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2024年10月の読書メーターまとめ

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感想・レビュー
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83ナイス

2024年10月に読んだ本
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2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

siomin
別々の登場人物がだんだん一か所に集まっていき、最後は大団円を迎える小説。最初は登場人物が多いしいろいろな展開があってよみづらいものの、だんだん一点に集まってくるので読むのが止まりません。しかし、序盤に壊れた傘が飛び立つ記述があるが、それが後半にはとくに記述が無くなったのが気になった。読み飛ばした可能性があるが、あれはなんだったんだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
25

siomin
書店でシリーズがたくさん置いてあるのでとりあえず1冊読んでみました。中学入試で出題されたキーワードを漫画でしょうかいしているけど、その説明がそこまで詳しくないので、別のところでもっと知識を得ないと中学入試では役立たないかなあと思います。
siomin
タワマン文学の走りといわれる一冊。私自身は東京生まれ東京育ちだがこの本に出てくるような「キラキラした生活」は全くしていないので、この世の中には「キラキラした生活」はあるんだろうが実感ができなかった。ただ、地方から出てきて東京で暮らすとなると、様々な屈託があるのかなと思わざるを得ない。実際、地元から離れて東京に出ても結局は地元に戻る話がちょこちょこありましたし。まあ、私は帰る田舎もないので、東京にしがみつくしかありませんが。
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siomin
別々の登場人物がだんだん一か所に集まっていき、最後は大団円を迎える小説。最初は登場人物が多いしいろいろな展開があってよみづらいものの、だんだん一点に集まってくるので読むのが止まりません。しかし、序盤に壊れた傘が飛び立つ記述があるが、それが後半にはとくに記述が無くなったのが気になった。読み飛ばした可能性があるが、あれはなんだったんだろう。
が「ナイス!」と言っています。
siomin
幕府の秘密諜報録を分析することで江戸時代の大名の人となりを紹介した一冊だけど、実に面白い。戦国時代が終わったものの当時の記憶が残り荒々しい気風が残る武士も、代替わりすることでだんだん平和に慣れて先例に付き従うようになり世代間の葛藤で翻弄する様は興味深い。とはいえ徳川家の力は強くそこに奉公するのも並大抵な苦労でないのもわかる。加賀の前田家は四国全部を所領にする可能性があったそうで、歴史にイフはないとはいうものの、それが実現していたら薩長による維新の前に前田が倒幕していたのではと思わざるを得ません。
siomin
沖縄の離島で走る路線バスをひたすら乗りつぶそうという一冊。その試みは面白いがバス路線は一筋縄ではいかず悪戦苦闘するのは面白い。バスの話題だけでなく話があちこちに飛ぶのは好き嫌いが分かれるところで、個人的にはもう少しバスに注力してほしかった。あと詳細な地図が欲しかった。著者は沖縄に思い入れが強くそれは良いことだろうが、変容していく沖縄に苦言を呈するのは少々閉口。若い女性観光客が沖縄に訪れて渋い居酒屋でテビチに齧りついたっていいじゃないか。
siomin
日常使われていることばにしても、疑問にもったらいくらでも出てくるものですね。それを辞書編集者が解説するシリーズの一冊です。知恵熱は小さい子が出す熱のこと、三寒四温は日本では起きず日本統治下の朝鮮半島では起きるのでそこから広まったとか、知らない言葉の知識を知ることができます。しかし、NHKのチコちゃんは信頼性が薄いことばの知識を流すことがあるようで、いくら「諸説あります」とは言ったとしてもそれはどうなのか。
siomin
高速道路の魅力を紹介した一冊。今や高速道路の発展は著しく、SAの快適度はアップしているのは間違いない。沿道は交通の便がよくなって人や物が行きかうのは経済の発展に役立つのも間違いない。ただ、いちいち新幹線をはじめとする鉄道との対比で高速道路の優位性を示すのはちょっと嫌だった。
siomin
アイリスオーヤマの創業者によるビジネス書。非上場だし,創業者のトップダウンがしっかりしているからこその成功なのかと思うし,それを他の企業ができるかと言ったら難しいとしか思えない。とはいえ,ピンチが訪れたときを奇禍にいかに発展していくのかは重要なのかと思った(前にドン・キホーテの創業者の本にも同様な話があった)。
siomin
危険生物ってお子さん好きだけど、こんな本も出ていたとは。こどもが読んでたので私も読んでみました。危険生物と言ったら獰猛な感がありますが、ゆるい漫画で描かれているので、そこまでのおどろおどろしさはなく、緩く読めます。
siomin
「意識が高い人」たちの行動に対して冷淡に接したり寄り添ったり,いろいろなことをしてきた沼田。その生き方を追った小説。社会に課題を見付け取り組もうとするZ世代を揶揄しているようにも読めるし,Z世代に無理に寄り添おうとする年長者を揶揄しているように読める。私が20代のときにここまで社会問題に立ち向かおうという意識はなかったから今のZ世代は立派だと思うが,そのぶん息苦しかったり悩みが深いのかなとも思った。
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siomin
北海道の過疎が進む田舎町を舞台にした小説。若い人が去っていくのを打開しようと役場も青年団も奮闘するが実を結ばず,外国から配偶者を見つけないと若い人は定住しない。噂話が飛び交いちょっとしたことでも大騒ぎになるなど窮屈な面も見え隠れする。これが過疎の町のリアルなのかなと思わざるを得ないし,厳しいなと思わざるを得ない。小説内で記述があるが,結局は娯楽がほとんどないからなのか。いちおう最後に少し救われた記述があるのがちょっと良かった。たまたま読む機会があったが,意外と拾い物の一冊だった。
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siomin
わかりやすい地理の入門書。これだけ自然災害が多い昨今,いかに身を守るのかを知るために地理を学ぶのかなと思われ,その手の記述が多めでした。p.26のアイスランドの年間平均気温が-2~14度,北海道は-12~24度とあるけど,いくら北海道が寒くても年間平均気温が-12度になるところってあるのか?また,p.36に天明の大飢饉のときの老中は松平定信とあるが,そのときの定信はまだ白河藩主のはず?
siomin
最近は退職代行会社というのが隆盛だそうですが,その第一人者が執筆した一冊。確かにZ世代は根気がなくすぐに退職するわけだが,その一方できちんと労働条件を示さなかったり改悪する企業があるのも事実。そんな会社で消耗するくらいなら,とっとと見切りをつけるのも人生の選択として間違っていないと思うし,著者も書いてますが退職代行業者がなくなる社会が望ましいとも言えます。
siomin
出版社の校閲担当を主人公にしたエッセイマンガ。100年以上残る本をつくるために奮闘する校閲者の仕事ぶりは頭が下がります。私も出版社の片隅に所属しているので読みながら納得しつつ,そうでもないなとも思いつつ。何度も何度も目を通しているのに誤植が出てくるのはいったいなんでなんだろう。誤植を他人に指摘されるのは確かに悔しかったものだが,それを何度も繰り返すと悔しさが減ってしまうのもなんなんだろう。作品内で同僚の汚いデスク周りを紹介していたけど,私の会社の席よりずっと綺麗だったのは違和感。
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siomin
ザグレートカブキとタイガー戸口の対談。この手のプロレスの思い出話をまとめた本を読むけど,これが格段に面白かった。とくに猪木と馬場の逸話はなかなか。日本プロレス時代に当時の幹部が好き勝手やったから猪木と馬場は団体のトップに君臨するようになっただとか,猪木は運動神経はないが人に取り入るのがうまい。逆に馬場はプロレスを知り尽くしているがウェイトトレーニングはぜんぜんやらないしかなりのケチ(これは元子夫人の影響か)。プロレスラーの思い出話は話半分に聞いたほうがいいが,この世界で生きる人は桁外れすぎる。
siomin
間取りを見ると楽しいですが、極端な形だったり、部屋があるのにドアも窓も無くてどうやって入るか分からないものがあったりと、不思議なものもあります。それを解説しています。しかし、明らかに住みづらい部屋もあるけど、実在するのだろうか?たぶん作図ミスがそのまま残っただけだと思いますが。
siomin
プロレスラーの思い出話をつづった一冊。週刊誌の連載だけど、突っ込みが弱いせいかレスラーの魅力にあまり迫っていないのは難点。高田延彦が相当酒が強いということが印象的だった。
siomin
書店の危機はずっと言われていますが、それを地方の視点から述べているのは珍しいかもしれません。著者の故郷の秋田県での書店を紹介していますが、本当に本が売れない。人口減少が著しくしかも子どもが尋常じゃなく少ない。取次からベストセラーの配本が少ないのもきつい(書店がアマゾンで購入して客に売るというのはかなりおかしい)。とはいえ、地方では書店が人が集まるコミュニティとなるから重視されているとはいえ、その人の数が減っているとなったらどうなってしまうのか。現状厳しいと思わざるを得ません。
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siomin
有名な物語を下敷きにして、舞台を奈良に当てはめた小説。京都を舞台にした小説はたくさんあるけど、奈良を舞台にしたのは珍しい。正直、いろいろな奈良の土地が出てくるが、それがどのような立ち位置なのかよくわからないので(十津川が山の中で田舎なのはわかる)、ピンと来ないところもあるが、結構楽しめた。奈良の人がちょっと遊びたいときは大阪に出る傾向があるのかな、その手の話が4つほどあった。
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稲荷町の噺家が謎を解くミステリー。落語の噺が謎を解くカギになっているので,落語好きならば面白いでしょう。落語家がたくさん出てくるし,兄弟弟子ならば名前が似通うので誰が誰だか混乱する恐れあり。狭い社会だから噂があっという間に広まるのはきついですね。けっこう悲惨な事件も起こるけど,それぞれがその後生活を維持できているのは,まあよかったというべきなのか。
siomin
横浜にちょっとでも接点があったら,三渓園の名は聞いたことがあるでしょう。そのもとになった原三渓の逸話を基にした小説。原三渓はとくに剛腕というわけでもなく,浮名を流すわけでもなく,それでいて周りの人を引き付けてやまない。横浜の発展にはこの人ありなんでしょう。関東大震災では横浜は大打撃を受けたものの復興を遂げ,太平洋戦争では空襲でまた大打撃を受けた。しかし今ではまた復興している。横浜の不屈の精神が感じられます。個人的には,瀬田の役割はいったい何なのだろうと,立ち位置があやふやかなと思いました。
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siomin
短編小説集。確かに心が温まる作品がありますが、家族にかかわるものが多めですかね。ルビが多いので小学生あたりもターゲットなんでしょうが、子が巣立った老夫婦のはなしとかを、小学生が実感できるのかなとちょっと心配。
siomin
小学生向けなんでしょうが、地震の専門家の監修を受けており、今年の能登半島地震の知見も反映されているので、かなりの本格的。そのぶん描写が生々しい部分もあるが、それだけ大地震が起きたら身に危険が降りかかるということなのでしょう。それから、地震本体ではなく、パニックやデマが怖いなあと実感しました。
siomin
この本はいろいろな読み方ができると思います。メジャーまで上り詰めたプロ野球選手の破天荒な生き方,古きパリーグの殺伐とした空気感,清原和博の小心さ(おそらく著者はこれを書きたかったのでしょう)。個人的には,紳士の球団と言われるチームは全く紳士さは無く,賭博と薬物が蔓延していたというところ。その後の野球賭博事件で何人かの選手が永久追放になりましたが,それまでにも下地があったんだなと思われます。著者の反逆心が強くそれでプロまで上り詰められたのでしょうが,チームからしたら扱いづらかっただろうな。
siomin
会計の成り立ちを世界史に交えて説明した一冊。途中まではほんとにおもしろくて止まらなかった。経済が栄えた地域で会計について新しい取り組みが行われたのがよくわかります。ただ、最後の章で音楽と会計を結び付けたところは私の理解を超えていた。「減価償却」「のれん」「管理会計」「財務会計」など、聞いたことがあるような用語が説明されているので役立つ一冊ではあるのは間違いありません。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/05(4404日経過)
記録初日
2014/01/05(3978日経過)
読んだ本
1611冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
435200ページ(1日平均109ページ)
感想・レビュー
1529件(投稿率94.9%)
本棚
1棚
性別
年齢
47歳
血液型
O型
職業
クリエイター系
現住所
東京都
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