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2024年2月の読書メーターまとめ

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読んだ本
19
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6800ページ
感想・レビュー
19
ナイス
644ナイス

2024年2月に読んだ本
19

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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コロナ禍で人と集まったり県外との行き来したりするのが難しい中、自分たちのできることを精一杯やろうとする中高生の話。望遠鏡を覗いて星を見つける方法が具体的に書かれているのでちょっと挑戦してみたくなる。茨城、東京、長崎といろんな地域の中高生がたくさん登場するけど全員が愛おしい。進路が別れた後も彼らの関係がずっと続いていってほしいと思いながら読んでいた。面白かった。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

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2024年2月の感想・レビュー一覧
19

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女性が次々と考察される連続殺人事件が発生。犯人が現場に残したDNAはもうすでに死んでいる男のもので、4年前にその男の死亡宣告をしたのは鷹央だった。警察と度々対立しながらも、鷹央たちは事件の真相を追う。続きが気になって一気読みした。いつもマイペースに周りを振り回す鷹央が、後半に感情的になっていたのが印象的だった。
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呪われているせいで体調が悪いと訴える女性、ゴミ屋敷で起きた殺人事件、自宅で襲われたあと瞬間移動してそこから遠く離れた港で遺体となって発見された事件…今回も鷹央と小鳥遊はさまざまな謎に挑む。「瞬間移動した女」という話では被害者の死因に驚いた。鷹央の蓄積された膨大な知識と、そこから答えを導き出す能力は本当にすごい。
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コロナ禍で人と集まったり県外との行き来したりするのが難しい中、自分たちのできることを精一杯やろうとする中高生の話。望遠鏡を覗いて星を見つける方法が具体的に書かれているのでちょっと挑戦してみたくなる。茨城、東京、長崎といろんな地域の中高生がたくさん登場するけど全員が愛おしい。進路が別れた後も彼らの関係がずっと続いていってほしいと思いながら読んでいた。面白かった。
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すっきりとしたきれいな文章で書かれていて、交わされる会話は大阪弁。大正末期の大阪が舞台の物語にするりと入り込めた。怪談小説だけどあまり怖くはない。死んだ妻が家に出る画家・壮一郎が主人公。彼が妻のことで思い悩んでいた時に出会った、顔のない男エリマキの存在が怪しげで魅力的。物語の終盤でいろいろなことが明らかになって納得したし、壮一郎とエリマキの関係性が良かった。
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淡々としているのにぐいぐい読まされる警察小説。5つの事件が描かれていてどれも面白かった。事件を解決に導く葛警部の人柄はいまいち掴みきれないけど、彼がとても優秀だということは分かる。バックカントリースノーボードをしていた5人組のうちの1人が何者かに殺害された「崖の下」が印象的だった。あんなもので人を殺せるんだな。
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仕事や生活に悩みを抱える人たちが、新しい一歩を踏み出すお話が5編収められた短編集。どの章の主人公もタケトリ・オキナという男性が配信するポッドキャストを聞いているのだけど、最終章で明らかになった彼の正体に驚き。たった一人の人に向けて語りかけるその言葉にウルッときた。毎日いろんなことがあるけど、また頑張ろうと思わせてくれる作品だった。
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小説家は変人ばかり。書くことに取り憑かれた人、異常に多作な人、独特の方法で作品を生み出す人。小説家周辺の奇妙なお話が7つ収録されている。不気味な話やゾッとする話が多かったけど、私は特に「精神感応小説家」が好き。技能実習生として来日したベトナム人の青年と、事故にあった高齢の小説家の不思議な交流が描かれている。本の最後がこの話だったので、温かい気持ちで読み終えられた。
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「キッチン常夜灯」は夜から朝にかけて営業するお店。疲れ切った夜、一人でいるのが不安な夜にこんなお店が家の近くにあったらどんなにいいか。シェフの作る料理がとてもおいしそうだし、お店を切り盛りする堤さんは明るく接客してくれる。仕事で心をすり減らしくたくたになった主人公が、このお店に通う中でゆっくり回復していくのも分かるなぁ。お腹がすく小説だった。
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壮大なファンタジー。レーエンデの不思議な古代樹の森の描写が美しい。トリスタンという弓の名手の青年が魅力的で彼の行末を心配しながら読んだ。でも物語を読み終えてみると、彼が生きた日々もレーエンデ国の長い歴史の中のほんの一部にすぎないのだと感じる。第二部は今回とは違う人たちが登場するようなので、どんな物語が待っているのか楽しみ。
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非行少年を一定期間預かる補導委託という制度。南部鉄器工房「清嘉」は16歳の少年・春斗を預かることになった。彼と共に暮らし働くうちに、受け入れ側の小原親子の関係も少しずつ変わっていく。親が子どもにしてあげたいことと、子どもが親に望むことが噛み合わないとお互い苦しい。この出会いが、みんながいい方向に進むきっかけになって良かった。
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不思議な小説だった。京都警視庁と書いてスコットランドヤードと読み、シャーロック・ホームズ世界の人物たちが名前もそのまま京都で暮らしている。名探偵のホームズは絶賛スランプ中、相棒のワトソンも小説を書けていない。登場人物にくたびれ感があるのが面白い。物語の後半は現実と虚構、どっちがどっちか分からなくなるような、ふわふわとした気持ちになった。独特のリズム感の文章を読むのが楽しかった。
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結構分厚い本だけど、面白くて一気読みした。登場人物がみんないきいきとしている。印象的な場面がいくつもあって、主人公の悌子の夫・権蔵が突然「我が子」となった清太と初めてしっかり触れ合うシーンが愛おしさに溢れていてとても好き。悌子と権蔵のお互いのいいところを認め合って、足りないところを補い合う関係性って素敵だ。すぐ近くにいてくれる周りの人たちも温かい。ずっとこの人たちの物語を読んでいたかった。
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舞台が2038年っていうのが怖い!10数年後にこんな世界になっていたらと思うとゾッとする。地球温暖化が進み、沿岸部は海に沈んだ世界。人命よりも環境保護が優先され、環境を破壊する行為には武力行使も辞さない。作中で繰り返し「正義」という言葉が出てくるのが印象的だった。こういうディストピアものを読むとエネルギーの無駄遣いはやめなきゃと思う。
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離婚専門の法律事務所を営む松岡紬のもとに訪れる、悩みを抱えた依頼人たち。離婚の原因も相手に求めることも人それぞれ。特に印象的だったのは熟年離婚の話。そりゃそうだ!と思いながらも、背筋がスッと冷えるような読み心地だった。心の中で何を思っていようが言葉にしなければ伝わらない。紬は優秀な弁護士だけど、なんでも解決できるスーパーマンじゃないところが良いと思った。
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同じアパートに連続殺人事件の犯人がいるかもしれない、その人の見た目さえも分からないけれど。そんな状況恐ろしすぎる。視点が変わるたび、何か悪いことが起こるのではとハラハラした。犯人を探す人たちを無防備に感じたり、住民みんながどことなく怪しく見えたりと終始不安な気持ちで読んだ。近所に住んでいてちょっと話したことがあるくらいでは、人の本性なんて分からない。
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植物にまつわる日常の謎を描いた短編集。主人公の高校生・航大が沈丁花のある家を探していた時に、おしゃべりなお婆さんとその孫の無愛想な植物好きの大学生と知り合う。学校の外にゆっくりお茶を飲んで過ごせる場所があるのっていいな。サッカー部を辞めて気持ちの晴れない日々を送っていた航大が、2人と出会ったことで少しずつ前向きになっていく感じが良かった。登場する草花も身近なものが多く、興味を持って読めた。
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死後の世界から舞い戻ったミイラ・セティに対する周りの人たちの対応力がすごい。みんな驚きはするものの、自分が死んだ時の状況を調べるセティを普通に受け入れてあっさり協力してくれる。この空気感に心を掴まれて一気読みしてしまった。カリという異民族の少女が登場するのだが、エジプト人の考え方に馴染みのない彼女のおかげで死生観などを理解しやすくなったと思う。面白かった。
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家出し上京した光希は成り行きで足場工事会社でアルバイトを始め、そこでお客さんの幽霊絡みの依頼にも関わることに。彼は幽霊が見えて、先輩の1人は見えないけど触ることができるのだ。光希の会社の大人たちがみんなかっこいい。荒っぽそうな見た目に反して言葉や行動に筋が通っていて、17歳の彼を守ってくれている。最終章ではホロッときた。面白かった。
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想像していた話と全然違ってびっくり!トラウマ持ちのナースエイドが過去の事件の真相を追いつつ仕事に奮闘する話かと思いきや、他の要素が盛りだくさんでハラハラする話だった。主人公と天才外科医の竜崎は医療に対するスタンスが違うけど良いコンビ。まだ明かされていない大きな謎もあるので続編が出たら読みたいな。二人がこの先どんな風に医療に携わっていくのかも気になる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/12(4434日経過)
記録初日
2012/08/12(4434日経過)
読んだ本
1531冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
511058ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
1105件(投稿率72.2%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

ジャンル問わず色々読みます!

✧好きな作品✧
凪良ゆう「わたしの美しい庭」
寺地はるな「大人は泣かないと思っていた」
阿部智里「八咫烏」シリーズ
川瀬七緒「法医昆虫学捜査官」シリーズ
今村翔吾「くらまし屋稼業」シリーズ
月村了衛「機龍警察」シリーズ
伊坂幸太郎「逆ソクラテス」
シャンナ・スウェンドソン「(株)魔法製作所」シリーズ

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