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きたみかどけい
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全部理解できたとは言えないがひとまず読了。遺伝子の利己性がその利己性ゆえに利他行動を生み、割合それがうまく機能しているというのが興味深い。また人間の脳が遺伝子の利己性を無視できるぐらい進化しているというのも逆説的な面白さを感じる。避妊という形で無限に増えたいという遺伝子の衝動をあっさり否定しているというのはなるほどなと思った。
0255文字
きたみかどけい
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遺伝子にしろ環境にしろ、子供の人生を決めるのは親なのだというのを痛感させられる。超一流となる子供が最初に触れるものは、意図するかしないかに関わらず親や家族が要因となる。子は親の背中を見て育つという使いふるされた言葉がある。だが超一流にまでなる子供は背中どころか全身切っても切り離せないぐらい家族による濃密で全面的なサポートを必要とする。全て人間は限界的練習法で身に付けたい能力を得られるらしい。それは福音なのかもしれない。だが恵まれた環境が子供の人生を決めるという新たな運命論が広まる危険性も感じる内容だった。
0255文字
きたみかどけい
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主人公は応援したくなる人物かどうかが大事。確かにその通りだと著者に実感させられた。最後の著者略歴ですでに故人だと知ったとき、とても寂しい気持ちになったのがその証拠。著者の語りの妙によって、いつのまにか映画の主人公に対するみたいな感情移入をさせられていたのだなぁと感心してしまった。
0255文字
きたみかどけい
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21世紀の現在に至るまで日本全土が米軍の実効支配下におかれているという衝撃的な内容。有事の際に日本は米軍の指揮権に入るという密約が結ばれていて、今も(!)それが機能しているという事実を初めて知った。戦後の混乱期に築かれた在日米軍の強権的な体制は、米国政府の文民統制からも逸脱している可能性が高いと感じた。だが中国やロシアの脅威を考えるに、米軍の全面撤退は現実的とはいえない。米国政府に太平洋方面の米軍の指揮権を取り戻させるといった名目でどうにかまともな形に関係を結び直せるよう交渉できないか。独立への道は遠い。
0255文字
きたみかどけい
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中世と近代の違いが資本主義で説明されているのが興味深かった。中世では経済発展がほぼなく、将来が今より良くなると信じる人間はいなかった。近代以降、資本主義の発明により経済が成長し、それがさらに経済を成長させるという連鎖が生まれる。我が国の場合はどうだろう。バブルの頃、資本主義の神話を人々は疑うことなく信じていた。それが崩壊したとき、日本人の世界観は近代から中世へと逆戻りしたのではないだろうか。将来が今より良くなると、心の底から信じている人間がはたしてこの国にいくらいるだろうか。
0255文字
きたみかどけい
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著者が専門家なだけあって地に足のついた内容。人工知能が人間を支配するかという問いに対し、現状ではありえないとする。その根拠のひとつとして人工知能=生命ではないという説をあげている。生命は自己増殖して他の生命を侵略する。だが人工知能は増殖できない。しようとしても大規模な設備やコンピュータのリソースがいるのですぐにバレてしまう。思うに、人工知能なしの生活を人間が考えられなくなった時。その時こそ人工知能による人間の支配が完成するのではないか。血を流すことも、支配されていることに気づくことすらもない完全な支配だ。
0255文字
きたみかどけい
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大脳より小脳の方がニューロンの数が多いということを初めて知った。ただ複雑だったりニューロンが多ければ意識が生まれるわけではない。発生した情報が統合され、その結果生じる状態そのものが意識なのだろうか。大声で一方的に押しつけるだけでも黙っているだけでも意識は生じないというたとえはなるほどなと思った。
0255文字
きたみかどけい
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生物は究極的には量子の力を借りて姿形を維持している。著者の考えでは、死とは量子の世界との関係が絶たれ、細胞が古典力学の法則に飲み込まれることらしい。本当かどうかわかるのはこれからの研究次第だろうけど、生命が量子と古典力学の縁で絶妙なバランスをとりながら存在しているという考えにはとても惹かれる。
0255文字

読んだ本
526

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読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/13(4518日経過)
記録初日
2012/12/13(4518日経過)
読んだ本
526冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
154551ページ(1日平均34ページ)
感想・レビュー
101件(投稿率19.2%)
本棚
4棚
性別
自己紹介

きたみかどけいともうします。どうぞよろしく。最近SFを読むようになりました。文系だけど、ハードSFなんかも「わかったつもり」の多用でなんとかがんばって読んでます。好きなジャンル:科学 歴史 民俗学 文化人類学 軍事 百合 日常系 SF ファンタジー

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