物語的にはまぁ、そんなに昂るようなシーンもない。でもレビューは結構いい。どんなどんでん返しを見せてくれるのかなぁと思っていたのですが、これは確かにすごい。相当な労力。大変だっただろうなぁと思います。

物語的にはまぁ、そんなに昂るようなシーンもない。でもレビューは結構いい。どんなどんでん返しを見せてくれるのかなぁと思っていたのですが、これは確かにすごい。相当な労力。大変だっただろうなぁと思います。

自分の読解力の問題で、前半部分の修養とか教養の話はあまり理解できなかった。が、後半からの内容はなぜかスルスル入ってきた。仕事に全身全霊なあまり、それ以外をノイズとして扱ってしまう。スマホなどからの情報とは違って本はノイズだらけ。故に読書から遠のいてしまうのではと著者は述べる。結構共感できた。あと、仕事に邁進する＝自己実現って社会から思わされているってとこも。

町の本屋さん、どんどん少なくなってる。大型書店も厳しい時代。本好きな一読者として、これからも本屋さんがずっと続いてもらえるように協力したい。

結局人は自分の見たいようにしか物事を見れない。誰かのためにとした事が結局はその人を傷つけていたり。多分言葉で話したところで通じないし相容れない。諦めと、一定の距離感が必要。そう感じた。

いい本だった