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神話・説話も興味深い。「ノアの方舟」の元と見られる「アトラハーシス物語」やギルガメッシュ叙事詩が有名だが、そこには死後の世界に希望を繋ぎ永遠の生命を求める発想はない。業績を通して後世に名を残すことで満足すべきとされている。
(続き)に移行し、そのタリバン政権と死亡した主犯格の所属した親タリバン組織との関係性などの事情が複雑に絡み、事件解明犯人逮捕は遅々として進まずもどかしい。余談だが、死亡した主犯格は身代金目的の誘拐を生業としていたが、なぜそのようなことになるのか。タリバンの内務省職員へタリバンの思想を直接インタビューしているがその内容はほんの一昔前の男女観や家族観と大差ないことに気付く。またタリバンのメンバーも外国とは仲良くしたいし、国の発展のため援助も切実に欲している。危険思想集団にように伝わるが意外な面もありと思った。
(続き)話中に黒人初の大リーガーもブルックリン・ドジャーズであったり、1920年代初めの第一次大戦後の復興期に爆発的に普及したラジオの中継により一躍ベースボールが”愛されキャラ”ベーブルース擁するヤンキースを中心に国民的スポーツとして熱狂的に受け入れられたことや、そのベーブルースは、豪快な三振でも大人気だったことなど、興味深いエピソードがあった。思えば高度成長期の読売の長嶋茂雄が帽子をあみだに被ったり、帽子を飛ばす三振の仕方など狂乱の時代のベーブルースの仕草の模倣なんだな、と気づかされた。(続く)ま
(続き)また、第二次大戦中の1回目の離婚後の傷心のディマジオの徴兵に纏わるエピソードでは各軍の将校は徴兵にあたり自軍のレクレーションで野球やフットボールチームの強化にも奔走していた様子もあり、かたや日本では澤村栄治や島清一の徴兵による悲劇的な戦死が語られるのとは残酷な好対照であることも印象深かった。
またいくつかの点で正確ではない。近鉄最後の現役選手は岩隈ではなく、近鉄からオリックスに振り分けられ、後にヤクルトに移籍した坂口智隆だろう。また当時藤井寺に住んでいたのは金村と栗橋の二人だけでなく梨田も住んでいたはずだ。それにしても近鉄はどうして後味のわるい終わり方をしたのか。確かに当時パルケエスパーニャとバッファローズで100億の赤字を出していたと記憶するが、本業収益は阪急電鉄より近鉄のほうが良かった。阪急は沿線開発が得意で補ってはいたが、やはりブレーブスと宝塚歌劇団で同じように赤字を出していた。残念だ。
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神話・説話も興味深い。「ノアの方舟」の元と見られる「アトラハーシス物語」やギルガメッシュ叙事詩が有名だが、そこには死後の世界に希望を繋ぎ永遠の生命を求める発想はない。業績を通して後世に名を残すことで満足すべきとされている。