ネタバレ誰かと手を繋ぐことは、同時に誰かを排除することなのか。何かを肯定することは、別の何かを否定することなのか。そんなことを考えました。私は、生き物全般苦手。でも、私が好きなひとが好きな生き物は好き。そんなこんなで、気が合うかどうかが全てだと思うんだよ。ローズとリリーの友情がとても良かった。私は、ジャングルにいるときとリリーといるときのローズがとても好き。プロレスしてるときのローズもまぁ、嫌いではない。

ネタバレ主人公の愛奈は、地味に暮らす20代。元保育士で、今は無職。ルール違反に厳しく、他人とうまくやれない。友人も恋人もいない。宝くじに当たって得た大金を、見知らぬ他人に使う日々。何とも言えない読み心地の本でした。まぁでも、表紙が鳩でも最後まで読もうと思うくらいにはおもしろかった。・・・あ。書き忘れた。豊橋弁でのやりとりに、兄嫁を思い出しました。暇になる予定やし、ゆっくり実家に帰るのも良いよなぁ。

ネタバレ｢始めから、計算のうちだと思う。世界は、人間に、それほど過大な期待はしていないと思う。表面に寄生させている、70億人もの人間のうち、大半が無意味で、あわれな生を送ることを、ちゃーんと計算に入れた上で、あれこれやってると思う。｣私もそう思うんだよね。私がまじめでも怠惰でも、幸せでも傷ついても、世界は困らない。ゆずとフクイチ。現代のシンデレラストーリー。ハッピーエンド過ぎたって良いのです。だってゆずは、絶対に図に乗ることのない子だ。いくらでも幸せに暮らしてほしい。木地さん、初読み。とても気に入りました。

ネタバレ選挙が近いからか、友人の恋の話を聞きまくっているからか、この本がどうしても再読したくなりました。なんだかんだで頻繁に脳内で反芻しているため、わざわざ読まなくても常に頭の中にこのふたりがいるんだけどね、普段から。計はやっぱりかわいいなぁ。しかも、この巻の計はものすごくかっこいいのよね。満足満足。で、読み終わってふと思ったのです。今再読すべきは、国江田さんより清居だよな。忙しいねぇ。幸せだねぇ。

ネタバレ１月にきょうだい児のセミナーで紹介されてて、読みたいなと思っていた本。無事、年内に読めました。主人公は小学生の女の子。生まれた妹に障害があるとわかったところから、お話が始まります。妹をかわいいと思う気持ち、両親が妹にかかりっきりになってやだなと思う気持ち、友だちの家の健康な赤ちゃんを羨ましく思う気持ち。全部ほんとうの気持ちで、絡み合ってて、行ったり戻ったりして、ずっとすっきり解決なんてしない。挿絵があって字が大きい児童書だけど、良い本でした。

ネタバレ10月勝手に課題図書にて、はじめましての古内さん。令和はコロナ禍、昭和は戦中戦後。学年誌を発刊する文林館を舞台にして、交互に描かれる物語。普段、戦争のお話はできるだけ避けている私です。だって、受け止めきれないんだもの。重くて怖くて悲しくて辛くて。この本もやっぱり怖くてたまらなかったけれど、それでも、読んでしまった。と言うか、読めてしまった。子どもと本にまつわるお話だったからかもしれません。読んで良かったと心から思ってる。けれどもやっぱ、今後も戦争のお話は読みたくないです。

ネタバレ秋と哲大。同性のパートナーが子を持ち、お受験に挑む。が、メインの内容かな。他にもテーマがいろいろある感じで、何というか、、、とてももりだくさんでした。小佐野さん自身が、ゲイであることを公表してて、幼稚舎から慶應。ものすごくお金持ちの生まれ。ご自身の経験が下敷きになっていると思うと、なによりもまず、｢お受験｣にかかる｢袖の下｣的なお金に引いた。

ネタバレ｢二十代の頃から怒りは“炎症”と呼び、炎症はお肌に悪いから控えてきた。その代わり、炎症を起こさないためにはどんなことだってする。私は自分に甘い。我慢なんかしないのだ｣とか｢でも大丈夫。私が私を見捨てる日は永遠に来ない｣とか。単身赴任中の夫から呼ばれて北京に渡った菖蒲。夫の金でコロナ禍の北京を味わい尽くす。元・銀座のホステスは、強いなぁ。でも夫への愛もあったよね。気持ちの良いお話でした。私も我慢なんてしたくない。もっともっと、強くありたい。

ネタバレ場面緘黙のお子さんは、園に行くと意外といる。本人は困っているけれど、周りはあまり困らないので、拗れて行きしぶりが酷くならない限りはあまり問題にならない。真剣になる大人が少ないってことは、専門家も少ないってこと、なのかな。勉強したいなぁと思いつつ後回しにしてばかりでしたが、お勧めされて読むことができました。とても良い本だった。随伴症状としての感情表出の抑制や行動の抑制か、、、なんだか早急に考えたほうが良いことが増えたような。読むよう勧めてくれた大学の先生を、近々質問攻めにしようと思う。

ネタバレ｢わかっているってなんだろう。せかいには、わかっていることがたくさんある。だけど、わかっていないこともたくさんある。｣で始まる絵本。まだわかっていない動物の生態について｢もしかしてもしかして｣と考える。ものすごく好みです。京都大学野生動物研究センターが監修していて、しかし、｢もしかしてもしかして｣にはメルヘン要素もある。すてき。絵もかわいい。ものすごく好みです(大事なことなので２度言った)。

ネタバレ大絶賛中二病中の私にぴったりな本だな。｢自分ってなんだろう｣のところに、｢でも、ぼくがこれからどこにいっても、なにをしても、なにがあっても、そこにはぼくがいる。ぼくにはぼくがついている｣って書いてありました。｢パッキパキ北京｣にも同じようなこと書いてあった。刺さるねぇ。

ネタバレ誰かと手を繋ぐことは、同時に誰かを排除することなのか。何かを肯定することは、別の何かを否定することなのか。そんなことを考えました。私は、生き物全般苦手。でも、私が好きなひとが好きな生き物は好き。そんなこんなで、気が合うかどうかが全てだと思うんだよ。ローズとリリーの友情がとても良かった。私は、ジャングルにいるときとリリーといるときのローズがとても好き。プロレスしてるときのローズもまぁ、嫌いではない。

ネタバレ今夜で、オリックスの今シーズンが終わりました。なんか今年の私は、不まじめだったな。球場には何度か行ったけれど、家での観戦が全然できなかった。私が応援しないほうが勝つ説あったけど、やっぱまじめに応援すべきだよな。この本で丈と対談している安達さんは引退してしまった。感謝してます。

ネタバレKindle Unlimitedで。幼なじみのふたりが成長する過程を追う。近づいたり離れたり。その時その時に流行ったものが登場するのも良かったです。この子たちは私よりも年下だけど、登場したものはことごとく、私にも思い出があって、懐かしかった。で、泣いた。帯の｢３回涙する｣は良くないと思う。私、もっと泣いたし。

ネタバレ｢その時僕は思いました｣｢この世界は最高だと｣。私も思ったー！やー、なんだかドキドキな展開になってきましたねぇ。甘々なドキドキ。良き。そして、柿本が濃ゆく絡んできた。スピンオフは読まなくても良いか、と思っていたけど、やっぱ買おーっと。

ネタバレはー。かわいく悩むふたりがかわいい。天城くんは悩みを脱し、距離が近づいた結果、高良くんはさらに悩みが深くなる。甘いなー。

ネタバレバレた結果、田中と香取が良い感じでアシストしてくれるようになって、めんどくさい思考回路のもだもだ天城くんでもなんとかなってる。っていうかかわいいです。３巻はちょっと泣けた。

ネタバレますますかわいいふたり。で、田中にバレた。最後の｢幸せの絶対条件｣で、天城くんが、なぜこういうキャラになったのかがわかります。切ない。

ネタバレ１巻と２巻の間に出た、短編まとめ。そもそもが短いエピソードをまとめた感じの作りなので、短編と言われてもよくわからない。けど、このひとたちがかわいいことはよくわかりました。高良くんと天城くんはもちろん、香取がとても良い。最後にメインキャラ詳細プロフが載ってて、この子たちバイトしてたのかーと至極どうでも良い情報を得ました。

ネタバレ知り合いから勧められて、６冊衝動買いしました。で、読んだんだけどなんだかピンとこず。少し経ってまた読んで、やっぱりなんだかピンとこず。ピンとこないまま感想書くしかないかー、と思って今読み返したら、めっちゃ良かったー。待てば海路の日和あり。一軍男子の高良くんと、ほんわかかわいい天城くん。同級生ふたりのゆるＢＬ。