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2025年11月の読書メーターまとめ

雪乃
読んだ本
10
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4486ページ
感想・レビュー
10
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2025年11月に読んだ本
10

2025年11月のお気に入り登録
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2025年11月のお気に入られ登録
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2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

雪乃
ネタバレ結末を忘れたので再読、のつもりがまさかの初読みでした(笑)こんな話題作なんで読んでないのか考えたのですが「下品」「主人公に共感できない」のマイナスレビューを見たんだと思います。たしかにずっと嫌悪感がある小説でしたが、スラスラ読みやすいし大ドンデン返しが気になるので頑張って読みました。まさかこの嫌悪感が嫌悪感ではなく違和感だったとは。思い込みと言うかアンコンシャスバイアス怖い。たしかに高校は義務教育じゃないから高齢者も通えるし、愛子は「お祖父さん」とは言っていない。凄い!よく出来ている恋愛推理小説だ。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

雪乃

📚神田古本まつり2025📚 今年は『演劇散歩』を購入しました。 古本との出会いは一期一会、ということで少し迷いましたが(昔の本だったので)安かったので買いました📘

📚神田古本まつり2025📚
今年は『演劇散歩』を購入しました。
古本との出会いは一期一会、ということで少し迷いましたが(昔の本だったので)安かったので買いました📘
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
10

雪乃
ネタバレ今年の本ではないが今年一番、もしくは二番目に良かった本かもしれない。本好き、神保町好き、古典好きなので一気読みしました。一応ジャンルはミステリーのようですが、終戦後の文化戦争のお話しです。と言っても歴史フィクション小説なので史実は一部です。旧華族が困窮する話しは胸が苦しかった。白木屋の販売会で古典籍が一冊も売れなかったシーンも泣きそうでした。フィクションなのに、歴史小説なんじゃないかと思うぐらいのめり込んで感情移入しました。やっぱり古書店が舞台の小説は面白い。
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雪乃
ずっと読みたいと思っていたのに何年も放置してしまった作品。ようやく読めました。本格美術ミステリーです。めちゃくちゃ面白かった。2018年に東京都美術館でプーシキン美術館展を観てからアンリルソーに興味を持ちました。なのでその後に読めたのは本当に良かったです。「馬を襲うジャガー」とか好きなので、生前は笑われたりバカにされていたりしていたのをこの本で知ってショックでした。最後の解説にもあるように、美術史とミステリーは相性がいいので原田氏の他の作品も読んでいきたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
ネタバレ結末を忘れたので再読、のつもりがまさかの初読みでした(笑)こんな話題作なんで読んでないのか考えたのですが「下品」「主人公に共感できない」のマイナスレビューを見たんだと思います。たしかにずっと嫌悪感がある小説でしたが、スラスラ読みやすいし大ドンデン返しが気になるので頑張って読みました。まさかこの嫌悪感が嫌悪感ではなく違和感だったとは。思い込みと言うかアンコンシャスバイアス怖い。たしかに高校は義務教育じゃないから高齢者も通えるし、愛子は「お祖父さん」とは言っていない。凄い!よく出来ている恋愛推理小説だ。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
恒川氏の新作が出るということで発売日と題名だけ覚えて本屋へ行ってビックリ!凄い鈍器本だ、大丈夫かな、が最初の感想でした。その不安はなんのその、大好きな恒川作品なので楽しく読めました。しかも、私が好きでよく行く美術展の一つである「マヤ文明」が舞台。今までのホラーファンタジーとは少し違う歴史冒険小説です。映画「アポカリプト」を脳内再生しながら読み進めました。好きで知識がある分、儀式や戦争のシーンも想像できたのが面白かったし怖かったです。恒川氏は最近短編集が続いていたので、ようやく長編が読めて嬉しいです。
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雪乃
こちらも「黒蜥蜴」目当てで読みました。三島の黒蜥蜴は初読みでしたが、江戸川乱歩の原作より恋愛感が強いですね。宝塚宙組でどんなミュージカルになるのか楽しみです。3作通して思ったのは三島の戯曲は読みやすいと言うこと。泉鏡花で戯曲が読みづらいと思ってしまいましたが、スラスラ読めて1日で読了です。小説より戯曲に向いていたのではないかと言われているのに納得。「若人よ蘇れ」と「喜びの琴」も初読みですが面白かった。喜びの琴事件は知っていたんですけどね(笑)この2作はなかなか舞台化されないとのこと。読めて良かったです。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
なぜ作品集Ⅱから読み始めたかというと「黒蜥蜴」を再読したかったからです。「一枚の切符」は初めて読みました。幻のデビュー作ですが、なるほど二銭銅貨と共通点があります。「陰獣」は安定の面白さ。乱歩作品を読んでるって感じます。「黒蜥蜴」は本当に傑作。何度読んでもハラハラドキドキ。宝塚宙組でどのような演出になるか楽しみです。「何者」と「断崖」は初読みですが、イマイチ。面白くないわけではないのですが、陰獣と黒蜥蜴のインパクトが強すぎて、読みやすい短編だったなと言う感想しか残りませんでした。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
短編集が続いている恒川氏。今回はホラーではなくファンタジー短編集です。それぞれ独立した話ですがすべて繋がっており、吸血鬼ルルフェルは主人公ではないものの全話登場。遠い昔っぽい話もあれば、闇バイトやコロナやAIなども出ててきて楽しく読めました。初めの「箱の中の王国」が一番好きかなと思いましたが「スズとギンタの銀時計」も良い。追いかけられていると私もページをめくる手がとまらない。お祭のようなものが追いかけてくると言うのがまた恒川氏っぽくていいですね。私は『パプリカ』のパレードの和風版と脳内変換しました(笑)
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
本屋大賞は本当に相性がいいな。この本を読んで本当に良かった。あったかい物語。変に泣かせにくる話ではなく自然に感動する。血の繋がっていない親たちが愛情を注ぐ姿は、人間くさいところもありながら素敵。親に恵まれるって幸せだね。急に10代の親になる覚悟もカッコいい。ぜひ多くの人に読んでほしい。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
いろんな作家にまつわる話。ミステリーみたいに最後「え?」となる話もあって面白かった。一番好きなのは「書く機械」私もその機械欲しいと思いました。何も書けないですが(笑)「奇骨先生」は『町の本屋はいかにしてつぶれてきたか』の内容に近くて、もちろん『作家小説』の方が先に出版されていますが、なるほど本当だったのかと思いました。「サイン会の憂鬱」は全体的にいい感じ。「書かないでくれますか?」はホラーだなと。もう少し掘り下げて中編くらいにしたら完全にホラーです。全編、有栖川有栖先生っぽい本でした。
が「ナイス!」と言っています。
雪乃
泉鏡花の戯曲だけを集めた本です。久しぶりに読んだ作品も初めて読む作品もありました。戯曲だからか読みにくく感じましたね。若い頃はシェークスピアとか読んでたのになぁと悲しくなりながらも、作品は素晴らしかったです。日本語の表現やリズムが綺麗で泉鏡花ワールドにどっぷり浸かれました。三島由紀夫が絶賛した「山吹」を初めて読めて良かったです。別の世界へ連れて行ってくれそうな男、興味はありますが私はついて行かないだろうな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/13(4962日経過)
記録初日
2012/03/01(5035日経過)
読んだ本
273冊(1日平均0.05冊)
読んだページ
80543ページ(1日平均15ページ)
感想・レビュー
225件(投稿率82.4%)
本棚
11棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

小説、戯曲のみ登録しています。
漫画、新書、ビジネス書、実用書、タレント本、自然科学、美術本ex何でも読む雑食ですが登録していません。
図書館や本屋が舞台になっている作品とミステリーが好きです★
いろんな作家の作品を読みたいのでオススメがあったらぜひ教えてください。
最近はライトノベル多め。
恒川光太郎さんの大ファンで全作品読んでいくつもりです。
文豪だと泉鏡花、三島由紀夫、谷崎潤一郎、川端康成の美文作家4人と、江戸川乱歩が好きです。

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