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2023年1月の読書メーターまとめ

海猫
読んだ本
6
読んだページ
2156ページ
感想・レビュー
6
ナイス
1574ナイス

2023年1月に読んだ本
6

2023年1月のお気に入り登録
3

  • tnkzw
  • さよ(コードネーム34⛄❄🌏)#しのさんとペア画中
  • どな

2023年1月のお気に入られ登録
2

  • tnkzw
  • どな

2023年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

海猫
少女5人組が大活躍する時代伝奇浪漫。2部構成で第Ⅰ部「江戸少女奇譚の巻」は、連作短編風でいわば登場編。第Ⅱ部「大江戸奇巌城の巻」は、少女たちが集結し陰謀に立ち向かう。一冊でTVシリーズと長編映画を楽しめるようなイメージ。作風が奔放奇想天外で、世界征服を企む大陰謀が堂々と出てくるあたり嬉しくなる。現在の日本の世相を風刺する視点があって新鮮味も感じた。所々でトリッキーな仕掛けがあり、謎解きが入るのは推理小説的。メインの少女たちも皆が賢くて知的に行動。できれば「ご門跡チーム」の少女らが再活躍する続編が読みたい。
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2023年1月にナイスが最も多かったつぶやき

海猫

2022年の読書メーター 読了数:86冊 読んだページ:23951ページ ナイス:19071ナイス 感想・レビュー:86件 月間平均冊数:7.2冊 月間平均ページ:1996ページ ▼海猫さんの2022年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/26406/summary/yearly

が「ナイス!」と言っています。

2023年1月の感想・レビュー一覧
6

海猫
少女5人組が大活躍する時代伝奇浪漫。2部構成で第Ⅰ部「江戸少女奇譚の巻」は、連作短編風でいわば登場編。第Ⅱ部「大江戸奇巌城の巻」は、少女たちが集結し陰謀に立ち向かう。一冊でTVシリーズと長編映画を楽しめるようなイメージ。作風が奔放奇想天外で、世界征服を企む大陰謀が堂々と出てくるあたり嬉しくなる。現在の日本の世相を風刺する視点があって新鮮味も感じた。所々でトリッキーな仕掛けがあり、謎解きが入るのは推理小説的。メインの少女たちも皆が賢くて知的に行動。できれば「ご門跡チーム」の少女らが再活躍する続編が読みたい。
が「ナイス!」と言っています。
海猫
前巻は面白く読んだけれども、マウントバトルって2巻まで引っ張れるほどのものか?という疑問があった。しかし実際読んでみればなかなかやるもんだねー。今回出てきた新キャラがかなり個性的だし、パロディーネタがいろいろ入って前作以上にノッてる感じがする。あとやっぱりロジカルなところが面白いですね。バカバカしいのが突き抜けて妙に感心する瞬間があったりする。前巻は個人戦がメインだったのに対し、今回は団体戦。趣向が広がったし凝った戦略もありで読ませる。ラブコメ的にも楽しかった。終わり方からして次巻がありそうなので期待大。
が「ナイス!」と言っています。
海猫
冒頭、主人公・大門一郎太の顔の上に、男装の娘盗賊が天井を破って降ってくる場面からして掴まれる。そこから話がどんどん転がるのでぐいぐいと読めた。特に前半はラブコメ的な味わいが強い。官能小説の要素が濃い作品なのでだんだん濡れ場が多くなる。男装の女渡世人やマゾヒストの刀腰女、双子の女忍など続々登場し濃厚に展開。本筋の方は財宝争奪戦で剣戟がふんだんに盛ってあり、時代劇の醍醐味がちゃんとある。一郎太が侠気あって強いのでなかなか痛快。謎解きもしっかりしたもので、作品の性質上格調は高くないがサービス満点で楽しめる一作。
が「ナイス!」と言っています。
海猫
昭和15年、海軍を追われ満鉄調査部に飛ばされてきた元士官候補生・湊春雄。彼は西風と名乗る得体の知れない男と出会い、様々な事件と遭遇する。全4編収録の冒険活劇。文章が読みやすく、各話それぞれに趣向が凝っていて楽しい。満洲国の雰囲気が良く伝わって臨場感あり。主人公は甘粕正彦を内偵するという目的があったはずなのにそこは掘り下げられないのかな?と思っていたらちゃんと仕掛けがあった。読み終わると、満州という幻の国に対するノスタルジックな感慨に包まれなんだか切ない。作品に一貫した映画愛が漂っているのも好感触であった。
が「ナイス!」と言っています。
海猫
大学生の旭が目が覚めると、若き日のコナン・ドイルになっていた。ドイルに憑依してしまった旭のサスペンスフルな冒険が始まる。サクッと読みやすくて楽しかった。シャーロック・ホームズはかじった程度には読んでいるけれど、小ネタがちょこちょこと仕込んであって興味深かった。かといってマニアックなほどでもないし、ホームズを全く知らない人が読んでも楽しめるよう、出来ていると思う。それと舞台のヴィクトリア朝時代の世相や風俗、当時の人々の価値観などが良く書けていて感心。自分もタイムリープした気持ちになってスリリングに一気読み。
が「ナイス!」と言っています。
海猫
江戸は谷中で用心棒家業を営む男、萩尾大楽。家督を譲った弟が脱藩したことを知り、裏の事情を探り始める。見えてきたのは阿芙蓉(アヘン)密輸を巡る黒い繋がりだった。みっちりと書き込まれた密度ある文章で内容も濃く、文庫一冊でどっしりした手応え。時代小説として堂々たる仕上がりであるが、それだけではない。次々と現れる癖のある人物たちと大楽が渡り合う様は、欧米のハードボイルドを連想。麻薬密輸を追い詰める展開はノワール風でもある。主人公が捨てたはずの過去と向かい合う後半は、大いに情動を揺さぶられた。大楽の人物像も魅力的。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/07/10(5469日経過)
記録初日
2009/07/10(5469日経過)
読んだ本
2808冊(1日平均0.51冊)
読んだページ
657154ページ(1日平均120ページ)
感想・レビュー
2545件(投稿率90.6%)
本棚
4棚
性別
血液型
A型
現住所
大阪府
自己紹介

気分が変わりやすいので読む本のジャンルがころころ変わります。
テンションの上下も激しいので急にたくさん読んだり止まったりします。
コミュニケーションに飢えておりますのでナイスなりコメントとなりメッセージなりあると喜びます。

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