このシリーズはたまに盛ってるなと思うことが多いが、さすがアカデミックな分野、読みやすい文章が信憑性を増している。大学の先生の転職と出世の仕方にポイントをあてて読んだが、どうしても特定されてしまうのではと思ったりした。面白い。

図書館で見つけ、ふらっと借りた。実名でない著者のエッセイだったが、非常に重しろく、楽しめた。くすっと笑える話もあれば、とても落ち込む話も合って、著者の正体を知らない今だから楽しめた分もあると思うが、もう1冊ぐらいは手に取ってみたい。

谷川岳に登ったのはいつのことか。西黒尾根から登り、ロープウェイで降りてきたのを覚えている。一の倉沢についての知識はなく、なんとなく、この右側のほうがそうなのかなというような、なんとなくの登りだった。土合の駅には行ってみたが、登山口より先には行っていない。登ることはないとしても、その姿を一度は見てみたいと思う壁。本書はかなり前の出版ではあるが、日本におけるその登山史と、遭難の歴史が記されていて、文章も読みやすくとてもよかった。

このシリーズはたまに盛ってるなと思うことが多いが、さすがアカデミックな分野、読みやすい文章が信憑性を増している。大学の先生の転職と出世の仕方にポイントをあてて読んだが、どうしても特定されてしまうのではと思ったりした。面白い。