詐欺団体を追うサスペンスもの、だと思うのだが、ミステリ賞がどうとか読み返すとか書かれてるせいで「なんかしらの叙述トリックがあるんだろうな」と思いながら読み進めてしまった。文章は読みやすいのだがメインキャラクターがだいたいいけすかないのでつらかった。最終章の種明かしをやりたいがためにダラダラ書き連ねたようにも見え、結果あまり好みではないです。

修学旅行で友達とキャッキャしたり陰キャを導いたりMCしたり、ぼっちも成長してるなあ（）。

やっぱ渋谷は怖い所だな。疲れたOLの目に映る猫耳少女こそが怪異なのかもしれない。

明治時代に大衆の間で流行したものの現代人には知られていない娯楽物語たちを紹介する本。タイトルになっている舞姫のやつはほんの一部にすぎない（まんま舞姫ではなく、あくまでモチーフにした作品だし）。明治娯楽物語そのものを読みたいとまでは思わないが、現代のフィクション作品に繋がっているかもしれない何かがあったということを知れたのは良かった。

丘の上の館を舞台にした人死にを描くホラー短編連作。童話のようでもある。大工の話はちょっとかわいくて笑った。

有名な「賢者の贈り物」「最後のひと葉」を含む短編集。読んだことないのも多かったが、どれもわりと面白い。

フランスのなんやかやの短編集。あまりピンと来なかった。

詐欺団体を追うサスペンスもの、だと思うのだが、ミステリ賞がどうとか読み返すとか書かれてるせいで「なんかしらの叙述トリックがあるんだろうな」と思いながら読み進めてしまった。文章は読みやすいのだがメインキャラクターがだいたいいけすかないのでつらかった。最終章の種明かしをやりたいがためにダラダラ書き連ねたようにも見え、結果あまり好みではないです。

なんだかんだで毎話通常世界に戻ってると信じたい。箱根登山鉄道の絶望感やばいな。

「人獣細工」「吸血狩り」「本」の三編を収録したホラー短編集。グロい。「人獣細工」が分かりやすくグロく、かつ繊細で、オチもいい。「本」の喜劇的なシーンでは笑っていいのかなんなのか混乱するくらいには入り込めた。「吸血狩り」は単純に胸糞悪いだけなので好きじゃないです。