この人の小説の振り幅はものすごい。今作は重くて暗くて苦しいお話。目をそらせなくてぐんぐん読んだ。本当に馬鹿ばかり。でもみんな不憫。またいつか読むかな。

とにかく癒される。バカバカしいところもかわいげ。たまに「ふふっ」と声が出る。そしてフジモトマサルさんもとても素敵で、少しさみしくなった。

登場人物にはそれぞれいろいろあるんだけど、それを眺めているこちらからしたら優しくてほっとするお話。ハンコーキの後悔って引きずるんだよな、そしてそれを親に話したら覚えてすらいなかったりする。

長かったし難解だった…最初は何が起こってるんだろうとワクワクしたけど、途中で理解することは諦めてなんとなく惰性で読んだ。この人のお話で前にも同じような感触だった本があったな。再読はなし。

この人の小説の振り幅はものすごい。今作は重くて暗くて苦しいお話。目をそらせなくてぐんぐん読んだ。本当に馬鹿ばかり。でもみんな不憫。またいつか読むかな。

短いお話だけどとにかく強くて激しくて息苦しくなった。いつもならのめり込みそうな内容だけど、関西弁のせいもあるのかただただ圧倒されて読了。富士山の絵はとても見たい。面白かったけど疲れるので再読はない。

いけすかないハイティーンの男の子たちのお話。小洒落た文章は好きだけど、こんな青春を送りたかったけど送れなかったので嫉妬してしまう。輝いている感じではなくて、でもそれにも嫉妬。10代でクラブ行ったり居酒屋行ったりバー行ったりって、時代を感じる。

面白かった、すごく好き。読んだことがあるのはおぼえていたけど内容はほぼおぼえていなくて、3回目だけどいちばんひきこまれたかもしれない。私の片割れはどこなんだろう。またいつか読みたい。

ああ面白かった、タカオとはちみつで笑った。週に1冊は穂村さん読んで和みたい。

主人公たちと同じ生まれ年なので、るるる学園とかうちのタマとフェリックスの裁縫箱とかミサンガとかおまじないとか女子高生時代とか、18歳までがとてつもなく懐かしくて楽しかった。

かなり小説的ではあるけど、読み物としてとても面白い。そしてそれとは別に、介護とは、特養とは、について考えさせられる。面白いと考えさせられるがそれぞれ独立している感じ。鈴子のその後も気になるし続編を読んでみたいけど、コロナ編は落ち込むから嫌だなあ。