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2024年7月の読書メーターまとめ

まさ
読んだ本
8
読んだページ
1775ページ
感想・レビュー
8
ナイス
346ナイス

2024年7月に読んだ本
8

2024年7月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まさ
棟方志功の人生を妻チヤの視点で読んだ。むしろ、チヤの人生を知る1冊でもある。陰で支えるという感じとも違う、同志というような感じか。棟方志功の作品で感じられる力強さや繊細さやあたたかさは版の材木を掘る過程があって生み出されるのだろう。作品に力を注ぐ棟方の傍にいるチヤをまた応援したくなる。柳宗悦に見出される場面など棟方の人生の節目が章になっているが、audibleを意識しているからか読書としては読み深めにくさもあった。それでもやはり原田マハさんの描くアーティストは躍動的だ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年7月にナイスが最も多かったつぶやき

まさ

6月は『水車小屋のネネ』や『初夏ものがたり』を読むことができてよかった。河﨑秋子さんの新作も。ここしばらく山や川を歩いていることも気持ちのメリハリに。写真は市内の河川のとある場所。熱水が噴出し水との加減が心地よい。みなさま、今月もよろしくお願いします。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3276ページ ナイス数:384ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/298996/summary/monthly/2024/6

6月は『水車小屋のネネ』や『初夏ものがたり』を読むことができてよかった。河﨑秋子さんの新作も。ここしばらく山や川を歩いていることも気持ちのメリハリに。写真は市内の河川のとある場所。熱水が噴出し水との加減が心地よい。みなさま、今月もよろしくお願いします。2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:10冊 読んだページ数:3276ページ ナイス数:384ナイス  ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/298996/summary/monthly/2024/6
chantal(シャンタール)
2024/07/02 21:20

素敵な写真です😭こんな場所歩けたら、今抱えてる悩みやモヤモヤも、全て吹き飛びそうです!私もどっか行ってこようかな😊今月もよろしくお願い致します!

まさ
2024/07/03 20:28

シャンさん、こういう場所にいると気持ちが軽やかになります。身体の疲れもむしろ消えるようにも。気分転換も大切ですね。今月もよろしくお願いします!

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2024年7月の感想・レビュー一覧
8

まさ
オリオの「六番目のブルー」を探す旅の第3部。以前に読んだ内容も思い出しながら読みました。"この世でいちばん深い海の底の青色"美しく尊いものだけれど、自分の手の届かない深い深いところにあるもの。巡り巡ってたどりついたものでも、もしかしたら触れてはいけないものなのかもしれない。ねじりドーナツも一本のまっすぐな棒からできているように、こんがらがって見えるものも元はひとつながり。時間が交差しながら想像の世界を堪能した。吉田さんの他の作品に出てくるお名前も登場したり、やはり交差しながらの読書の旅でした。
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まさ
森見氏はじめ奈良県ゆかりの4人の方々による「城崎にて」でした。もちろん、志賀直哉も登場。森見氏以外は初めての作家さんでしたが、あをにまるさんの話で笑い、円居挽さんでちょっと考え、草香去来さんでしみじみ。そして森見さんのこっくりさんで相変わらずの森見らしさを堪能でした。城崎は訪ねたことがないのだけど、温泉に入ってカニ食べてを満喫したくなりました。温泉作家万歳!
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まさ
吉田篤弘さんの創る夜伽話でした。他の作品も読みやすいのだけどそれに加えて噛みしめたくなるような文であり、夜伽ならではの幻想的なやわらかな世界であるので、なんとも心地よくなる。話の流れであちらこちらとつながりがみえてきて、想像力も働いた。手元に置いてじっくりと読みたくなる1冊(装丁もクラフトエヴィング商會!)ですね。
まさ
2024/07/21 05:09

吉田さんが後述しているようにこの初めて取り組んだ作品は、私がよく読む梨木作品にも通じるようでなんだか嬉しい。

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まさ
棟方志功の人生を妻チヤの視点で読んだ。むしろ、チヤの人生を知る1冊でもある。陰で支えるという感じとも違う、同志というような感じか。棟方志功の作品で感じられる力強さや繊細さやあたたかさは版の材木を掘る過程があって生み出されるのだろう。作品に力を注ぐ棟方の傍にいるチヤをまた応援したくなる。柳宗悦に見出される場面など棟方の人生の節目が章になっているが、audibleを意識しているからか読書としては読み深めにくさもあった。それでもやはり原田マハさんの描くアーティストは躍動的だ。
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まさ
葬儀社が舞台の連作短編ということで、重いのだろうなぁと思いつつ読み始めましたが、むしろ「生」を感じるお話でした。町田さんが話題にする生きづらさという部分になるのかな。もっともらしいことを言いながらも上っ面な一方的な態度の人たちにはムカムカしっぱなしでした。自分のもつ痛み、他の人のもつ痛みを受け容れ、赦すこと。そこにきちんと向き合うことで、いまを生きていることが明確になるのだろう。私はなかなかできていないけど。でもやはり考えさせられることばかりだし、行動として表したくなる。
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まさ
アジアの国々の"本屋"さんのかたちは、まさに人と人とをつないでいる。書籍を売るという以外の部分も大切にしている場があることが、なんとも嬉しくなる。大きな書店も工夫している。小さな本屋もその良さを出している。その場の空気がいいのだなぁ。
yumi..✽
2024/07/12 22:06

本の存在意義、言葉にして形にする意味を考えます。近くなのに遠いイメージのアジア圏の国々が、とても近くに考えられました。共読、うれしいです。

まさ
2024/07/13 05:02

数年前にネパールを旅したことを読みながら思い返しました。カトマンドゥを訪ねたときに、どんな本があるのだろうと本屋を探したのだけど、それも本に動かされた一端なのかも。共読♪

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まさ
立原位貫さんの画で読む絵巻で1000年の時が遡り、その後に江國香織さんの現代語訳で改めて読む竹取物語。素敵な画で当時の様子に思いを馳せました。江國さんの文もまた現代らしさも醸すかぐや姫を感じられる。難題をふっかけられる男たちのやり取りを前座に、帝とのやりとりが骨頂ですね。
yumi..✽
2024/07/08 07:40

七夕に竹取物語、いいですね。月に帰るからなのかな?なんだか妙にリンクします。

まさ
2024/07/08 19:39

yumiさん、共読がまた1冊増えました!合わせたわけではないのだけど、ちょうど七夕に読了です。

が「ナイス!」と言っています。
まさ
アイヌ民族最後の狩人、姉崎等さんはクマを師匠とする。クマのいる自然の中で生きるにはクマを観察することが正道だから。だからこそ、尊び、畏れる存在として捉えることができるのだろう。私は"なんとなく"だが、姉崎さんは真摯に向き合っているから、観察を通して自然の摂理が見えているのだ。そして、クマも観察している。自然を軽んじている人々を観て、それが行動となって現れているのが昨今なのだと思う。
yumi..✽
2024/07/04 21:14

クマを師匠にして山を知り尽くした話がおもしろかったと記憶してます。まささんがアップされた美しい山や川や田んぼや、私が住む田舎の自然がなくならないといいなと思います。

まさ
2024/07/05 04:45

yumiさん、私も願っています。人も自然の中に生きる一部。自然であることを大切にしたいですね。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/12/29(4436日経過)
記録初日
2012/11/05(4490日経過)
読んだ本
1289冊(1日平均0.29冊)
読んだページ
374716ページ(1日平均83ページ)
感想・レビュー
1232件(投稿率95.6%)
本棚
33棚
性別
現住所
石川県
自己紹介

どんな本をいつ頃読んだのかを後々にふりかえるために記録し始めました。
その時々の気持ちに合わせて幅広く読んでいます。
同じ類の本を読んでいる方々の感想からも学ぶことばかり。興味が広がります。

読んだ本の感想は100字にまとめよう!と思いながらも、字数超えすることも多いです。
感じたことをそのまま感想に載せるようにしています。

読メで記録し感想を綴っていくと、時折以前読んだ本にナイスをいただくことも。
そのときに往時の自分の感想を読み返す機会になり(読んだことそのものを思い出す機会にも!)、勝手にとても感謝しています。

読書のほかにも、登山・寺院巡り・カメラ・将棋…とアウトドアからインドアまで幅広く楽しんでいます。日々の生活と読書とが絡まることも楽しみのひとつです。

よろしくお願いします。

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