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2025年1月の読書メーターまとめ

Satoshi
読んだ本
17
読んだページ
6341ページ
感想・レビュー
17
ナイス
285ナイス

2025年1月に読んだ本
17

2025年1月のお気に入り登録
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  • yukihirocks

2025年1月のお気に入られ登録
1

  • yukihirocks

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Satoshi
ネタバレ表題作が有名なSF作品であるが、初めて読んだ。中編小説3編から構成され、図書館で未来人が人類についての書籍を読むという設定かつ、作中に可愛らしい挿絵が散りばめられている。有名な表題作は「えっ、これが最善策なの?」と思ってしまった。絶体絶命の中から何らかの解決がなされて、大団円という小説に慣れてしまったせいか、読後にモヤモヤしてしまった。後書きを読み、著者がアルツハイマー認知症の夫を殺害した後に自殺したという事実を知り、さらに悲しくなった。
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2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

Satoshi

2024年の読書メーター 読了数:180冊 読んだページ:75196ページ ナイス:3315ナイス 感想・レビュー:180件 月間平均冊数:15.0冊 月間平均ページ:6266ページ ▼Satoshiさんの2024年に読んだ本一覧 → >> https://bookmeter.com/users/279699/summary/yearly

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2025年1月の感想・レビュー一覧
17

Satoshi
伊集院静による短編集。野球を軸とした家族の物語。中には破綻した家族もあるが、野球への思いが、家族の絆に絡みつく。ただ、第1話の夕空晴れては子を持つ親は感涙していまう。いきなり泣かせにこないでもと思いながら残りを読み進めた。どの作品も映画フィールドオブドリームズと同じ余韻がある。世の中は変わっても野球は変わらずそこにある。
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Satoshi
スティーブン・キングの初期作品。個々のキャラクターを丁寧に説明することにより、狂犬病にかかったセントバーナードに襲われる単純なストーリーに厚みを持たせている。狂犬病という現実にあり得る恐怖を臨場感を持たして描いており、読みごたえ抜群だ。救いの無いラストだが、この容赦の無さがスティーブン・キングらしさかもしれない。
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Satoshi
拝み屋が実体験をもとに書いたホラー小説。実話にしては伏線回収し過ぎだろうと思いながらも、なかなかの筆力。群像劇のように様々な人物の恐怖体験が1つの怪異に結びつける展開はホラー小説として優れている。
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Satoshi
ネタバレ表題作が有名なSF作品であるが、初めて読んだ。中編小説3編から構成され、図書館で未来人が人類についての書籍を読むという設定かつ、作中に可愛らしい挿絵が散りばめられている。有名な表題作は「えっ、これが最善策なの?」と思ってしまった。絶体絶命の中から何らかの解決がなされて、大団円という小説に慣れてしまったせいか、読後にモヤモヤしてしまった。後書きを読み、著者がアルツハイマー認知症の夫を殺害した後に自殺したという事実を知り、さらに悲しくなった。
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Satoshi
前半は深海の地形について、仮想世界一周をしながら解説し、後半は海溝、海嶺、海台といった地形とプレートテクトニクスの開設をわかりやすく解説している。プレートが海溝で落ち込み、マグマに引き込まれ、火山により地上に出てくる。壮大な地球の循環を知れば、トレッキングで観察する地形も異なる視点で見ることができる。
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Satoshi
主人公と伯母の恋愛とラジオドラマが交互に語られる。ラジオドラマのシナリオライターは徐々に狂っていき、ストーリーが破綻していく。主人公の恋愛劇は青臭い展開で、安っぽいソープオペラの様である。しかしながら、破綻しきっているラジオドラマは下ネタ満載であり、無意味に人が死に、スラップスティックコメディの様相である。この破綻したナンセンスな展開を読んでいたら、娘が好んで視聴していた「おそ松さん」を思い出してしまった。
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Satoshi
登山の装備が整っていない明治時代に経典を求めてインドからチベットに不法入国した僧侶の旅行記というか冒険記。インド経由ということはヒマラヤ越えをしたということ。インドでチベット語を学び、氷河の湖を泳ぎ、川を渡り、盗賊に襲われ、中国人と偽りチベットに入国。現地では医師をしながら、仏教の修行に励む。不法入国がばれそうになり、いそいそと脱出する。修行のためとはいえ、恐るべき行動力だ。また、本書を通じて当時のチベット文化を知ることもできるし、文明開化後の日本人のチベット人に対する蔑視的な目線も感じられる。
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Satoshi
感想は下巻で
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Satoshi
主人公は孤独な保安官。とある日、喧嘩別れした弟が轢き逃げにて殺害された。並行して、様々は場所でレイプされた少女の死体が発見される。弟の忘れ形見に促され、弟の殺人を捜査すれば、少女の殺人事件との関連が見えてくるという有りがちな展開。捜査は聴き込みしては外れの連続でもどかしいが、叙情的に描かれて飽きさせない。主人公の再生が主題なので、事件に関するツッコミどころは気にならない。
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Satoshi
ファンタジーとミステリーの融合作。イギリスでは児童書にカテゴライズされるようだ。ヴィクトリア時代のイギリスは女性の地位は低く、ダーウィンの進化論がキリスト教を揺るがしていた。捏造により隠遁生活を送る父親の死の真相を少女が追いかける。少女の成長は敬愛する父親の死から始まる。聖書と科学、真実の嘘、少女の成長と出会いなど様々な要素が詰まった読みごたえある作品。
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Satoshi
ジェフリー・ディーヴァーの新シリーズ。主人公は懸賞金稼ぎの風来坊。父親からサバイバル術を伝授されており、ピンチの際は父親のレッスンをもとに解決する。主人公はリンカーン・ライムやキャサリン・ダンスのように理知的でなく、行き当たりばったりの捜査になるので、ツイストしても驚きは低めかな。ゲーム業界の闇を描いた全体のストーリーは面白かった。主人公の父親の死にはさらに大きな闇がありそう。
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Satoshi
感想は下巻で
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Satoshi
脳トレで有名な川島先生のお弟子さんの著作。スマホ脳と言われる認知機能が低下した脳を画像とデータをもとに解説している。オンラインでのコミュニケーション不足も対面ではできている脳の同期がオンラインでは機能しないという理論をデータをもとに解説している。興味深かった。
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Satoshi
スペンサーシリーズの傑作である初秋の続編。スペンサーが導いたポールは自立し、ダンサーの道を進んでいたが、母親はつまらない男と付き合い、その男はギャングのボスの息子とトラブル起こしていた。本作はスペンサーとギャングのボス:ジョウの父性に関する物語であり、父親として息子に示すべきことを描いている。とてもアメリカ的だ。
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Satoshi
アメリカのZ世代の動向を示したエッセイ。差別やヘイトに敏感であり、ジェンダーにも寛容、強欲資本主義に反旗を示すZ世代には期待しか無い。一方、昨年のアメリカ大統領選挙にて、Z世代までもトランプの得票率が高かった。世の中、一筋縄にはいかない。
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Satoshi
壮大な三体も本作で完結。前作の主人公の太陽系を巻き込んだ三体との交渉を受け継いだ主人公と主人公に片想いしたまま脳のみを宇宙に飛ばされた青年を軸に物語は進む。主人公と三体の交渉は決裂し、地球侵略が始まるが、自滅を伴う三体と太陽系の位置公表により、三体は崩壊し、太陽系の滅亡もカウントダウン状態となる。宇宙に飛んだ青年は地球に光速移動のヒントを与え、太陽系の二次元化による崩壊と主人公の別宇宙への逃避により物語は完結する。様々なプロットが終盤に回収されていく過程は心地良く、素晴らしい読書体験だ。
Satoshi
2025/01/03 14:34

主人公と青年は終にカップルにはなれないが、崩壊後の主人公に農作物と智子を残す。ハードSFだがセカイ系の終わり方。語り尽くせない魅力が本作にある。

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Satoshi
感想は下巻で
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/03(4493日経過)
記録初日
2012/11/03(4493日経過)
読んだ本
1838冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
725553ページ(1日平均161ページ)
感想・レビュー
1638件(投稿率89.1%)
本棚
30棚
性別
職業
技術系
現住所
神奈川県
自己紹介

ミステリーを中心に読んでいます。

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