かれ、権力者による支配体制が維持される構造が恐ろしくも見事に表現されたが、本作では権力者が変わっても支配構造が変わらない様が、より現実味を帯びて皮肉的に描かれている。実際に私は読み進める中で、現実の世界での出来事とのリンクを幾つか感じる事があった。 また本書の解説者である開高氏は、社会実装された支配構造維持システムを覆す事の困難性に言及している。現実にならない事を願わずにはいられない。
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jjj
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ネタバレXシリーズ第1作。Gシリーズに比べて、より純粋にミステリ作品として楽しめた印象。 本シリーズの主要キャラクタは、森作品には珍しく、天才のいない3人で構成されていると感じる。それが新鮮で、彼らの今後の掛け合いが楽しみでもある。 また森作品ではお馴染み、過去作のキャラクタも登場(そのおかげで作中の時間軸や拠点がわかった)。過去作人気キャラの彼らが今後どのように関わるのか、またシリーズを横断した物語がどう動くのか、今後の展開がとても楽しみである。
0255文字

読んだ本
80

積読本
10

読みたい本
137

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/04/24(4725日経過)
記録初日
2011/10/27(4905日経過)
読んだ本
80冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
32038ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
50件(投稿率62.5%)
本棚
24棚
性別
職業
IT関係
現住所
東京都
自己紹介

読書は速くないし数も多くないけれど,読んだ本の感想はできるだけ認めたいと思います.

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