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2024年9月の読書メーターまとめ

ちよざと
読んだ本
15
読んだページ
4946ページ
感想・レビュー
15
ナイス
69ナイス

2024年9月に読んだ本
15

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • 鶏肉

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちよざと
ネタバレ砂漠と水を操る剣と、幅を利かせる帝国によって一族を滅ぼされた少女シリンの物語。被征服者としてうつむいてばかりいた彼女が、剣を盗みにきたエニシテと共に砂漠の世界を旅することで、少しずつ顔を上げ、自分のやりたいこと、生き方を見つけていくというところが王道ですが、砂漠の重苦しさを感じさせない涼やかな雰囲気の物語でした。エニシテの存在が大きかった分、シリンと恋愛関係になるのがやや急に思えたので、1冊完結な作品の辛い所でもありました。終わりとしては、まだ問題は残りつつ、未来の明るさを感じさせるものでした。
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2024年9月にナイスが最も多かったつぶやき

ちよざと

2024年8月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1752ページ ナイス数:97ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/287680/summary/monthly/2024/8 途中から小説の同人誌を読むようになったので、登録こそしていないものの追加で8冊ほど入ります。来月も頑張って読んで整理していきたい。

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2024年9月の感想・レビュー一覧
15

ちよざと
ネタバレ今回も再び学校への襲撃。空白名詠という全ての名詠の根幹に繋がるものの存在と、その真精であるアマリリスの存在が示唆されました。シャオという空白名詠の使い手も登場します。アマリリスがクルーエルと繋がっている存在であり、クルーエルが彼女のよりしろでもあるようですが、体調不良の彼女を見ていると必ずしも良いものであるようには思えないようでした。夜色名詠が空白名詠と近しいものであることも分かってきたところで、今回は幕引き。名詠全体に関わるこれらの問題は今後どのように解消されるのかが楽しみなところです。
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ちよざと
ネタバレ各地で襲撃を繰り返す灰色名詠の使い手。その魔手がついに主人公たちが通う学校にも伸びる。今回は、そんな襲撃と迎撃の話。前巻で守られる立場だったネイトがエッグの力を借りながらも名詠生物の召喚に成功し、クルーエルにも謎めいた正体が隠されていることがうかがえる話でした。クルーエルは孤島にいた「恐るべき何か」なのだろうとは思いますが、それが今後彼女の未来に何を齎すかが気になるところです。
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ちよざと
ネタバレ砂漠と水を操る剣と、幅を利かせる帝国によって一族を滅ぼされた少女シリンの物語。被征服者としてうつむいてばかりいた彼女が、剣を盗みにきたエニシテと共に砂漠の世界を旅することで、少しずつ顔を上げ、自分のやりたいこと、生き方を見つけていくというところが王道ですが、砂漠の重苦しさを感じさせない涼やかな雰囲気の物語でした。エニシテの存在が大きかった分、シリンと恋愛関係になるのがやや急に思えたので、1冊完結な作品の辛い所でもありました。終わりとしては、まだ問題は残りつつ、未来の明るさを感じさせるものでした。
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ちよざと
ネタバレ舞台は19世紀末イギリス。貴族の家で働くメイド・フェイスが、身分を知らずに貴族の嫡男であるルシアンと交流を深め、文字を知り、手紙でやり取りをするようになっていく物語。貴族と平民の身分差や、それによって巻き起こるスキャンダル、女性の社会的身分の低さなど、実際の国名が出ているだけあって、非常に現実的な空気を感じさせつつ、サスペンスと恋愛が入り交じったドラマが描かれていました。ルシアンが庶子であるという一つの秘密を巡っての動乱にもの凄く引き込まれ、気づけば最後まで読み終えていました。
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ちよざと
ネタバレ長い長い帝国大災編のラスト。今まで魔女になろうとしたスピンクスが、プリシラに対して個人的な感情から動く場面に、やっと彼女が己の我を出した敵として立った、という感慨を抱きました。 アルは強欲の魔女とまだ一悶着ありそうな感じがします。皇帝3名並び立つ姿も非常に熱いもので、怒濤のラストはまさに大団円に相応しいもの、ではあるのでしょうが、プリシラがここで退場するとは思いもよりませんでした。スバルの信条もあるため、基本的に人は死なないものと思い込んでいた読者を良い意味で裏切ってくれました。
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ちよざと
ネタバレ今回はディストピア×竜の王様といったところでしょうか。ディストピア社会だろうが破天荒なベルトールと、新しいキャラである竜の姉上、それにまた登場したグラムとの共闘など、熱い展開が続きました。一方、一巻から出てきても、どこか活躍の面では派手さが欠けていた高橋が、今回はメインとなって一歩を踏み出す回でもありました。ひょうひょうとした彼女が、「妹」の喪失を切っ掛けに、己の情を自覚しながらも行動に出る場面に、彼女の心情が伝わってきました。まだまだ戦いは続きそうですが、魔王の世界制服は果たして成立するのだろうか。
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ちよざと
ネタバレ連続猟奇殺人事件シリーズの第三弾。今回はメインメンバーの1人、怜佳の過去に迫るお話でもありました。被害者も今回は擁護できない悍ましい人間でしたが、それを猟奇的な手法で仕留めるサイコパスの実行犯、そして実兄を殺していた弟や、そんな相手に成りすましていた男など、それぞれの見た目や境遇が相まって、実はこの人物は●●ではなかったというトリックに何度も引っかけてもらいました。幽霊の存在が仄かに残っているのも顕在で嬉しいところ。バベルの存在が見え隠れする今作、怜佳の友人の真理子すら巻き込んだ黒幕の正体が気になります。
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ちよざと
ネタバレ今回は夏休みの夏期講習と、前回にあったエッグが保管されていた研究所にて起きた事件の物語。前回、少し登場していたクラスメイトのエイダとサージェスの2人。今回、その中で名詠を還すジルシェという職のエイダにスポットが当たります。クルーエルとはまた違う形で、自分の人生の先に対して迷いを抱いていた彼女が、今回の事件を経て、誰かを守るために振るう鎗の意味に気がついた所に、前回から続く少年少女の成長の力強さを感じました。灰色名詠の謎は未だあるため、ラスティハイトという名前が今後鍵になりそうです。
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ちよざと
ネタバレ再読。色を使った召喚魔法「名詠式」が一般的な世界において、存在しないはずの「夜色名詠」をキーワードに繰り広げられる物語。夜色名詠の継承者であるネイトと、名詠は習いつつもどこか漫然と生きていた少女クルーエルが出会い、学園で起きたヒュドラの暴走を経て、各々の成長の殻を破っていく所がとても良かったです。また、子供たちの成長の裏に、夢を求め続け、夢の果てに至ったカインツとイヴ(イブマリー)の再会には、驚きと一抹の切なさがありました。夜色名詠の真精として消えたイヴとアーマが戻ってくるのが待ち遠しいです。
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ちよざと
ネタバレ近未来の世界の中で魔法が息づく街で、はみ出し者になっている少女・緋月と留学生として交流する魔王メンバー。魔導と機械で二極化した都市の様子や、三つの隠された宝の存在、機械の体という特徴を使った肉体の交換などは、陰謀劇めいていて、後半の加速する勢いには前のめりになりました。謎の組織・ギルドの登場もありましたし、魔王は今後ギルドの謎とも戦うことになりそうです。味方が洗脳されて連れて行かれてる状態でもありますし。一見、ハーレムに見えて、魔王が恋愛関係に無視しつつ、女神に的確な言葉を贈っていたのが心憎い所です。
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ちよざと
ネタバレ現代によみがえった魔王が目にしたのは、現実世界とファンタジー世界が合体して動乱を乗り越えた結果、サイバーパンクのような都市に依存した世界だった……。そんなくだりから始まる魔王ベルトールが、現代の生活になじみつつ、街に隠された陰謀に肉薄していく物語です。意表をついたサイバーパンクな世界観はどこか現代日本にも似ていて、魔王と現代社会の少々ずれた組み合わせを面白く、時にサイバーチックな空気を味わいながら楽しめました。勇者と魔王の下りはとても熱かったです。グラムも、また出てきてほしいものです。
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ちよざと
ネタバレ婚約破棄に伴って身一つで生きることになった令嬢・エリカが、図書館で見つけた魔導書のせいで竜の呪いをかけられ、それを解くために行き会った大魔法使いのミルチャと、失われた魔導書を探すために東奔西走する物語。自立心の強いエリカのさくさくとした物言いと、謎めいていながらも真摯にエリカと向き合うミルチャのペアの相性が合っていたようで、さくさくと読み進められました。それぞれのキャラに隠された謎や特技も面白かったので、できるならばもっと話が広がって続きがあれば、と思うほど一冊読み切りで楽しませてもらいました。
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ちよざと
ネタバレ運命から外れて死んでしまったため、生き返らせてもらうことを条件に死者の魂を天国行きか地獄行きか選ぶ立場に追いやられた探偵と、彼を唆す悪魔、そして天使の話。死亡した人間がなぜ死んだかを、時間を遡り、身一つで原因を突き止めて、結果的に殺人の内容も説き明かしていく物語は、従来の探偵ものとは異なる味わいで面白かったです。天国・地獄行きを自分の言葉一つで決めるのは重圧だとは思いますし、実際主人公も大いに悩んでいましたが、その分、死というものを従来と異なる感覚で見つめられるお話のように思いました。
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ちよざと
ネタバレ宝石に住まう精霊がいる世界観と、そこで宝石職人見習いとして生きる天涯孤独の少女・クラウディアが、ひょんなことから腹ぺこのイケメンだけど謎多き青年アズーロを拾ったことから物語が動き出します。クラウとアズーロの恋とも言い難い、どっちかというと大型犬と飼い主のような絶妙な関係の裏で、悪人の存在が少しずつ表に出てくる展開は、日常と不安を行きつ戻りつできてちょうどよかったです。 アズーロの正体は後半まで分からないため二人のやり取りが進むのが後になってしまった感はありますが、二人の先行きは明るいと思える終わりでした。
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ちよざと
ネタバレ勘違いで宮廷に連れ帰られた仙女としては駆け出しの少女、小鈴。ぶっきらぼうな役人の亮孔や意味深な蘇りの姫君、香蘭と共に、彼女を巡る宮廷の陰謀をじわじわと解き明かしていくという話。小鈴の言葉選びの下手っぷりが際立ち、なかなか自分らしい振る舞いができないけれども、土壇場で亮孔を助けるために駆け出す所は彼女を応援したくなる所でした。未熟でありながらも奮闘する彼女は、いずれ母に匹敵する仙女になるのだろうと思えるところでした。一巻完結でしたが、程よいハラハラ感がちょうどよかったです。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/11/25(4385日経過)
記録初日
2012/11/24(4386日経過)
読んだ本
2367冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
704533ページ(1日平均160ページ)
感想・レビュー
1888件(投稿率79.8%)
本棚
2棚
性別
血液型
A型
外部サイト
自己紹介

基本的にライトノベルと漫画をよく読んでます。
ライトノベルでも重厚な世界観と、詳細なキャラクター設定が練られているものが特に好きです。

ファンタジー大好き人間です。

おすすめのライトノベルなどありましたらぜひ教えていただけたらと。

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