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2025年3月の読書メーターまとめ

寝落ち6段
読んだ本
13
読んだページ
3451ページ
感想・レビュー
13
ナイス
299ナイス

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2025年3月に読んだ本
13

2025年3月のお気に入り登録
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2025年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

寝落ち6段
ネタバレ崇高な愛、という感じはしなかった。愛する二人の独善的な世界を理解することはできないだろう。理解できなくてもよいのだろう。暴力により美貌を崩された春琴が見られたくないのだろうと、自分の両目を潰した佐助。無上の愛なのかもしれないが、佐助は自分の理想の春琴を汚したくなかったのかもしれない。生まれた子たちへの愛情は無かったのだろうか。二人だけの世界でなければ、ならなかったのだろう。読者でさえももしかしたら、二人のだけの世界に入れるつもりはなかったのかもしれない。二人の愛に、他者の理解は無粋なのかもしれない。
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2025年3月にナイスが最も多かったつぶやき

寝落ち6段

2025年2月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1655ページ ナイス数:134ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/263421/summary/monthly/2025/2

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2025年3月の感想・レビュー一覧
13

寝落ち6段
漂泊の哲人。孔子の人物評は、彼の弟子たちが書いたであろう『論語』の中に描かれている。孔子は「述べる」ことで、在り方を示したので、本人による記録はない。我々は孔子について書かれたものから、孔子の哲学を学ぶしかない。孔子評は、弟子だけではなく、死後の幾年経っても語られ続けている。そこには、必ず誰しもが腑に落ちる言葉があるのだろう。実際、学校の国語で孔子の言葉が出てくるとき、「確かに」と思うことがあった。ほんの少し、自分の振る舞いを正すだけでいい。そういうところが魅力で、諸氏が持論をもって食いついたのだろう。
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寝落ち6段
いろいろなジャンルの本を読んで、視野を広げよう。もしかしたら、思いもよらない知識同士がくっついて、新しい発見(セレンディピティ)があるかもしれない。一つの事を深く掘り下げていくことも大切だが、その分野しか知らないという状態になってはいけない。最も共感したのは、本は自分の目で選んで自分の金で買えというところだ。どうしても書店に並ばない本は図書館でよい。しかし、買うという主体的な活動が、その本に重みを与える。ただあまり快くない点は、読書者にレベルを求めていることである。読書は、好きに自由に読んでいい筈だ。
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寝落ち6段
人間、平素普通に暮らしている日常に、ある瞬間、違和感を覚えることがあると思う。気にならないならそれでよいが、気になって気になって仕方のない時もある。それが非日常への誘いなのかもしれない。普段の道を一歩外れると、もしかしたら普段では思いもつかない事があるのかもしれない。そういう時に、目が眩々とするかもしれない。その非日常が、怖いものなのか、楽しいものなのか。一旦迷い込むとどうなるのか。すっきりとしない終わり方が、なんだか厭で、不気味な余韻を残すが、それがいい。
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寝落ち6段
我々の生きる宇宙に0や無限大は存在するのか。無限大は、存在しない。エネルギーも質量も、保存されるので、無限に増大、膨張することはない。宇宙も、有限であり、いずれ、宇宙も何かしらの終わりを迎えることだろう。0が存在しないというは、今まで考えたこともなかった。数学でも0は登場するし、日常でも0の概念は使われているように感じていた。そもそも0は概念なのか。物と物の接着は、極ミクロな世界では触れ合っていないことは知っていた。この宇宙に関して、新しい観点で捉える事ができる、面白い本だった。
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寝落ち6段
ネタバレ命は掛替えのない、唯一無二の物。だからこそ尊ばなければならない。臓器移植が一般的知名度を上げ、実際に成功例も増える中、ドナーの脳死という状況が問題にもなる。生きている状態というのは、どこで線引きをするのか。ドナーカードの意思表示があっても、ドナーの親族はそれを受け入れることができるのか。ドナーと患者の関係は秘匿が正しいのか。今一度、生命倫理を顧みるいい機会なのかもしれない。iPS細胞の研究は、本当に期待しかない。
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寝落ち6段
宇宙には、憧れがあって、星を眺めるのも好きだし、宇宙関係の書籍を嗜むのも好き。行ってみたい、とは思うものの、宇宙飛行士になりたいかと言えば、イエスとは言えない。宇宙飛行士になるには、並大抵の覚悟ではなれない。試験の内容も厳しく、人生において相当に自分の能力を磨かねばならない。宇宙はまだ未知の世界だ。未曽有の事態が発生し、一つの過ちが、すぐに死を招くかもしれない。先駆者として飛び立つ飛行士たちに、敬意を表したい。
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寝落ち6段
私が家を買った時、ちょうど30歳だった。最近では珍しい和風建築で、瓦を敷いて、窓を大きくして採光をよくした。大工さんも前からの知り合いで、木に拘る職人で、よい家だと思う。家は生活の基盤で、人生の軸になるものだと思う。家相というものがあるが、部屋割りや内装で家族との関わりも変わるのだと思う。家族というのは、家族ごとに全く違い、一般論をあまり当てはめたくはない。だが、一緒に暮らす人たちが、互いを尊重しなくなれば、解散の憂き目にあうだろう。家族として尊重し合う場として、家というのは大切な場だ。
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寝落ち6段
根岸鎮衛と言えば、『耳袋』。巷間にいろいろ聞きかじったことを書き留めた、当時の江戸ではどんなことが話題になったのかわかる本だ。根岸は老年62にして南町奉行となり、遭遇する怪奇な噂の巡る事件を解決していくという。予てより根岸を知っていたので興味がわいた。老境に入った落ち着きと、好々爺的な面、それでいて、いろいろなことに関心をむける好奇心の持ち主。それに比して、若さ溢れる部下たち。根岸の粋な計らいと、敢えて事件の結末を薄く暈すことで、江戸の気風を感じる。
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寝落ち6段
ネタバレ崇高な愛、という感じはしなかった。愛する二人の独善的な世界を理解することはできないだろう。理解できなくてもよいのだろう。暴力により美貌を崩された春琴が見られたくないのだろうと、自分の両目を潰した佐助。無上の愛なのかもしれないが、佐助は自分の理想の春琴を汚したくなかったのかもしれない。生まれた子たちへの愛情は無かったのだろうか。二人だけの世界でなければ、ならなかったのだろう。読者でさえももしかしたら、二人のだけの世界に入れるつもりはなかったのかもしれない。二人の愛に、他者の理解は無粋なのかもしれない。
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寝落ち6段
自らの意志で歩き始めた人間は強い。他人の意志に従うなら、その人のお膳立てがあって初めて動くことができる。自分の意志なら、これからの自分に向かって、自分で動くしかない。とても良い作品でした。
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寝落ち6段
怪物とは、自分本位で他者を傷つける者のことだ。これは、どんな人も持っている部分。自分の中の怪物に気づき、理性や勇気で受け入れ、立ち向かうことができることが、重要。自分の中の怪物を手懐けた人間は、強い。
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寝落ち6段
自分を卑下し、自分自身を不幸だと思う。こんな悍ましいことはない。自分が自分にとって怪物であると、その怪物を飲み込むことができる人間は強い。それができない人間が多い。
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寝落ち6段
恐怖は、未知からやってくる。どんな恐ろしい追剥だって、未知なる異形がやってきたら恐怖する。恐怖を乗り越えるために、必要なのは、知ろうとすること。知ろうとせず、間違った乗り越え方をすると、それが偏見や差別になる。怪物はそこから生まれる。しかし、しっかりと受け止め知ろうすれば、固陋な老人も、一般的なメイドも、怪物を見なくなる。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/09/16(4607日経過)
記録初日
2012/04/02(4774日経過)
読んだ本
1692冊(1日平均0.35冊)
読んだページ
481670ページ(1日平均100ページ)
感想・レビュー
1633件(投稿率96.5%)
本棚
55棚
性別
年齢
37歳
現住所
愛知県
自己紹介

 ナイスやお気に入り、ありがとうございます。

 小4の頃に出会った「ファーブル昆虫記」
 連日、学校の図書室に通った。これが私の読書歴の原点。
 中学生の頃は、江戸川乱歩や横溝正史、アガサ・クリスティーといったミステリーを読み耽った。
 高校生では、滝沢馬琴「南総里見八犬伝」で古典の力を思い知った。
 大学生では、ロマン・ローランや島崎藤村、トルストイ等に触れた。
 社会人になって、ジャンルを問わず手に取るようになった。

 読書は、楽しい。

 読書メーターは、地域、年齢、職業問わず、多くの人の多くの感想を拝見でき、時には驚き、感銘することのできる場だと思います。大変楽しいし、為になります。
 感想は極力書くことにしています。255字制限を守って、書くことにしています。とりとめのないものです。

 これからも続けていき、多くの世界を知り、自分の世界を豊かなものにしていきたい。そして、誰か一人でも読書の良さに触れてくれるようになればとも思います。

「人生で影響を受けた本100冊」というイベントに参加中
https://bookmeter.com/events/7335
私自身の「人生で影響を受けた本100冊」をまとめようと思います。
https://bookmeter.com/users/263421/bookcases/11547506?sort=book_count&order=desc
 まだ未登録の本があったり、幼少期の本もあったりするので、蔵書をまとめつつ、本棚に登録していこうと思っています。
シリーズ物は初巻のみの登録です。

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