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2024年4月の読書メーターまとめ

megumi♪
読んだ本
11
読んだページ
3107ページ
感想・レビュー
11
ナイス
308ナイス

2024年4月に読んだ本
11

2024年4月のお気に入り登録
1

  • マルレラ

2024年4月のお気に入られ登録
2

  • ジェンダー
  • マルレラ

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

megumi♪
ネタバレ小学校六年生三人組と一人の老人の交流。ふとした好奇心から始まった奇妙な関係ですが、お爺さんの暮らしぶりが変わっていたり、主人公達の視野が広がっていく様子が微笑ましい。 独居老人を観察したり、コスモスの種を買ったり、お爺さんの元妻を探したり、12歳の純粋で真っ直ぐな行動力が眩しく、晩年にそんな子供達と交流できたお爺さんの人生は幸せだったんじゃないかな。瑞々しく、どこかノスタルジックで切ない、素敵な小説でした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
11

megumi♪
仕事で成功をしそして挫折を味わった女性が、旅先での出会いや発見でまた前を向く話、3編と表題作「さいはての彼女」のサイドストーリーな1編。 仕事一筋の人生も素晴らしいけど、肩の力を抜いて全く違う物事にふれる瞬間って本当に大切だし、人生を豊かにしてくれるなって思う。私にとってそれは家族と読書。改めて大切にしたいと思いました。 何かに落ち込んだ時にまた読み直したいと思える本。今のところ読んだ原田マハさんの作品は全て「暖かな感動」をもたらしてくれます。
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megumi♪
ネタバレ30年以上前の本なので登場人物の言動にだいぶレトロさを感じましたが、本格推理ものとしてとても面白かったです。 核シェルターに閉じ込められたという特殊空間に加え、閉じ込められたメンバーの中に殺人犯がいるかもしれないという疑心暗鬼(内2人は犯人を分かっていたという真相でしたが)四人の会話とアイスピックやイアリングで少しずつ核心に迫っていく展開がすごい。残りページ数が少なくなっても犯人が分からず最後まで気の抜けない小説でした。それにしても咲子と千鶴の殴り合いには驚き。凶暴すぎる苦笑
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megumi♪
ネタバレ西洋童話をモチーフにした短編集という事で興味深く手に取りました。どれも仄暗くどこか湿度が高め、辛い境遇の話が多く読んでいて辛くなるお話もありました。(ヘンゼルとグレーテルは特に)千早さんは好きな作家さんですが、今作は馴染めない話が多かったかも。最後のアマリリスはこんな再会ができるなら年取るのも悪くないなと思えたり、主人公が前に進むラストだったので良かったです。 ただ、あとがきでモチーフにする童話を編集者が選んでくれたと書いてあり、ある意味編集さんとの合作だなあと思ったり。
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megumi♪
ネタバレ唐沢家に君臨する義父と義娘たちの心理サスペンス。いくつになっても男性的魅力がある人はいるし、惹かれるのも無理ないかなと思う。 ただ、関係を持ったのよと露悪的に語られると安っぽい女性に見えてしまう不思議。でも、有紗の可哀想と思われたくない、特別な存在と思われたいという気持ちは理解できる。 一方、慎二と慎三は男って…と思ってしまったし、奥様方に至ってはもう少し落ち着いてと思ってしまった。価値観によって感想が別れそうな作品です。
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megumi♪
ネタバレさすが東野先生、この話も一気読みでした。経営者一族、尚且つ派閥ありの新社長の殺人。これだけでも曰くありげな所、勇作と美沙子の再会、勇作と晃彦の宿命、電脳の謎、サナエとは。色んな人間関係や謎が散りばめられているのに、全く分かりづらくなく、全て綺麗に回収されているのが素晴らしいです。晃彦と勇作の関係にも驚きましたが、サナエとの関係にも驚きました。何も知らないのに、やはり母子は惹かれ合うんだなと、読み終えた後に改めて序章を見ると涙ぐみそうになりました。
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megumi♪
ネタバレページ数が少なめだった事もありますが、あっという間に読了。若くして夫が半身不随。それでも夫婦を続けなければいけない中、夫の親友であり、夫を半身不随にしてしまった原因の男との恋。名家に嫁いだ故のしがらみ等色んなものに雁字搦めになっている主人公。不倫は良くない事とはいえ、それをネタに強請る人の方が私はお近づきになりたくない。 最後は自首しにいったかと思ったら蔵の冷蔵庫のスイッチを切りに行ったとは。愛した人が他の女性と結ばれるのを見るくらいなら永遠に共犯関係でいたいということなのかな。
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megumi♪
上橋先生の守り人シリーズが大好きで、こちらも読みたい読みたいと思いつつやっと読めました。世界観、主人公を取り巻く環境、そして別視点からの物語を、1冊かけて丁寧かつ冗長さを全く感じさせない文章で描いてました。上橋さんの文章はとても過酷な境遇を描いていても、程よく感情移入、程よく別世界として捉えられる程度の表現の塩梅が私にあっていて、本当に読みやすい。とても気になる所で終わったので次巻も楽しみです。ユナが可愛い!
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megumi♪
ネタバレ江戸川乱歩をオマージュした7編の短編集。当時のレトロさ、乱歩の陰鬱とした雰囲気×メール、LGBT、VR、等現代ならではのものを絡めているのが面白い。ほとんどの話が結末にうわーとなる様なものばかり。特に「お勢登場を読んだ男」は、徐々に息苦しさを感じるほどでした。「人でなしの恋から始まる物語」はほっこりで終わり?と思いきやブラックユーモアで締められていて、これまたうわーと。
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megumi♪
ネタバレ当時もドラマを拝見していて、長編は読んだ事あるのですが今更ながら原点を読んでみました。湯川先生のセリフは福山雅治さんの声で再現される笑 一見不可解で科学的なトリック(合理的)と人間ドラマ(非合理的)の両方が楽しめるのが魅力的。科学者で冷静な湯川と良い意味で一般的な感覚を持ち合わせている草薙のコンビも良い。けれど、そんな湯川が最後の章で「少年のために」と声をかけた姿が印象的でした。
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megumi♪
ネタバレ小学校六年生三人組と一人の老人の交流。ふとした好奇心から始まった奇妙な関係ですが、お爺さんの暮らしぶりが変わっていたり、主人公達の視野が広がっていく様子が微笑ましい。 独居老人を観察したり、コスモスの種を買ったり、お爺さんの元妻を探したり、12歳の純粋で真っ直ぐな行動力が眩しく、晩年にそんな子供達と交流できたお爺さんの人生は幸せだったんじゃないかな。瑞々しく、どこかノスタルジックで切ない、素敵な小説でした。
が「ナイス!」と言っています。
megumi♪
ネタバレ正直、美術には詳しくない私ですが、とっっっても面白かったです。画家達の絵に対する情熱、そしてその情熱の塊に魅せられたコレクター、研究者達。ルソーの絵画に捧げる情熱は凡人には理解できない域で、そこを超えたものだけが後世に語り継がれる作品を産むのですね。またジョゼフ=バイラーも本当に驚きました。あの貧しい夫婦がここまでの蒐集家になれるなんて…これも情熱のたまもの。そして織江もルソーの研究に心血を注いだからこそ、時を経てこうしてまたルソーに向き合える。 何かに情熱を捧げるってとても素敵な事だなと思いました。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/08/25(4278日経過)
記録初日
2000/05/22(8756日経過)
読んだ本
914冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
288128ページ(1日平均32ページ)
感想・レビュー
592件(投稿率64.8%)
本棚
45棚
性別
現住所
神奈川県
自己紹介

小説、漫画、実用書、雑誌何でも読みます。読書メーターに登録は小説のみです。一度本屋さんに入ると長時間います(^-^)
感想が素敵な方、読書傾向が似ているなと感じた方お気に入り登録させて頂いてます(*^^*)

好きな作家さんは、
江國香織さん、恩田陸さん、今邑彩さん、近藤史恵さん、
綾辻行人さん、森博嗣さん。

好きなジャンルは、ミステリー、恋愛小説、ノスタルジーな雰囲気のものです。
グロい系、汚いものの描写、ものすごく重たい話は苦手です

子供ができて、子供が辛い目にあう描写も大の苦手になりました(>_<)
それでも読みたい本がどんどん増えていくのが幸せな反面、一生のうちに読みきれるのか不安です(。・ω・。)

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