池井戸潤で箱根駅伝ー面白くないはずないでしょ。 チームは関東学生連合チームとは、上手い所に目を付けたもんだ。放送するテレビ局の裏側をからめるあたりも面白い。純粋な箱根ランナー達と社会人の不純な思惑の対比が鮮やかでもある。読みだすとわくわくが止まらない。

良いお話でした。発達障害の5歳児真人が森で母親が一瞬目を離した隙に行方不明に。一週間後に無事に発見されるのだがまだ十分に自分の思いを言葉にできない5歳児の口からこぼれる断片的な言葉から「失われた一週間」辿ることになる。真人が森で出会った森のくまさん達と過ごした時間が興味深い。最後は本物と過ごすなんてびっくりにもほどがある。巣穴に入った人間をクマは襲わないとアシリパさんも言ってたしなぁ。誹謗中傷するネット民が出てくるあたり現代ですよね

加賀恭一郎シリーズなので、どうしても脳内では阿部寛が 謎解きしていました。面白かったです。

選手たちが走り出した。選手達の息遣いと足音が行間から聞こえてくるようだ。一つにまとまったチームは実力以上の力を発揮して選手たちを輝かせる。今年が最後の選手たちもいる、来年に繋がる走りをした選手もいる。みんなキラキラ輝いている。読んでいる私も前のめりになった。 読み終わったら顔をあげて一つ息を吐いた。 箱根駅伝って素晴らしい！ 来年はまた見方が違う楽しみが増えそう。テレビ局もGJ！

池井戸潤で箱根駅伝ー面白くないはずないでしょ。 チームは関東学生連合チームとは、上手い所に目を付けたもんだ。放送するテレビ局の裏側をからめるあたりも面白い。純粋な箱根ランナー達と社会人の不純な思惑の対比が鮮やかでもある。読みだすとわくわくが止まらない。

「息をするように嘘をつく」を地でいく晴美。孤独の匂いに敏感でするりと利用できる人の懐に入り込む。でもそのわりには騙す金額が小さい。金額よりも人も心を食い物にしているのかも。それでもわかる人には正体がばれるようで、本当に手に入れたい人からは距離をおかれる。面白かったです

こんな湿った母親、嫌だな。出てくる人みんな好きじゃない

自分の体を張ってこその美容バカ。知らない事も多くて面白かったです。これを読んでさっそくエプソムソルトを購入。書いてある通り温まり方が尋常ではなく、ふろ上がりに来たT-シャツがじっとり湿るほど発汗、もう一度寝る前にシャワーを浴びて着替えました。肌もつるつるしたし。もう少し寒くなったらレギュラーベースにしたいと思います。リバーサルミラーも欲しい。一番刺さったのは、美容の一番の敵は「めんどくさい」確かに！「めんどくさい」は全ての敵になるラスボスかも。

最近気になって連続して読んでいる岡部さん。この小説は不穏な空気は纏っていなかったな。働く女子のしんどさがよくわかる内容でした。dropみたいな一人でもふらっと入れるバーがあれば随分とこころ癒されるだろうと下戸な私は羨ましくなる。千春が前を向いて歩いて行ける終わり方で良かった。

やまもとりえさんのコミックを途中まで読んでから本を読む事に。やまもとさんの不穏な感じがこの小説の世界観をよく表していると思いました。自己愛パーソナリティ障害、困るのは周りを巻き込んで自分の王国を築く事。周りが何を言っても自分が悪いという自覚がないので反省が出来ない。気が付いた時点ですぐに離れる事がベスト