2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:54冊 読んだページ数:9324ページ ナイス数:544ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/316060/summary/monthly/2024/2 2月もマニアックすぎる乗り物本ばかりでした。
たくあかっ!には、前回は恵利のシャワーシーンがあったが、今回は恵利の下着姿あり、紗音から「痴女」と言われる。たくあかっ!のページトップは税理士の身分証を掲げる燎子、これが今回の事件解決のカギになる。
Vドライブは親の顔も知らず親戚中をたらい回された天涯孤独のきらりの叫びとニノに妹がいたことが明かされた。だが、トップページは壁ドンされるきらり。今回のVルスは「変態」でもある。
表紙がJR東日本E493系であり、本文に製作記が掲載されている。事業用車両の製作記はこういう模型専門誌でもあまり見ない。新製品紹介やメーカー広告では三菱大夕張鉄道の客車が載っている。IMONからのリリースだが、国鉄の旧客とはまた違った味わいのある車両だ。どれも出自が歴史的にユニークなものである。巻頭特集と偶然だが、IORI工房からは明治の古典無蓋車(2軸・3軸)や新宮鉄道ハ11も新製品として紹介されている、ナローゲージでは助川駅(現日立駅)の日立鉱山の電気機関車と便乗車(ビューゲルなし)の製作記。
当人の著書は一切回収されず、ネコパブ公式サイトも一月に不祥事謝罪文が載りRM MODELS連載が「休止」になっただけで進展なし。不祥事を訴えた側もまだ「係争中」なのか自分のブログでも詳細を控えているが、この類の不祥事は他社では著書全作回収絶版電子配信停止かつ本人との契約打ち切り・受賞歴取り消しも珍しくない。ネコパブも当人がいなければ数多の企画や著書が水の泡となり今までの恩義から切れないのだろうか。ネコパブはこういう不祥事に「大甘」にしてるのだろうか。不思議なものである。
国鉄時代だから当然国鉄がメインなのは言うまでもないが、今回は名鉄美濃町線と鹿児島交通という2つの私鉄も掲載されている。名鉄美濃町線は1970年代半ば、まだモ880形が登場する前かつモ600形が白帯車・モ590形がツートンカラーだった時代のものだ。道路も舗装されておらずレールはガタガタ。これが大手私鉄の岐阜県の東の果ての姿だった。この時代は国道156号線を国鉄バス名金線も走っていたので、佐藤良二車掌もこの道を見ていたことだろう。鹿児島交通は廃止後数ヶ月経過して放置されている気動車の写真もあった。
この本で今までのナイチンゲール本にあまりなかったのはナイチンゲールの家系だろう。それなりの量を費やしてる。母方から始まり父方へ。どちらも裕福な家系でナイチンゲールを支えた人物もこの家系からの親戚も少なくない。父方は鉛鉱山を所有していて、父親は国会議員選挙に立候補するが、理系人間の教養人である父親はこの時代の選挙に必要だった買収や根回しをしなかったため落選。落胆はするが有り余る財産があるため家は没落せず程なく元に戻る。由緒正しい家系を重んじるのは階級社会のイギリスらしいしナイチンゲールの仕事にも必要だった。
ナイチンゲールの父親は富裕層人脈の広い教養人であることは知ってたが、既出のいくつかのナイチンゲール関連本を読んでる限り、政治家向きではないのは納得できる。清濁併せ吞んだり派閥を組んだり根回しの必要な政治家タイプの人間ではない。ただ、ナイチンゲール自身の仕事には「政治」の力も必要だった。そこは、親戚や軍関係をはじめとするナイチンゲール自身及びナイチンゲール家の人脈が必要不可欠なのは言うまでもなかった。人脈というより、コネでもある。コネといった方がふさわしいだろうか。
色々と気まぐれな読書家です。
読む時期やジャンルは皆気まぐれです。ただし、乗り物系(鉄道・バス・トラック)とジュブナイルポルノ小説が多めで個人的に最も意識し一番読み込んでいます。
あしからず。
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