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2024年3月の読書メーターまとめ

キムチ27
読んだ本
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感想・レビュー
11
ナイス
1044ナイス

2024年3月に読んだ本
11

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

キムチ27
「地図と」とは毛色をかなり異にした快作。リーダビリティ強、車中であっという間。1度きりの人生、どう歩むか選択肢は万華。しかもギフトの天与才覚は並じゃない。本庄も僕も…24H365日「意識の表層に幾つもの単語が舞う」世界。穿った見方からしたらフツーの家庭生活は可能かな?世の中の問題は殆ど答えなし、クイズと言う競技が答えのあるものだけを切出したモノとは、いい得て妙。読み手はクイズ自体に興味無くても突き詰めた緊迫感にエンドルフィン表出される。ラストで辿り着く僕の境地は…論多出だろうが平和でいいね🕊✨
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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

キムチ27

大阪は一昨日大雨で、昨日はちょっと、このルートまずいかな・・と思いつつ、沢を下ってきた(水量が増えていて、滝が瀑布状態⚠)16時から仕事上予定があったので大急ぎで登山口へ。あれ?サツマイナモリ?季節が早いけど、この暖冬・・やはり開花が早かったのね。夕方だったので群生して一斉に開花した豪華な景色ではないけど、華憐(ー_ー)!!

大阪は一昨日大雨で、昨日はちょっと、このルートまずいかな・・と思いつつ、沢を下ってきた(水量が増えていて、滝が瀑布状態⚠)16時から仕事上予定があったので大急ぎで登山口へ。あれ?サツマイナモリ?季節が早いけど、この暖冬・・やはり開花が早かったのね。夕方だったので群生して一斉に開花した豪華な景色ではないけど、華憐(ー_ー)!!
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2024年3月の感想・レビュー一覧
11

キムチ27
以前にキリング・フィールドの映画を見た衝撃が脳内に焼き付いたまま。時は1956~1978 クメール・ルージュ一色のカンボジア。仏領から形だけの独立を遂げた後 独裁者シアヌーク~米べったりのロンノル、そして謎の男ポルポト。最悪と言われるジェノサイド。政治・腐敗・倫理・人民、倫理などの語彙が空ろに飛び交うだけの社会、そして当作の展開。子供主役 ソリア、ムイタック、泥、輪ゴム、綱引きの大人も交じりゲーム?が展開し。正直、乗り切れなく、これが山本周五郎賞かという新たな視点も認識。4章頃ぐいぐい中身が動き下巻へ
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キムチ27
自分が学んだ世界史は暗記科目としか記憶はなく、その後現在ではほとんど姿を変えた事実で埋められている。人生を歩き、世界の動静を見聞きし、できれば他国人と交流する・・それこそ世界史を「泳ぐ」と。あたかも読むyoutube・・サクッと読める上 実に愉しい。視野狭窄、感情論に陥りやすい事への学びにもなる。似非インテリや尖った系の人からすると突っ込みが多々あることはさておき。。20C以降優位位置に存するアングロサクソン系の流れ「白人優位主義、短頭長頭の異、英露へ分かれたノルマン人、中国と囲む匈奴、その後の枝分かれ
キムチ27
2024/03/24 08:40

アンテナを刺激。更に刺さったのは「混血」純血主義とか国粋という言葉。地球の人類は混血で歴史を作ってきた‥更に征服すると必ず付きまとう性奴隷。インディアンや黒人等原住民に行われた強制混血。近代に入り台頭した人権思想からすると由々しいものと言いつつも事実は今日が証明している。哀しい程に美しいアフガン美人を始めシルクロード各地に見られるのはその証拠。日本に生まれた幸せは言い表せない幸せ!核の傘を信じる平和かぶれの考えは私にすると恐ろしい、単に露中を嫌悪するだけで外交は回っていかない

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キムチ27
1943年、英国情報部が練り上げた作戦は走り出した。ネット無き時代のWW2.ヒトラーが寸時もおかず張り詰めた神経で戦略を探る中 宙に浮いたような死体が語って行く。事実は小説より奇なりを地で言ったような感じで読了。筆者はタイムズの副主筆、そのペンの巧みさが定評あるのはつと知られている。ボリュームあるし、ノンフィクションであるから恐ろしく長編の記事を読んでいるようで、中盤は飛ばし読み。だが暗躍するスパイはいずれ劣らぬ有能揃い・・情報を易く流さず、或る程度の困難の上流れていくように図って行く動きに舌を巻く。
キムチ27
2024/03/23 14:48

連続した雨の日☂ この作品が映画化もされていると知り ア◯○ラ検索。チャンスとばかり、観ました🎥

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キムチ27
フォークナーのガッツリ レトリック、2段組…いやぁ、忍耐としか言いようもない時間。読書耽溺人には好みだろうけど、私は疲弊だけで投げ出したくなった。最後2割の叙述は散文詩とも言える秀逸な文体、其処から甦れた。WW1が集結した時のアメリカ南部 ミシシッピ。ヨクナパトーファ・サーガの鉱脈に鶴嘴が当たったとも言える作品。南部貴族、僅かな知的人間…大半はレベルの低い農工商人と黒人。ヤングベイヤードはロスジェネの象徴とも言うような退廃した人物に描かれている。滅びるものの美しさなんてと思うのは私位か…濃い陰影の背後に広
キムチ27
2024/03/20 20:14

がる自然の描き方を愉しんて読んだのは再読だから。事実を熟知したフォークナーならではの描写は抜書きしたり、音読して余韻に酔った。饒舌な語り手なら巧みに能書き垂れるところだけどね。訳は林信行…1965刊。こんな日本語あったかなあと思う言葉もあり、学びに。食卓に幾度か上がっているフクロネズミ!ググルと近代までは食用とされ…とあったがゲェですわ。生活を共にした馬への愛情も然ることながら…犬や狐への視線が温かい。もっとも、黒人への視線は人間に対するそれ以下と感じられ、時代なのだろうとは考えるが。モリスンからしたら…

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キムチ27
死者21名というとてつもない惨事となった事件。主犯者らは自死した。だが被害者の身内は弁護士に真相究明を依頼。事件の矛先は暗転し、事件に遭遇した中の2人の少女の間にある秘密が暴かれて行く。モールの名前スワンからバレエのステップと解明を絡ませる手法。プロローグまで隠したい秘密と暴かれる真相のシーソーを引っ張って行くのは苦しいと言えなくもなかった。しかしミステリーとしては斬新な切り口。銃撃でドン、ドーン、きゃああ!と言う語が頁に踊り読み続けるのが嫌になったけど、なかなかの意欲作。直木賞候補に相応しい快作。
キムチ27
2024/03/17 17:22

レヴュー書いてる最中でClickボードに触れた途端、矢継ぎ早に画面が六れんぱつでけいさいされ…なんなん!皆様に不快な表示画面をお見せしてしまい、申し訳ありませんm(_ _)m削除しようとしても「エラー」と出るだけで、手間取りました。 追記です…集めた関係者5人にボーナスを渡す下りがダラダラして、いまいちでした。バレエとのリンクは成功したとは思えません(すみません)まぁ、ラストで ある情報解明が要ったと解って納得はしましたが。

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キムチ27
読書人は各々好みあるのが普通だけど、私 エッセーは好きじゃない。じゃ何故にと言われると・・このところお堅いものやアグレッシブなのが続き息抜きしたかったから。作家、タレント、スポーツ関係、アカデミズム、実に多種多様。こんな本じゃないとお目にかかれぬ「その人の内面」はこれまた多種。アントニオ猪木について2人が被っていたのは何かね。林さんは時期的にニュースで沸いた時と重なり、これも言葉自体が浮いて感じられた。個人的に・・細川氏の【寂聴さんへの賛辞】歯が浮く感じで。。やはり、私にはエッセー合わなかった・・な
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キムチ27
「地図と」とは毛色をかなり異にした快作。リーダビリティ強、車中であっという間。1度きりの人生、どう歩むか選択肢は万華。しかもギフトの天与才覚は並じゃない。本庄も僕も…24H365日「意識の表層に幾つもの単語が舞う」世界。穿った見方からしたらフツーの家庭生活は可能かな?世の中の問題は殆ど答えなし、クイズと言う競技が答えのあるものだけを切出したモノとは、いい得て妙。読み手はクイズ自体に興味無くても突き詰めた緊迫感にエンドルフィン表出される。ラストで辿り着く僕の境地は…論多出だろうが平和でいいね🕊✨
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キムチ27
「青い眼が・」で潜り抜けたモリスンの映像的幻想世界。やはり、感情がボロボロに。日本国で日本人が黒人奴隷200年余の屈辱に満ちた差別の歴史を想いいるには限界がある。とはいえコルソンホワイトヘッドの「地下鉄道」を読んだ事が下地になった。実際起きた事件を題材としているだけにフィクションに重みが加わっている。作家モリスンの功績はこれからも評価は上昇することは論を待たぬと思われる。「愛されし者ビラヴド」そして124番地に凝縮された女、母親、そして命への想いが霊となって木霊となり彷徨いは続いて居る。
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キムチ27
ヨナソンを初めとしてアイスランド物は読ませて癖になる(名前も少し慣れたし)インドリダソンも邦訳は結構追っていたがいつの間にやら捜査官シリーズになっていたとは驚き。冠となっているエーレンデュルは今回、休暇でお休み。代打とはいえ女性のエリンボルグの捜査は渋いながら堅実。同僚オーリもチョイ役で。舞台はいつもながら陰鬱なアイルランドの風土そのままを映す。連続レイプ男、ロヒノプール・・加害者と被害者が同じ様な匂いを持つところはいつもながら。エーレンデュルの私的事情が背後で動くところも毎度で。母子家庭臭が強く、長じて
キムチ27
2024/03/08 16:35

反抗的態度の長男と案じる妹たちの場面がひりつく。人口僅か30万の国ながら一年を通して雪と氷に大半は覆われている。女性が強く、社会制度も先進とはいえ、国情的には東の露の存在もある。表題の悪い男は奴だろうとすぐ認識できた・・が彼が捨てた出身の村の描写は情景が眼前に沸き立つ。人々は口を閉ざし。。昨年末 Netflixで見た女性刑事のシリーズものと被る場面があって既視感強い感覚で読めて面白かった。この国にまだまだ埋もれている未知の部分に興味が行く

が「ナイス!」と言っています。
キムチ27
薄い冊だが、中身は非常に難解。後部掲載により、何とか理解の一歩に繋がった。それもそのはず、ハーバード大の講義から生まれた批評書とある。21Cを迎え 米の分断と迷走は怖くなるほど。モリスンが生きていたら、どう言葉を編むだろう。新大陸に降り立った「白人」はWASPが主・・仏、伊、西の南欧系は後続。キリスト教と言えども新教旧教は差異がある。ネイティヴアメリカンが住む土地を流血で力づくでもぎ取った歴史 アフリカから連れてきた黒人は道具として使われた(黒人という語は悍ましく嫌)白人という言葉は歪んだ歴史の上に「一部
キムチ27
2024/03/06 18:18

の金髪碧眼」の人々がイメージとして形作られてきた。白人の「虚構グループ」には実に種々の存在がある事は既知。同様に黒人と言ってもイメージされるのはアフリカン二グロ。しかし、キューバを初めとする中南米にもいるし。モリスンが語るのは連綿とした文学の歴史の中に、黒人は常に付属物として描かれてきたと。ヘミングウェイに見る差別の視線を気づかなかった。居るのに居ないふりをした「死角」何世紀にもの間 在った暗闇。それは白人の闇を投影したものであり、病んだ部分にも繋がっていた。「青い眼・・」の作品を読むと凄く解る

が「ナイス!」と言っています。
キムチ27
日常的な暴力とセックス、虐げられることに慣れて行かないと生きていけない絵図。幽鬼漂う124番地は女の情感が複雑に屈折している。ベビーサックスの魂はまだ屋根の上に揺らめいているよう。。セスとハーレーの夫婦が不安定ながらも黒人霊歌と祈り立ち込める日々。闖入した形のポールDやスタンプの説教めく口調はイラっと来るものの、当時ではごく普通だったように映る。ビラブドの登場は民話めいて不可思議・・赤ん坊の霊が去った後という事もあってミステリめく。デンヴァと今後、どう絡んで行くか・・なかなか筋が見えなく呻吟しつつ下巻へ
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/06/10(4341日経過)
記録初日
2003/01/18(7772日経過)
読んだ本
4056冊(1日平均0.52冊)
読んだページ
1397389ページ(1日平均179ページ)
感想・レビュー
3573件(投稿率88.1%)
本棚
15棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
現住所
大阪府
自己紹介

2023/11吉日
読メ登録、12年目に突入。不精な、飽き性の私なのに、継続できているのはひとえにネットの向こうに存する同好の諸氏の面々。

かつては「好きな作家は、好きなジャンルは」と語り始める紹介だったけれど、年齢を考えると、枠つくりをして「見えない壁」のセッティングをあえて取り払っていかねばと自戒の日々。

お気に入られの顔ぶれが流砂の様に変容し、お気に入りの方が自分の気持ちが反映できる動く存在に思えます。
理解力が寒くなって どう考えても理解できない文面の持ち主は申し訳ないですが遠ざかって、日常の吐露の形の方へ惹かれます。

私の気持ちがころころ変わることもあってお気に入りを登録したり、削除したり、御免なさい。
対するネットの向こう側の方々も登録、削除、自由にされてくださいね。
お気に入り数が多い方は申し訳ないですが避けています。
いいね評価も多すぎる方はスルーさせて戴きます。我儘な趣向をお許しください。

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