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2024年10月の読書メーターまとめ

なな
読んだ本
18
読んだページ
5083ページ
感想・レビュー
18
ナイス
361ナイス

2024年10月に読んだ本
18

2024年10月のお気に入り登録
4

  • み🍊ず🍈あ🍉め🍎
  • あまみや
  • マナベ
  • 皿倉山

2024年10月のお気に入られ登録
5

  • るーしー
  • あまみや
  • みずあめ
  • 皿倉山
  • マナベ

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

なな
人生に行き詰まった人達がコミュニティハウスの中の図書室で司書をしている小町さんに勧められた本を手にし、少し前向きになる。 司書の小町さんの「何をお探し?」の声に欲しい本屋と一緒に自分の気持ちもポロリとこぼす。すると、小町さんがものすごい速さでキーボードを打ってその人に必要な本のタイトルがプリントアウトされる。そして一緒に渡される羊毛フェルトフェルトのおまけ。 小町さんのいる図書室に行きたい。私はどんな本屋とおまけなんだろう。
寂しがり屋の狼さん
2024/10/04 19:41

ななさん、コメント失礼致します(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)私にはマツコ・デラックスが頭に浮かびました

なな
2024/10/04 20:17

寂しがり屋の狼さん、コメントありがとうございます。マツコ・デラックスですか。私はトトロ?でも色が違うなって思いながら読んでました。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
18

なな
都内の老舗ホテルで働く続力は新しく登録された筆耕士の遠田薫の物語。 ひとつ前に読んだ「ライオンのいえ」が涙をこらえるのが大変な本だったから、次の本がページをめくる度にクスクス笑えちゃうこの本で本当に良かった。 語るのは続力なんだけど、なんだかおもしろい人でした。思いがけず始めてしまった遠田との代筆。文章を考える続力の発想が面白い。そんな二人会話だけでなく、ホテルの先輩と行く競馬、久しぶりの釧路への帰省、後半遠田が語る自分の生い立ち。読んだ後、いろんなところに連れて行ってもらったなって気持ちになった。
なな
2024/11/16 11:49

ミカママさん、コメントありがとうございます。確かに「まほろ」を思い出させる2人だし、「船を編む」や木を切る小説(名前忘れました)を思い出しました。しをんさん、やっぱりいいなあとしみじみ思った物語でした。

ミカママ
2024/11/16 12:07

あー、ありましたね、「木を切る」(笑)続編まで読んだのにタイトル思い出せない🤣🤣

が「ナイス!」と言っています。
なな
癌で余命宣告を受けた雫が瀬戸内海のレモン島にあるホスピス「ライオンのいえ」で過ごす最後の日々。 雫がもうすぐ死ぬことを受け入れたり、受け入れたつもりだったけど生きていたいとじたばたしたり。なんだかリアルな一人の人を見ているようだった。 入居者のリクエストに答える毎週日曜日の「おやつの時間」それぞれの人のおやつにまつわる話がいい。本人が希望のおやつを前にただ見ているだけなのは、感動して見つめているんだと思ってたけど、食べたくても体が受け入れなかったんだって気付く雫。せつない。
が「ナイス!」と言っています。
なな
PMSの藤沢さんとパニック障害の山添くん。それぞれ病気がが原因で会社を辞め栗田金属で働く。 山添くんのパニック障害に関しては、患者さんはそんな風に感じるのかってためになった。 自分の病気に関してすっかりあきらめていた二人だけど、お互いが相手に、相手の病気に興味をもって発作を起こさないように対処法を考えたり、パニック障害になってできなくなったことをあきらめるんじゃなく、その代わりにできる事に気が付いていく姿がいい。
が「ナイス!」と言っています。
なな
ネタバレ江國さんの書評を集めた本。 「石井桃子(あるいはいしいももこ)」で石井桃子さんの名前を面白い本についているマークだと思っていたと書いていた。マークって!その発想、大好き。江國さんの語る子供時代の話が好き。 グレイグ・ライスの本が紹介されてた。懐かしい。久しぶりに読んでみようかな。 読むものの六割は海外ミステリーで、1990年代、2000年代と違って最近は出版点数がすくない事が寂しいって書いてあった。そうなのか。私もその頃は海外ミステリーをたくさん読んでたけど、今は全く読んでないな。
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なな
岡崎医療刑務所に勤務する管理栄養士の奮闘記。 ここで見かけておもしろそうって思って読んでみた。私の住んでいる町にも刑務所があり、5年位前に地域の活動の一環で刑務所内を見学した。その時に確か「1日520円です」って言ってたような気がする。みりんやお酒が使えなかったり、バナナの皮でタバコを作っちゃうからバナナはダメだったり、アルミホイルで火が起こせるからアルミホイルも禁止。そして何より大切なのは量を均等にすること。なるほどね。
なな
2024/10/23 21:21

見学した時の事あれこれ思い出した。自分たちの衣類を洗濯する人、外部からの仕事として小冊子を印刷製本している人、そういえば自動車整備の施設もあり「車検を受け付けてます」とも言ってた。刑務所で仕事を覚え、資格を取り、塀の外に出てから就職できるように訓練する。刑務所に戻ってくることがないようにするのも刑務所の役割って言ってたな。

が「ナイス!」と言っています。
なな
ネタバレ短編集。図書館でいつの間にか電子書籍の貸し出しが始まっていて、借りてみた本。 他の本を読みながら時々1話読む。短編だからこそできる読み方だけど、一つずつの物語が長いこと頭の中に居座っていてずいぶん長い物語を読んだような気持になるけど、読み終わってからタイトルをみて思い返してみると最初の物語は遠い過去に読んだような気がしたり。不思議な感覚。 小学生から大人まで女性が主人公、それぞれが悩んでる。共感できる悩みもあれば、ちょっとわからないなって思う悩みもある。
が「ナイス!」と言っています。
なな
東京の商社で働いていた静香は体調を崩して退職して、伊竹市に帰る。母が営んでいる練り物工場を手伝っていたが、おでん屋台「かいっちゃん」を始める。 面白かった。静香もかっこいいけど、お母さんがかっこいい。月曜日に来るお笑い芸人になりたい二人、一人でつみれを3つ食べるつみれさん、バイトの大学生早咲ちゃん、元彼でDJポリスの六平太。内容忘れちゃったけどアヒルバスがでてきて、アカコとヒトミの二人の物語もきっと読んでる。 ただ、練り物が苦手だから、練り物の名前がでてきてもイメージができなかった。
が「ナイス!」と言っています。
なな
若いころ女優を目指していたが、映画監督と結婚し主婦となった正子。75歳を目前に「優しいおばあちゃん」として再デビューを果たすが、夫が亡くなった時の発言で炎上してしまう。映画監督をしていた夫を崇拝していた杏奈と一緒に自宅をお化け屋敷にして再びブレイクするが… 想像していたのと違うストーリー、想像していたのと違う老人像に違和感を持ちつつ読んでいましたが、これがまさにマジカル○○なのかしら。 最後の杏奈の手紙を読んで、正子さんの本質にやっと気が付いた。何事にも貪欲で失敗してもへこたれない正子さん、いい。
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なな
ネタバレ離婚して1年。妻と娘は大阪の実家の近くに引っ越してしまい、荒んだ生活をしていた仲上。大阪への転勤のタイミングで「山之上家事学校」に通うことにした。 こんな学校があったらいいのに。というか、義務教育で教えるべき。仲上の思考、これは夫なのかな?って思いました。そんな仲上が料理をしながら、通ってくるほかの人の話を聞きながら、少しずつ元妻の気持ちを考え反省する。相手への思いやりって大切だよね。最後に元妻と復縁するかと思いきや、そうは問屋が卸さないのもまたよかった。
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なな
ネタバレシリーズ17作目。花陽が大学4年生。今回は藍子とマードックスさんがイギリスから帰ってくるけど、池沢さんがかすみさんのいる施設へ引っ越し、茅野さんは奥さんの実家がある倉敷に転居、そして猫のベンジャミン。いなくなる人が多くて寂しくなる。でも、祐円さんの神社の座敷にしまわれていた刀と一緒に入っていた和紙に書いてあった「堀田州次郎」の文字。そしてベンジャミンがなくなった次の日、散歩中についてきた白い子猫にかんなちゃんが「るう」と命名。「隠れの子」につながっていて、うわーって声が出てしまった。
が「ナイス!」と言っています。
なな
「宙わたる教室」を読んで気になった作家、伊予原さんの本。東関東大震災後に地震研究所をやめた準平が武平に誘われ津波監視システムの開発に取り組む。 学会ではみ出し者となってしまった準平たちは研究費にしても、資材にしても、実験をするための船を出すにしても、周りからの協力を得られない。そんな中一人ひとりがあきらめずに自分がやれることをする。 津波の監視、ウミツバメは実際の研究をもとにかいてあると最後に書いてあった。知的好奇心も満たしてくれるこの本、面白かった。
が「ナイス!」と言っています。
なな
ネタバレ離婚を機に30年ぶりに日本に帰ってきた沙希は武蔵野のうらはぐさ地区にある空き家だったおじの家に住み、母校で講師として働く。 読み終わってみて、残念、もっとこの世界に浸っていたいって思った。 庭の手入れをしてくれる秋葉原さんとその妻刺し子姫。大学1年生で変な敬語を使うマーシーとその友人パティ。あけびの商店街のお店。同僚の来栖先生とその恋人猿渡君。みんなよかったな。紗季がつけるあだ名のセンスに笑っちゃったし、出てくる食べ物はすごくおいしそう。黒豆とクリームチーズは試したい。
が「ナイス!」と言っています。
なな
「図書室のはこぶね」に出てきたことがきっかけで読んだ本。高校生が主人公の物語をたくさん読んでいるけど、この本の感想を一言で言うと「高校生だな」ってなる。 主人公の国吉君が夏休み前の期末テストの数学で0点を取ったところから物語が始まる。友達で夏休みの数学補講仲間、坊主頭の水野君、同じく同じ補講を受ける、自分は火星人で十八歳の誕生日に火星に帰るという佐伯さん、陽キャなクラスメイト高見さん。みんな変わってる。国吉君の語りに何度もクスクス笑っちゃった。
が「ナイス!」と言っています。
なな
ネタバレ「純喫茶・純」と「椎木メンタルクリニック」に通う心が少し疲れてしまった人たちの物語。 読んでいて心穏やかになる物語でした。常に優しい気持ちで患者さんを受け入れてくれるメンタルクリニックとおいしいコーヒーとパフェを出す純喫茶。こんな所が近所にあったら幸せだろうな。 精神科医の旬先生とカウンセラーのさおり先生。理想的なメンタルクリニック。生まれたばかりの子どもを亡くしさおり先生が病んでしまったから旬先生は精神科医になった。そんな二人の物語「夜のカフェテラス」が一番好きだった。
が「ナイス!」と言っています。
なな
お惣菜とコーヒーの店「△」をやっている晴太とヒロの兄妹。8歳下の中学3年生の弟・蒼との3人暮らし。朝早くから総菜を作り、弟を学校に送り出し、晴太と協力してお店を営む。ヒロの視点で語られるんだけど、ずっと緊張感が漂っている。蒼が「中学を卒業したら家を出る」と話してから、3人の関係性などが語られ、ヒロの脆さの理由がわかる。最後まで読んで、もう3人は大丈夫。よかったねって思えた。
が「ナイス!」と言っています。
なな
小樽の古民家カフェで月に1回開催される「坂の途中で本を読む会」は今年で20周年。そのカフェに集まる92歳から78歳の老人6人とカフェの雇われ店長安田28歳の物語。 音読して感想を言い合う。オヤツ当番があるけど、ほかの人もオヤツを持ってきてみんなでバリバリ食べる。会長さんが話をするが、全員が思ったことを話し出し脱線して、会長が怒る。そんな月に1回の読書会がみんなの生きがい。大好きだから健康でいようと努力するし、無理もする。安田(やっくん)が語る6人がすごくいとおしくなる。
が「ナイス!」と言っています。
なな
人生に行き詰まった人達がコミュニティハウスの中の図書室で司書をしている小町さんに勧められた本を手にし、少し前向きになる。 司書の小町さんの「何をお探し?」の声に欲しい本屋と一緒に自分の気持ちもポロリとこぼす。すると、小町さんがものすごい速さでキーボードを打ってその人に必要な本のタイトルがプリントアウトされる。そして一緒に渡される羊毛フェルトフェルトのおまけ。 小町さんのいる図書室に行きたい。私はどんな本屋とおまけなんだろう。
寂しがり屋の狼さん
2024/10/04 19:41

ななさん、コメント失礼致します(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)私にはマツコ・デラックスが頭に浮かびました

なな
2024/10/04 20:17

寂しがり屋の狼さん、コメントありがとうございます。マツコ・デラックスですか。私はトトロ?でも色が違うなって思いながら読んでました。

が「ナイス!」と言っています。
なな
中堅イーコマースで働く人達や友人達の6話の連作短編集。 生きにくいと感じている人達。それぞれが自分の隠れ家が見つけ、そこで癒されままならない日常に戻っていく。 隠れ家はプラネタリウム、東京の夕日が見える美術館の椅子、ボクシング、水族館のクラゲなど。私の隠れ家はなんだろうって考えちゃった。物語を読む事かな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/06/01(6018日経過)
記録初日
2008/06/01(6018日経過)
読んだ本
1895冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
515437ページ(1日平均85ページ)
感想・レビュー
499件(投稿率26.3%)
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