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2024年3月の読書メーターまとめ

kosmos
読んだ本
19
読んだページ
6581ページ
感想・レビュー
14
ナイス
412ナイス

2024年3月に読んだ本
19

2024年3月のお気に入られ登録
2

  • みっぽん
  • ぷーどる

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kosmos
「線は、僕を描く」の続編。水墨画が完成するまでの筆捌き、心の動き、場の空気感が緻密に描写されている。この作品に登場する絵を実際に見られたらいいのにな。物語の大部分は読んでいるだけでしんどくなりそうなくらい主人公が心身共に疲れ切っていたけど、光が差すような終わりで良かった。子供たちとのやりとりがキラキラしていて心に残る。
陽子
2024/03/03 09:05

kosmosさん、初めまして。 私も読みながら、実際の絵を生で見てみたい衝動に何度もかられました。

kosmos
2024/03/03 13:23

陽子さんはじめまして、コメントありがとうございます! 自分ではなかなか想像しきれない部分もたくさんあったので、実際の絵を見てみたくなりました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

kosmos

白川尚史さんの「ファラオの密室」木内昇さんの「かたばみ」が面白かったです!2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:19冊 読んだページ数:6800ページ ナイス数:644ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/250819/summary/monthly/2024/2

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
14

kosmos
生きていくためには働かなければと強く思っていて実際そうしているけれど、どこか生きる意思が薄弱な槐。彼女は染織の仕事をする叔母と二人暮らしをしていて、そこに大学生のいとこ・綸が同居することになった。飛び降り自殺の下敷きになってすっかり気力を失ったように見える彼との三人暮らしの中で、槐も少しずつ変化していく。染織にも織物にもあまり馴染みがないけど、作中で織られた布を見てみたい。きっときれいなんだろうな。
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kosmos
クラスの人気者の美鈴、イギリス帰りの天馬、普通の子っぽいけどあることが得意な陸はそれぞれの名前から音をとって「ミステリトリオ」と呼ばれていて、ミステリクラブにも所属している。今回の謎は何者かに倒されたお地蔵さんと、学校のプールに放されたたくさんの金魚。推理小説好きの天馬の話し方がかわいい。読者への挑戦もあって、小学生の頃読んだら楽しかっただろうと思う。
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kosmos
フランス生まれの78歳のリアーヌさんが大家のマンション・フォンテーヌ。フランスからそのまま持ってきたかのようなおしゃれなマンションには、さまざまな人が暮らしている。強面の管理人、駆け出しの小説家、子供と暮らすシングルマザーなどなど。住人同士が程よい距離感で仲良く暮らしている様子が素敵。物語の後半では、みんなで一致団結してある問題に立ち向かう。この先も穏やかに暮らしていってほしい。
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kosmos
前作で上層部が入れ替わり少しは警察がクリーンになったかに思えたのに、まだまだ腐敗していることが明らかになったシリーズ第三弾。今回の事件はハンニバル風味。警察を辞めた天海も事件を捜査する永瀬に協力することに。まだ大きな謎が残ったままなので、続きが待ち遠しい。
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第二部四作目。シリーズの一作目の同じ、金烏の后選びが行われているけれど前回と雰囲気は全く違う。金烏の凪彦は雪斎の操り人形で、最初から誰が后に選ばれるかは決まっている。第一部で私は雪哉が好きだったのだけれど、雪斎となった彼はすっかり権力者なのだなぁと改めて感じた。場を引っ掻き回す美しい落女・澄生が良いキャラ。凪彦が自分の頭でものを考えるようになっていく様子が好ましかった。山内の今後が気になる。
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kosmos
見ると自殺をしようとしてしまう呪いのビデオ、男性に触れられると皮膚が赤く腫れ上がる男性アレルギー、水のない場所で溺死した男…今回も鷹央と小鳥遊はさまざまな謎に挑む。このシリーズを読むと世の中にはたくさん知らない病気があるのだと驚く。
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kosmos
AIにどこまで許すのか。大量の資料を読み込み判決文を書く裁判官は疲れ切っていて、その負担を軽減してくれるAIは画期的な存在。でも判決までさせていいのか。線引きが難しい。これからさまざまな分野で直面する問題なんだろうな。今回の作品の場合は政府はもうちょっとしっかりして!と思ったけど、現実でもないとは言い切れないのが恐ろしい。主人公が静おばあちゃんシリーズの高円寺円だったのはちょっと嬉しかった。
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大正から戦後を舞台とした、二人の女性の物語。出会った頃はお嫁さんと女中、再会してからは立場が反転して女中と三味線の師匠。物事の裏側を察することのできない千代としゃっきりとした初衣は全然違うタイプだけど最初から仲が良くて、お互いの秘密を共有してからは更に絆が深まっている。二人が出会えて良かった。物語の終わりには千代がすっかり頼もしくなっていてなんだか安心した。
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自分がなまけ者だと自覚していて、それを面接でも堂々と言ってしまうタイプの主人公・亜美。そんな彼女がお惣菜屋さんに採用されて働く日々の話。主人公もそうだけど、お惣菜屋さんの夫婦も常連さんもクセが強い人ばかり。仕事について描かれているというよりも、何か秘密がありそうな登場人物が何人も登場してそれが少しずつ明らかになっていく話だった。独特の世界観だった。
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「至るところにどんでん返し」と書いてあって、そのつもりで読んでいたのに見事にやられた!読み終えるまでに一体いくつの伏線を私は見逃したのか。翻弄される読書だった。
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戦国武将の名前をもじった女性刑事たちが活躍する小説。名前とそれぞれの性格が武将っぽい感じなんだなぁと楽しんでいたら、展開もすごかった。武田玄代と上杉謙子の関係性にグッときた。
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kosmos
法学部4年の古城が大学で一人運営している無料法律相談所に持ち込まれる相談の数々。法律の知識は豊富だけど人間のことをよく分かっていない古城と、いつの間にか助手になっていた他学部生の戸賀のコンビが良い。スッキリ解決!というよりは心にズシッとくるような話が多かった。毒親の話で出てきた法律を初めて知ったので驚いた。
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怪力娘テッサと、彼女に助けられた少年ルーチェの物語。冒頭に大人になったルーチェが「残虐王」と称されているとあって、それが物語の終盤まで信じられなかった。一途にテッサを思い、自分の才能を生かして彼女の側にいようとしたルーチェ。テッサは戦いに身を投じレーエンデ人の中で大きな存在となっていく。彼らが迎えた結末にやるせない気持ちになった。でもこれも長い歴史の中の一部分なんだな。第三部ではどんな物語が待っているんだろう。
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kosmos
「線は、僕を描く」の続編。水墨画が完成するまでの筆捌き、心の動き、場の空気感が緻密に描写されている。この作品に登場する絵を実際に見られたらいいのにな。物語の大部分は読んでいるだけでしんどくなりそうなくらい主人公が心身共に疲れ切っていたけど、光が差すような終わりで良かった。子供たちとのやりとりがキラキラしていて心に残る。
陽子
2024/03/03 09:05

kosmosさん、初めまして。 私も読みながら、実際の絵を生で見てみたい衝動に何度もかられました。

kosmos
2024/03/03 13:23

陽子さんはじめまして、コメントありがとうございます! 自分ではなかなか想像しきれない部分もたくさんあったので、実際の絵を見てみたくなりました。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/12(4341日経過)
記録初日
2012/08/12(4341日経過)
読んだ本
1496冊(1日平均0.34冊)
読んだページ
500330ページ(1日平均115ページ)
感想・レビュー
1070件(投稿率71.5%)
本棚
1棚
性別
自己紹介

ジャンル問わず色々読みます!

✧好きな作品✧
凪良ゆう「わたしの美しい庭」
寺地はるな「大人は泣かないと思っていた」
阿部智里「八咫烏」シリーズ
川瀬七緒「法医昆虫学捜査官」シリーズ
今村翔吾「くらまし屋稼業」シリーズ
月村了衛「機龍警察」シリーズ
伊坂幸太郎「逆ソクラテス」
シャンナ・スウェンドソン「(株)魔法製作所」シリーズ

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