そういうことだったのかー！最後まで真相が分からなかった。犬を巡っていろんな人が出てきますが…それぞれの事情が分かってくると何やら異常な雰囲気が漂ってきて…それも怖かった。

図書館司書の駒子が図書館にまつわる謎を解決する話。ユーカリ書店の針谷は私の脳内キャストは綾野剛だわ。知ってる本がたくさん出てくるのが楽しい。「罪の声」やっぱり読んでみようかな…と思った。学校の司書、いいなぁと羨ましく思うけど、それなりにしんどい面もあるのね。どの仕事も外からではわからない苦労があるよね…。

テレビで拝見して気になった本。友人に借りることができた。（ありがとう！）西加奈子さんのがん闘病記。カナダの病院の医師や看護師、友人、家族、いろんな人との出会いが西さんを前向きにしてくれたのだと思う。（私は経験がないので偉そうなことは言えませんが）読んでいて思ったのは、外国で住んでみたら価値観が変わりそう、だ。「わたし」のことを大事にしようとも思った。自分のことは自分で決めていい。

一気読みしてしまった。私も専業主婦だった時があるので、あの頃のしんどさが蘇ってきた。子供が小さい時はどうしても母親に全部負担がいってしまう。子供や家庭のために仕事辞めたり短時間パートにしたりしながら頑張ってきたのに、子供が大きくなっていざ仕事！と思ってもなかなか難しいよね…。今それをひしひしと感じているので、すごく共感しながら読んだ。根本的な社会の問題だと思うから、それを何とかしなきゃいかんのじゃないか。もっと子育てしやすい、仕事も続けやすい世の中になってほしい。

2も読みました。これも文庫じゃないですが。 ずっと気になってた謎がとけた！って感じですかね。だけど…そんなことあったのに何事もなかったように…なんかちょい無理があるような気もしますが。ドラマの方は見てないけど、どんな感じなんでしょうか。

私が読んだのは単行本ですが。 先日読んだアンソロジーの中で読んだ著者の話が面白かったので、他の話も読みたいなと思い調べてみたら今まさにドラマ化してるのを発見。それもあって本屋の店頭にも宣伝らしきものが。これは！と思い読んでみた。短編なので、読みやすい。不可解、不可能をそれぞれ得意とする全く逆のイメージの2人の探偵、って設定なんだけど、「どっちがどっち？え？結局なんなん？まぁ解決できるんやったらどっちでもええかー！」と思いながら読了。面白かった。続編も行くぞー！

料理本を久しぶりに購入。りなてぃさんのと迷ったけど、気分的にこっちにした。レシピが簡潔にまとめられているので見やすい。先日一品作ってみたが美味しかった。全体的に味が濃そうかなとは思う。

久しぶりに吉本ばななさんの本を読んだ。エッセイはほとんど読んだことがないかも。「TUGUMI」が大好きでよく読んだっけ。。。人も動物も大好きな人なんだなあという印象。そして自然体。他の本も読みたくなってきた。

不思議な聴診器をあてたら患者の「心の声」が聞こえてきて…。誰でも「あの時こうしてたら何か違っていたかも」って思うこと、一度や二度じゃないと思う。私も何回もあるし、実際過去に戻って見てみたい気もする。だけど、今よりも悲惨な状況になってる可能性もあるわけで。終わったことは仕方ないからこの先後悔しないような生き方をすればいいかな！