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2024年9月の読書メーターまとめ

Satoshi
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13
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6001ページ
感想・レビュー
13
ナイス
204ナイス

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2024年9月に読んだ本
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2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Satoshi
ネタバレ陰湿なイジメを受けている主人公と同じくイジメを受けている少女コジマの交流を描いている。イジメ克服ものかと思いきや、コジマの信念とイジメグループの百瀬の思想が長く語られ、主人公のイジメの原因かもしれない斜視の治療で幕を閉じる。コジマと百瀬の思考的な対立は人生観を通り越して哲学の領域になり、主人公のコンプレックスである斜視の解釈も全く異なる。主人公が悩んでいた斜視は簡単に治療できることが判明し、その二項対立にどのような解釈ができるのかは読者に委ねられている。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

Satoshi

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:16冊 読んだページ数:6682ページ ナイス数:259ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/279699/summary/monthly/2024/8

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2024年9月の感想・レビュー一覧
13

Satoshi
8/15以降も戦闘が繰り広げられた日ソ戦。スターリンがマッカーサーの日本統治を認めていなかったこともあり、終戦が遅れ、スターリンは北海道の分割統治を望んだ。千島列島のソ連統治はミサイルリスクから、アメリカでも否定的な意見があったが、トルーマンの独断で決まった。北方領土問題の解決は遠い。
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Satoshi
交通事故による死亡事故の全責任を取って刑務所に入った女性メーガンが20年の服役後に当時同乗した旧友の前に現れる。逮捕前に念書を書いており、それが発覚すれば、残りの5人の人生が破綻する。という囚人のジレンマを描き切ったスリラー。20年前の人間関係がありつつ、守るべきものがある5人の行動とメーガンの目的、その結末を一気に読ませてくれる。広がった風呂敷を畳むのが難しく、やや性急な結末であったが、それでも満足できる作品であった。
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Satoshi
サイコスリラーの傑作らしいが、なかなかのバカミスだった。主人公の兄がサイコキラーで精神病院に入院しており、ちょくちょくアドバイスをもらいに行くなど、漫画のような設定。アル中の恋人、常識人な相棒、そりの合わない上司と不思議な人物模様が魅力的なので、飽きずに読めたが、真相は理解し難いものになっている。
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Satoshi
ネタバレ陰湿なイジメを受けている主人公と同じくイジメを受けている少女コジマの交流を描いている。イジメ克服ものかと思いきや、コジマの信念とイジメグループの百瀬の思想が長く語られ、主人公のイジメの原因かもしれない斜視の治療で幕を閉じる。コジマと百瀬の思考的な対立は人生観を通り越して哲学の領域になり、主人公のコンプレックスである斜視の解釈も全く異なる。主人公が悩んでいた斜視は簡単に治療できることが判明し、その二項対立にどのような解釈ができるのかは読者に委ねられている。
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Satoshi
墜落した飛行機から見つかった奇跡の赤ん坊は富豪、庶民どちらの家庭の子どもか。富豪家庭が雇った探偵の手記と庶民家庭の息子が語り手となり、物語は進む。中盤で奇跡の赤ん坊の真相は予想つくが、飽きることなくストーリーは進む。富豪家庭の残された娘マルヴィナの魅力で読ましてくれたが、主人公である庶民家庭の息子マルクとリリーの関係など納得できないラストはモヤモヤさせる。爽やかに終わっていいものだろうか。
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Satoshi
チャンドラー風味のハードボイルド。本作は主人公が黒人労働者で舞台はロサンゼルスのワッツ地区、時代は第二次世界大戦の記憶が残る1948年。主人公は本国では差別を受けていながら、ヨーロッパ戦線では白人を殺していた。そして、差別を本能的に受け入れている自分に嫌気を感じている。この主人公設定だけで本作は満点だ。ストーリーはそこまでの捻りを感じないが、魅力的な主人公とその仲間の存在だけで楽しめる。
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Satoshi
マキャモンによるザ・スタンドのオマージュ。個人的には本作の方が楽しめた。核戦争により崩壊したアメリカを舞台に3組のグループが放浪する上巻とその7年後の下巻。汚染された大地を蘇らせる奇跡の少女と人類を導くリング。一方、人類を完全に崩壊させるように操る悪魔。それぞれが導かれながら、神の宿る山に向かう。神の正体は何処かの映画と同じだが、本作は希望に満ちた結末となる。1200ページ以上のボリュームを飽きさせないのは流石マキャモン。
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Satoshi
感想は下巻で
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Satoshi
名作映画「切腹」の原作小説を納めた短編集。著者の滝口康彦は司馬遼太郎と並ぶ歴史作家らしい。「異聞浪人記」で描かれる不条理。武家社会というお家が無くなれば困窮し、お家があってもその面子を守れなければ切腹という価値観を侍魂というのかよくわからない。「拝領妻始末」もお家の体裁を整えることのみを主眼とした社会がいかに女性の尊厳を傷つけたか。いちの末路が淡々と描かれているところに底しえぬ悲哀を感じる。本作も映画化している。三船敏郎主演で加藤剛、仲代達矢が周りを固めており、かなりの豪華キャスト。
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Satoshi
パートナーを失った刑事と軍用犬が事件を追いかける。事件の真相は呆気ないが、刑事と犬の絆が感動的に描かれている。刑事の上司の犬への愛情、トラウマに襲われる刑事と寄り添う犬。「お前のほうがよっぽど立派だよ。相棒の側を離れなかったのだから」この台詞は泣ける。ただ、タイトルが「容疑者」で犬との絆を感じられないのが残念。
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Satoshi
コスビーの最新作。差別が色濃く残る南部での連続殺人。主人公は黒人保安官だが、部下の保安官補が黒人の殺人容疑者を射殺する。被害者の携帯データから連続殺人が発覚し、ヘイトクライムが濃厚である反面、主人公は黒人社会からも警戒されるなど厳しい立場になる。作品を通じて主人公家族の絆が盤石であり、安心して読み進められた。
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Satoshi
レックバリの新シリーズ。エリカ&パトリックシリーズは面白いがメロドラマ展開が多かったイメージ。本作も個々の人物のサブストーリーが多く、事件そのものはシンプルな割にはぺージ数がかさんでいる。主人公の過去に絡む殺人事件となっていく展開は強引に感じた。後半のスリリングな場面は面白かったが、どこか物足りない。
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Satoshi
感想は下巻で
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4551日経過)
記録初日
2012/11/03(4551日経過)
読んだ本
1869冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
736774ページ(1日平均161ページ)
感想・レビュー
1669件(投稿率89.3%)
本棚
30棚
性別
職業
技術系
現住所
神奈川県
自己紹介

ミステリーを中心に読んでいます。

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