「バカマッポになっていた」私もここのシーン、心に残りました。そうか、今までは口に出せなかったんですね。今までの作品と印象がなにか違うと感じていましたが、単独捜査から、仲間との関係性が生まれているからこそなんですね。羊山羊さんのレビューで、とても腑に落ちました。ありがとうございます。
2024年6月の読書メーター 読んだ本の数:15冊 読んだページ数:4672ページ ナイス数:407ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/305754/summary/monthly/2024/6 人生で最悪クラスの6月と半年間かもしれん。
一方で後半はその解決である、愛を主題とした物語が展開する。読んでいて印象深かったのは著者が信じてやまない「物語への信頼」がほとばしっていた所。何せネタバレできない1冊なので多くは書けないけど、辛い状況になってもくじけないでほしいと願う、著者の想いが幽玄な筆致で著されている。最後の展開はちょっと納得いかないこともあったけど、不完全な、ぐだぐだなまま終わるラストというのもそれはそれで本著らしいなと、そう思える1冊でした。
ジェニファー視点の独白はとてもポップな筆致なのに、生命のあまりにも無機質な奪われ方はとても胸に残るし、日々そうやって踏みにじっている弱者が我々にもいるんじゃないかと ハッとさせられる、今回も、中々にハッとされられる1冊でした。
ファンタジー世界という特徴ゆえ、操査が古風なハードボイルドみたく乱暴なのも読み味やスピード感に華をそえてくれる。ラノベらしいアップテンポさにワクワクした1冊でした。
今回はその、恐らく新宿鮫の中でもバディものとしてクライマックスなシーンが出てくる。矢崎に単独調査を諌められるシーンだ。バカマッポになっていたと、自身を自省する。(今まで言えなかったことが)言えたじゃねえか・・・。ってなってきて、ファンとしては本当に泪が滲み出てくる名シーンだ。しかもそれが胸の奥が焦がされる様な、アツいラストにつながる。今回は正直話の規模はそれ程大 きくなかったけれど、その分鮫島自身の変化に強いスポットライトが当たる1冊でした。徹頭徹尾鮫島回。
「バカマッポになっていた」私もここのシーン、心に残りました。そうか、今までは口に出せなかったんですね。今までの作品と印象がなにか違うと感じていましたが、単独捜査から、仲間との関係性が生まれているからこそなんですね。羊山羊さんのレビューで、とても腑に落ちました。ありがとうございます。
女のコ達も皆魅力的だけど、やはり場を引っ張る主人公がしっかりしてると読んでいて安心感がある。個人的に好きだったのは尻叩かれフェチで尻肉のむっちりした質感の描写が秀逸だったエルフィリアです。話はこじんまりしているものの、 まあまあ満足できました
よって 殺戮に一切の容赦がない!刊行時期前に、四国中央市と高知市で現実で地域おこし協力隊への因習村案件があったので、それも多少は影響してそう。あと、本著みたいな感じで、本当はちょっと変わり者なだけなのに、ひょんないざこざから周囲の認知が変わって腫れ物扱いされる内にマジで腫れ物になったり化生となった挙句周囲からうとまれる、全てにおいて救いようのない事例、結構ありますよね。ひょうたんから駒が出た挙句怪物になる奴 である。第1章ラストと最終の殺戮パートは凄絶にして絶句の一言。 二度と読みたくない傑作!
四国という秘境の土着文化と昔ながらの人間関係を土台に、恋愛ホラーを仕立てました、といった感で、本土人から見た四国の山奥ってこんな感じなのか、と思うと視野の観点からは合点がいく。ただ、ちょっと流石に四国民への価値観が古いかな・・・作品自体が古いから仕方ないけど、という、期待値からは外れた不満が終始付きまとう1冊でした。
また、「バスタブで暮らす」というタイトルで、ここまで直球に「主人公が家族に対してまとう殻」を表現しているのもちょっと直喩すぎてモヤモヤ。没入感ある1冊だったし、どっしり心には残ってくるけど、その分だけの主人公の回復と前進へのカタルシスに物足りなかった1冊 。
自分視点で日々の出来事にしっかり感情を持って向き合い、雑談の為の引き出しをちゃんと作る努力をすることが、今の自分の雑談力を上げる一番の道だと思いました。本著の雑談tips 参考になるけど、「一緒にいて居心地が良い関係を築く」のが一番大事だなとそれとなく気付かされる1冊でもありまし た。
最近よく読むジャンルは、冒険小説、ライトノベル、海外文学、日本の明治〜昭和初期文学。
あと経済関係、政治哲学の人文書が多いです。
よろしくおねがいします。
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今回はその、恐らく新宿鮫の中でもバディものとしてクライマックスなシーンが出てくる。矢崎に単独調査を諌められるシーンだ。バカマッポになっていたと、自身を自省する。(今まで言えなかったことが)言えたじゃねえか・・・。ってなってきて、ファンとしては本当に泪が滲み出てくる名シーンだ。しかもそれが胸の奥が焦がされる様な、アツいラストにつながる。今回は正直話の規模はそれ程大 きくなかったけれど、その分鮫島自身の変化に強いスポットライトが当たる1冊でした。徹頭徹尾鮫島回。