読書メーター KADOKAWA Group

2025年1月の読書メーターまとめ

アマニョッキ
読んだ本
21
読んだページ
5927ページ
感想・レビュー
21
ナイス
735ナイス

2025年1月に読んだ本
21

2025年1月のお気に入られ登録
4

  • cao
  • エカタ#J5TtmH
  • もんちゃん
  • Yasuhiro

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

アマニョッキ
面白さのベクトルは違えどこれまた好きなタイプの岩井作品。深夜まで開いている古書店と聞けば本好きさんなら思いつく場所があるかもしれないなーなどと思いながら読了。読書会はディベートの場ではないからっていうくだりがあったが本当にそうだよね。同じ本を読んでも100人いれば100通りの解釈があるだろうし、そこを認め合い新しい気づきを得ることに人としての豊かさがあるように思うよ。そういうなんの気兼ねもなく好きなことを話せる場所ってとても大切。わたしもまた読書会参加したいなー。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

アマニョッキ

『三体』中国版のドラマ完走しました。めちゃくちゃ面白かったです。自分の大好きなあのラストもそのままでした。これ続き制作予定あるのかしら?絶対に見たいのだが…

が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
21

アマニョッキ
ネタバレ父が高村薫好きで、終活に際し譲ってもらった作品。久しぶりの二段組…やっぱり怯むよね。カポーティの『冷血』はもちろん読んだことないけれど、読んだことなくても『っぽさ』はめちゃくちゃ伝わる。これでもかと繰り返されるスロットの描写を読んでいるだけで頭がおかしくなりそう。人間という容物だけで中身は空洞の戸田と井上。一家四人惨殺という事件の重さと全く釣り合わない二人の軽薄さ。中身のない二人に合田刑事はどうやって向き合っていくのか。下巻も気合いで頑張ります。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
お借りした本。(この表紙じゃなかった。多分この表紙だったら読んでなかった。)いかついおじさん刑事たくさん出てきて非常に読み応えありました。読者には真犯人はなんとなーく分かると思うので、なかなかそこにたどり着かない刑事達にヤキモキするかも。刑事さんたちの書き込みは素晴らしいけれど、事件関係者たちの為人があまり見えてこなかったのが残念。でも古さを感じさせない良質な作品でした。機会があれば他の作品も読んでみたいです。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ当人にとっては悲劇でも傍から見れば喜劇である。確かにラストのドタバタはもはや喜劇だったけれど、途中まではなかなかにしんどい作品でしたよ。悲しい末路を遂げた古川親子が不憫すぎる。この作品に色を与えるために登場させられている気がして(こういう捨て駒みたいなキャラ立てがなべて好きじゃない)不快。ラスト宮田さんもそっちだったかーとなり(自分のなかで最後の頼みの綱だったのに)しょんぼりですよ。でも上手く映画化したら面白そう。かく言う自分も北村匠海さんの目の死んだフライヤー見て読みたくなりましたし。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
面白さのベクトルは違えどこれまた好きなタイプの岩井作品。深夜まで開いている古書店と聞けば本好きさんなら思いつく場所があるかもしれないなーなどと思いながら読了。読書会はディベートの場ではないからっていうくだりがあったが本当にそうだよね。同じ本を読んでも100人いれば100通りの解釈があるだろうし、そこを認め合い新しい気づきを得ることに人としての豊かさがあるように思うよ。そういうなんの気兼ねもなく好きなことを話せる場所ってとても大切。わたしもまた読書会参加したいなー。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ久しぶりに好きなタイプの岩井作品に出会えてまず歓喜。人から見られていることを意識するあまり、見られている自分を演じないと生きていけない女性。自分は究極のルッキズム小説だなと思いながら読んだ。見られている(あるいは他人に見たいと思われる)自分にしか価値がない、そんな自分から逃れる為にはあのラストは予定調和であるとすら思える。自分には明確なモデル女優さんが見えたけれど、岩井さんの年齢からするとそれは無さそうか。これも一種の自己愛だよね。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレこれまで読んできた金原さん作品の中で一番好きかもしれない。自分はどちらかと言わなくても平木さんタイプの人間で刺激強めの日常大歓迎なんだけど、浜野さんのごとく悶々とした思いに蓋をして生きている部分もあり、つまり二人ともに共感できすぎてしまってあっという間に終わってしまった。まさかさんと浜野さんの関係と、なんともない会話たちも良いけれど、わたしは平木浜野ペア推しだなー。もっと二人の豪遊ランチを見ていたかった。あとさ、松阪牛雄なんて名前のひといたら絶対社内で話題になるしすぐ顔見に行くって!!!
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレシンプルにめちゃくちゃ面白かった。災害現場に取り残された見えない聞こえない話せない要救助者をどうやって救い出すか?単純なハイコンセプトストーリーと見せかけてラストには驚きと感動が待っていて非常に良い読後感。途中出てくる暴露系かつ迷惑系YouTuberには腹立ったけど、出てくる人基本みんないい人なのも読んでいて気持ちがいい。上手いこと映像化したら面白そうだけど、ハリウッドとかの方が得意そうだなこういうの。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ平野啓一郎さんはやっぱり短編やなぁと改めて思う。平野さん好きすぎて長編を読むと信者みたく様々持っていかれるので、短編でちゃぷちゃぷ水浴びしてるぐらいが自分にはちょうどいい。富士山、息吹、鏡と自画像、手先が器用、ストレス・リレー、全部好きだったけれどやっぱり1番は英雄ルーシーかしら。コロナウイルスほど重篤因子じゃなくても感染力抜群だもんね。そりゃ物語の英雄になりうるよ。鷺眺めながら動画まわしてウクレレ弾いて…とてもよきシーン。心に刻もう。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレものすごく優しい小説だった。自分もPMSが酷く、(自分の場合は外や職場では耐えられるが家に帰ると身内に当たり散らしてしまうタイプ)自分ではどうにもならない感情の暴走は痛いほどわかる。この辛さというか情けなさを共有はできずとも理解してくれる人が近くにいるということは、どれだけ心強いだろうか。こんなに優しい職場、身内、友達、元上司なんて夢物語でしかないけれど、そんな夢に縋りたいほどこの世は生きづらいよね。映画観てみようかなー。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
自分には面白さがわからない作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
人として日々を生きるということはありとあらゆる葛藤と選択に委ねられている。うまくいくか、いかないか、明日はあるのかないのか。芥川賞ノミネート時には読んでいなくてよかったと思う。あのコロナ禍で読んでいたら自分の気持ちも持っていかれていたかもしれない。ラスト少し自分と向き合い違和感のもとを辿ってすがっていた先に、まだ知らない自分に出会えていたらと思う。読み捨てられたままでは置かれない少年ジャンプのように。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレドラマを1話だけ見ていて気になったので読んでみたが、どうしてもリアリティに欠ける気がする。同調圧力が怖いのはコロナ禍で経験済だし理解できるのだけど、ここまでくるとさすがに無理があるのでは。過疎化の農村とかならまだしもわりと都会ですよね。小さい子供が犠牲になるところも気になるし、耳の描写いります?ドラマの江口洋介かっこよかったんですけどね…
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレめちゃくちゃ面白かった!芦沢央さんて引き出し沢山の作家さんなのですね。表題作の『婚魂心中』は思っていたラストと全然ちがってのっけから引き込まれるし、『この世界には間違いが七つある』はまさかの世界で(全く気づかなかった!)しかも語り手はあの子で、絵をみたらもう…泣いちゃうよね。『閻魔帳SEO』のラスト「インド人を右に!」は長嶋有さんだったか米光一成さんだったかの何かで知ってて、このネタ知ってるか知らないかで面白さ格段に違うと思うので既読でスルーされてる方は調べてみられるとよきかもです。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
滑り込みで発表前に読了。最後はもう必死w(ちと自分には長かった) 自分は感覚で本を読むタイプなので、読みながらずっと小沢健二みたいな本だな(めちゃくちゃ褒めてる)と思っていたら途中小沢健二出てきたのであながち感覚も間違っていない様子。自分の頭があと8倍よかったらケラケラと笑いながら読める作品だと思う。とにかく知識量えぐいのでお幾つかと調べたら23歳ですって!素晴らしい!今回はなるほどTRIPPER掲載な作品だったので、次はもう少しひらけた作品を読みたいです。あと登場人物の名前も少し簡単にしてー読めないー。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ大好き乗代さんもう何回目よ!の芥川賞ノミネート作品。うきうきで読み始めたのに、とっかかりでつまずく…なぜか読みにくい…結婚式前の親族お食事会シーン、誰が喋ってるか全然わからない…カクテルパーティーシンドロームみたいな現象に陥りつつ、なんとかそこを脱却したら後半はすこぶる良かった!『違国日記』持ち出して…って叔母と姪エッセンスふりかけ過ぎちゃう?と思ったりもしたけど、夏葵とのデートシーンは単純にとても好き。続編だしどうかな?とも思うけど芥川賞って変な時にぽいとくれたりするからなー。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ圧巻の三部作完結。『第三の嘘』はLUCASとKLAUSの一人称で語られる物語であるが、もう一人称複数だよなこれは。双子の存在の真偽も、『悪童日記』で描かれた双子が彼らの理想の夢物語であったとしても、祖国を追われ家族を奪われそれでも生きていかないといけない現実の前では些末なことだよな。鏡合わせで互いが互いを律しながら生きてきたLUCASとCLAUSの物語の前に真実なんていらねぇよ。嘘じゃないとやってけないよなこんな世の中。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ内容全く覚えてなかったけれど…やはり傑作すぎる。読了前後でこんなにもタイトルから受ける印象が変わる作品があるだろうか。『ふたりの証拠』それはふたりが存在『した』証拠なのか『させる』証拠なのか。LUCASとCLAUS(MOTHER3ですね)のみぞ知る真実。すべての人間は一冊の本を書くために生まれたのである、という意味深な言葉もきになるところ。あとマティアス…なんて悲しいの…マティアス大好きだけどイマジナリーであって欲しいとも思うほどつらいよ。さて第三の嘘ですべてが明らかになるのでしょうか…
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
1994年、ダ・ヴィンチ創刊号表紙で本木雅弘さんが持っている本が『悪童日記』。ダ・ヴィンチ発売より前に図書館に通いつめて(当時借りるのではなく毎日通って読むというのが自分の中で流行りだった)この作品読了していた自分は鼻高々だったのを鮮明に覚えている。自分の読書人生に物凄い影響を与えてくれた宝物のような1冊。初読から30年経ての再読。賢くて非道で優しくて残虐な『ぼくら』の三部作をこの年齢になった自分はどう受けとるのか。楽しみで仕方ないです。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
ネタバレ季節アルバイトに集まった男女7人。そのなかの男一人が転落死する。すぐに警察に届けようとするが、6人のうち4人がそれを拒否。果たして彼らは何を隠しているのか?そして転落死の真相は?というストーリー。途中まですごく面白かったのだが、だんだん色々なところに無理が生じてきている気がする。あのラストにつなげたい気持ちは分かるのだが、うーん…。岩井さん好きなのに最近なかなかピタリとくる作品に出会えてなくて寂しい。多作の作家さんだから仕方ないところもあるのだろうが、どっしり重厚な作品もまた読みたいです。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
著者の作品一貫して語られる『属性』への意識はそのままに、物語として抜群に面白くなっている。恋愛リアリティショーを舞台にしているのも皮肉で、人は見たいものしか見たくないし見たくないものがそこにあると平気で叩くし潰す。作中に出てくる2024年の娯楽トレンド映画たちには自分も同じような感情を抱いていたので、ちょっと感動した。ミス・ユニバースの巨人願望も面白い。丁度時間と重力と相対性理論のことばかり考えていたところだった自分にはぶっ刺さった。ああもう早く芥川賞とってください…これずっと言ってる。
が「ナイス!」と言っています。
アマニョッキ
永方佑樹さん『字滑り』のみ。こういう日本語だからこその作品がひどく好みなのでのめり込むように読んだ。永方さんが詩人だからというだけではなく、言葉(発語)と文字とに対する並々ならぬ敬意と信念を感じる。特にアザミの話がお気に入りなのだが、最後にあてられ呑まれた漢字を見た時にはため息が出たよ。自分の名前をひらがな、カタカナ、漢字で持つ日本人って本当にすごいよな。やっぱり文字を追うことはやめられないよ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/14(4417日経過)
記録初日
2012/12/10(4452日経過)
読んだ本
1886冊(1日平均0.42冊)
読んだページ
559316ページ(1日平均125ページ)
感想・レビュー
1866件(投稿率98.9%)
本棚
14棚
性別
血液型
O型
職業
事務系
現住所
福岡県
外部サイト
自己紹介

はじめまして。
アマニョッキと申します。
2019/7/20、ついに念願の長嶋有さん読書会を行うことができました!夢って叶うものなんですね。

小説メイン、たまに漫画。
とにかく長嶋有さんが大好きでエンタメより純文学を好む傾向。
漫画も小説も日常系が好きです。
ずっと読んでいきたいと思う作家さんは
朝井リョウさん、吉田修一さん、平野啓一郎さん、町屋良平さん、滝口悠生さん、遠野遥さん、川上弘美さん、小川洋子さん、西川美和さん、藤野可織さん、宇佐見りんさん、などなど。
最近は韓国文学にも興味があり年に4~5冊ペースで読んでいます。

読書以外に映画や演劇も好きです。
珈琲とお酒が好きです。
ラーメンズとバカリズムが好きです。
Hey! Say! JUMP と SnowMan 推してます。
前髪は短いのがポリシーです。


とっても人見知りですが、仲良くなると本領発揮します。
最近は読友さんも増えて嬉しいかぎりです。

読書メーターを通じて、たくさんの方の読書体験を垣間見させていただき、ときに共有させていただくことがささやかな楽しみです。

みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう