読書メーター KADOKAWA Group

2024年3月の読書メーターまとめ

mike
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7966ページ
感想・レビュー
30
ナイス
3779ナイス

2024年3月に読んだ本
30

2024年3月のお気に入り登録
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  • すだち
  • まこみや

2024年3月のお気に入られ登録
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  • すだち
  • ぶぶ ひこ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mike
ネタバレ会いたかったぜ、成瀬〜💕邪念なく、他人の評価などこれっぽっちも気にもせず意のままに突き進む。大学生になった今も少しも変わらない安心感。変わったのは島崎の心。東京の彼女は初めて隣に成瀬がいない空虚感を味わう。成瀬に会いに大津に帰って来たが彼女の新しい友達に嫉妬を覚える。うん、分かるよ。でもね安心しな。離れていても成瀬は島崎が1番と思ってるから。さてシリーズ残るは後1冊。成瀬は社会人になってるのだろうか?そして膳所から世界へ飛び出すのだろうか?楽しみでしかない🎶
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

mike

幸せいっぱいの2月。大好きな中谷潤人君の世界戦をリングサイドで見て興奮。その日はこれまた大好きな井上尚弥君も間近で見た。絶対に会えないと思ってた二人の姿にもう昇天する気持ち。富士も見たし宮崎キャンプも行ったし今年の運を使い果したな。今後は徳を積もう。2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:23冊 読んだページ数:6665ページ ナイス数:2988ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/320246/summary/monthly/2024/2

Nyah
2024/03/03 09:21

エキサイティングな2月でしたね👏。5冊共読でした。またよろしくお願いします。

mike
2024/03/03 09:23

Nyahさん、今月は静かに読書に励みます(⁠^⁠^⁠)面白い本を紹介してくださいね。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
30

mike
何よりスミスの正体にビックリ。女性のボディビル大会って筋肉だけでなく、女である事を強調した見た目が重視されるのか!でも主人公と同様私もそれには違和感を禁じ得なかった。それにしても石田さんって読ませるな。主人公が滔々と喋り続け物語は展開するのだが、己を突き放した様な独特の言い回しに惹きつけられる。前回読んだ冷え症の話もそうだが、取り上げる題材にしろタイトルにしろ意表をつきすぎて新鮮。
mike
2024/04/01 14:05

maxaさん思考回路が一緒だ~🤣🤣🤣私も写真検索したよ。言われなければ気付かないよ。ハイヒールもね。筋肉とあの超笑顔に目が行っちゃうもんね。

mike
2024/04/01 14:06

CABINさん、読んでみてよ。短い話で読みやすい。そして、何が言いたいかよく分かって最後はスッキリ!

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mike
ネタバレ柚月さんのエッセイで知った児童書。オス猫ゾルバが瀕死のカモメに出会い3つの約束をお願いされる。1つ、今から産む卵を食べない事。2つ、ひなが生まれるまで卵の面倒を見ること。3つ、ひなに飛び方を教えてやる事。ゾルバはこの約束を必死で守ろうとする。だけどチンピラ猫、ネズミ、人間やら突然の危険に遭遇。そして何より猫に飛び方なんて分かんない🥴頭を抱える優しいゾルバが可愛いく、ママと慕うひなが愛らしい💕いろんなメッセージが込められていて子どもには読んで欲しい良書✨
が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレ大切な人が亡くなった時残された者は悲しみで押しつぶされ生きる気力を失う。だが逝った者は残した者に自分の人生を生きて欲しくて何とか伝えようとする。此方と彼方の思いが交錯し一つに解け合う心に沁みる短編集。「ハートストーン」孫の無事を願った祖父が握った石の温もり。それを祖母、娘、孫へと伝えて行く話だが黒四ダムのエピソードを思い出す。ダムに残った医師が身重の妻に会えず、自分の手の温もりを伝えてくれと下山する者と握手し、下山者はその手に何も触れずに妻に会いに行ったと言う。いずれも胸が熱くなる話だ。
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mike
ネタバレ家裁の少年審判に於いて少年の人権を擁護し更生に向けてサポートする人を付添人と言うそうだ。付添人の朧は14歳で逮捕されるまで両親の窃盗の手伝いをしていた。そして当時の彼には付添人はいなかった。今、心を閉ざした少年に付き添い向き合う事、それは当時の自分を救う事に繋がるのだ。過去の自分に罪悪感をもっていた朧が笹木という女性と出会った事でようやく前に踏み出せるようになったのが嬉しい。初読み作家さんだったがとても良かった。他の作品も読んでみたい。どなたかオススメ知りませんか?
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mike
耕書堂に集まった写楽、北斎、一九、馬琴等が売れる前の若かりし頃の話。首を吊った女の背後に見える事件性を疑った彼等が探っていく話の中でそれぞれの人物像を浮き上がらせる。読み物としては面白いのかもしれないが、私が読みたかったのはこういうのじゃなかった。もっとひとりひとりを掘り下げて蔦重との絡みを知りたかった。特に序盤はワチャワチャ感が強すぎて今ひとつ話に入って行けなかったな😒
CABIN
2024/03/29 20:33

みんな画家の名前なんですかね?北斎しか分からない💦

mike
2024/03/29 21:04

写楽は画家だけど十返舎一九(東海道中膝栗毛)と滝沢馬琴(南総里見八犬伝)は戯作者です。あまり馴染みがないですもんね😅

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mike
ネタバレ月村さん3作目。そうだった、この人の話は息つく間もなく面白いけど心臓に悪いんだった。今回もあまりに感情を揺さぶられて「救心」飲んだ。翔太と遠野さんの行く末に嫌な予感がつきまとい、ずっと動悸が止まらない。人を平気で踏みつけにする海斗と城有に反吐が出る。どうしようもないので、脳内で、人には言えない罵詈雑言をぶつけ背後から力いっぱい蹴りを入れてみる。悲しいけど人間の真は邪悪か…結局の所、金に群がる政治家やエリート社員ってのも半グレなんだよ。
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mike
ネタバレ「空の拳」の続編。主役は興行のためゾンビの姿でヒール役をしている立花と彼に憧れジムに通う小学生のノンちゃん。出口の見えない樹海の中を彷徨い続けるような重苦しさの漂う話だった。リング上の恐怖を知り自分を追い込みながらひたすらトレーニングをする立花に道化はもう止めてよと心で叫んだ。また、イジメにあいそこから逃げる事を両親から許してもらえず一人で苦しむノンちゃんの姿に目の奥が熱くなる。人生は思ったようにはいかない。でも各々が内面の恐怖と戦い少しだけ強くなって明日へと踏み出して行くんだろうなと思った。
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mike
ネタバレ3月24日は梶井基次郎の命日で檸檬忌と言われるそうだ。「ホルモー六景」で「檸檬」に興味をもった私は本日読んでみた。正直に言おう。思った程感動しなかった。その他の短編も読んだが私にはその世界観がよく分からなかった。ただどの話にも象徴的な色というのが描かれておりそれが鮮やかに感じられた。基次郎は丸善で画本を積み上げてっぺんに檸檬を乗せて立ち去った。今でも丸善の本棚には何者かによって檸檬が置かれると言う。生前彼の作品はあまり売れなかったそうだが、死後何十年も経た今も静かに受け継がれているのだなと思った。
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mike
ミオは小学生。口うるさいお母さんはムカつくし妹は邪魔くさい。いちいち腹が立つけどやっぱり大好きで…日替わりでコロコロ変わる自分の心を持て余しながらも、ちっちゃな事に胸を踊らせ、落ち込んでもまた立ち直りながら少しずつ大人になって行く。そんなミオに遠い遠い自分の子ども時代を重ねてみる。家と学校とご近所さんが世界の全てだったなあ…暫し郷愁に浸りたくなる短編集だった。
CABIN
2024/03/23 22:06

今思えば、子供の頃の世界はほんと狭かったですね😁

mike
2024/03/24 05:42

あんなに小さな世界でこの世の終わりだと落ち込んだり、ちょっとしたことで得意になって私って天才?なんて思ったりね。

が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレ会いたかったぜ、成瀬〜💕邪念なく、他人の評価などこれっぽっちも気にもせず意のままに突き進む。大学生になった今も少しも変わらない安心感。変わったのは島崎の心。東京の彼女は初めて隣に成瀬がいない空虚感を味わう。成瀬に会いに大津に帰って来たが彼女の新しい友達に嫉妬を覚える。うん、分かるよ。でもね安心しな。離れていても成瀬は島崎が1番と思ってるから。さてシリーズ残るは後1冊。成瀬は社会人になってるのだろうか?そして膳所から世界へ飛び出すのだろうか?楽しみでしかない🎶
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mike
11歳の蓮司は頭に打球を受け意識を失う。気付いた時には20年後で31歳になっていた。そして傍らには婚約者の女性の姿が。彼女は20年前に両親を殺されたと言う。一方31歳の蓮司は何者かに襲われ気付いた先は20年前の11歳。20年間に何があったのか?そして彼女の両親を殺した犯人は誰か?次第に解き明かされて行く真相。そしてバラバラだったピースが全てハマった時二人は思いも寄らない真実へと導かれる。最後まで飽きる事なくグイグイ惹き込まれたがタイムリープする前の1999年ってどうなってたのか考えると私の頭は大混乱🥴
やも
2024/03/22 21:27

これ一気読みしたの覚えてます👌なのになんでダンデライオンってタイトルだったのか、忘れてしまいました😂🌼

mike
2024/03/23 06:15

私もこのタイトルがしっくり来なかったよ🤔作中に「たんぽぽ娘」の映画が登場するのと異常事象でたんぽぽの綿毛が飛来するってのは何度も出てくる。主人公が地震のことを知らせるアカウント名がダンデライオン。それでも無理矢理感を感じたわ。

が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレ再読して思う。間違いなくこれは名作✨前回は初BLという事と喜多川の獣の様に荒々しい愛情表現に度肝を抜かれた。今回、喜多川のあまりにも切ない人生に胸が苦しくて泣けて仕方がなかった。もし彼が家の中で育っていたら。人から愛を受けそれを返す術を学んでいたら。教育を受けていたら…大好きな堂野を忘れたくなくて薄れゆく記憶を掘り起こして描き続けたり、亡くなった穂花を思い毎日花の冠を作ったり。そんな喜多川の姿を思い返してまた😭私はきっとこの先も読み返すんだろう。そしてまた喜多川と堂野に涙するのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
mike
ジリ貧の旗本、光政の一人息子は女好きの放蕩息子。藩主の藤代家の三女は伝説の美貌の姫。光政は閃いた✨そうだ、忍びを雇って姫を誘拐し息子と見合いをさせてしまおう。逆玉に乗っかって我が家を救ってもらっちゃえ!ミッションを受けたコウは屋敷に忍び込んだのだが、そこにいたのは花の様な可愛らしい姫…ではなくて饅頭を喰らう牛、いや違う、女だった。姫は何処に?見合いは成立するのか?重姫が可愛らしいしストーリーは単純明快でとても面白かった❗が、せっかく心が通じ合った重姫とコウ、このままお別れは寂しいのう…😥
CABIN
2024/03/20 21:19

牛のような姫?女好きの放蕩息子はどんな反応を示すのか気になります。

mike
2024/03/20 21:43

でしょ!二人が町中で偶然出会うんですが、これがまた面白いのです。

が「ナイス!」と言っています。
mike
「センセイの鞄」の続編「パレード」を含む13編を集録。同じアパートに越してきた熊さんとの話「神様」、中2の少女と彼女を思う2人の少年を描いた「草の中で」が好き。しかし川上ワールドはかなり不思議なものも多くてちょっとついて行けない感じもした。今週のNHK夜ドラ、ユーミンストーリーズは川上さん原作。ユーミンの「春よ、来い」をどう見せてくれるのか楽しみ♪⁠~⁠(⁠´⁠ε⁠`⁠ ⁠)
mike
2024/03/19 21:38

セシルさん改めて。先週のドラマはよく分からない話でした。柚月麻子さんだったので結構期待していたんだけど。今週はどんな展開なんだろう。楽しみです🎶

セシルの夕陽
2024/03/19 21:46

いえいえ、全く気にしてません。。。が、私が知らない最新のデジタル語なのか⁈と思い、ググってしまいました(笑) 『冬の終わり』は「冬はこれで終わったのですか?」みたいな😳不完全燃焼でした。

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mike
ネタバレ立場を違えども変わらぬ友情。想い人の息災を影から見守る一途な愛。大人への憧れと反発。なるほど、青春小説だ。逸平が良い。ただの女好きだと思っていたが、ごめんね🙏撤回するわ。彼の磊落で裏表のない人柄がどれだけ文四郎の心を支えたことか。子どもが8人というのも最後まで彼らしくて何か笑っちゃうよ(⁠^⁠^⁠)
が「ナイス!」と言っています。
mike
海坂藩少年藩士の文四郎。親友は女好きの逸平と秀才与之助。文四郎には隣に住むふくと言う想い人がいたが、彼女は江戸へ奉公に上がり藩主の側女となってしまう。文四郎の父は反逆罪の汚名を着せられ切腹し、その時から彼の運命が大きく傾いて行く。武勇に優れた彼は道場主から秘剣の伝授を示唆される。しかしそれには神社奉納試合で無敵の剣豪興津に勝つ事が条件だという。文四郎の行く末は?いざ下巻へ💨
maxa
2024/03/18 06:57

え〜?読んだ記録はあるけどレビュー書いてなかったよ(笑)。もしかしたらオススメだけしたのかも?mikeさんレビューのおかげで前半は思い出したよ。すれ違う二人の気持ちにうぐぐってなるね。後半も思い出させて〜。

mike
2024/03/18 07:58

あら(⁠*⁠_⁠*⁠)私の勘違いかい…脳の老化著しいけね。許せ🙏

が「ナイス!」と言っています。
mike
柚月さんが、慣れ親しんだ美しい自然の風景や、母と触れ合った日々の想い出、自分が歩んで来た道に思いを馳せながら綴った優しくて温かい15年間のエッセイ。山形と本と猫への溢れんばかりの愛がいっぱい。「孤狼」や「盤上」といった名作の誕生秘話はとても興味深い。三陸で生まれた彼女はあの津波でご両親を亡くされているそうだ。最後まで読むと、このタイトルに込められた想いが強く伝わって来る。柚月裕子という一人の女性を私は増々好きになった。
やも
2024/03/16 07:52

コロナ前は山形をメインにチェーン展開してる本屋さんでサイン会とかされてたんですよね、柚月裕子さん。その時は読書にあまり興味なくてスルーしてたけど、今サイン会あるなら、絶対駆けつけるのに😆💕私もこちら読んでみます🙋

mike
2024/03/16 08:05

やもちゃんは絶対読んで!山形の水飯ってのが載ってたけど、私は初めて聞いた。夏の暑さを凌ぐために色々冷やすんだってね。冷やしシャンプーまであるのか⊙⁠.⁠☉

が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレ"One for all All for one"ゴリラ社会を表現するならまさにこれ。家長のようなオスを中心とした集団で行動を共にする。オスは傍らで皆をじっと見ていて危険を感じたら全力で守りに行く。食べ物はオスが均等に分ける。子ども達は年上が小さい子を労り遊び相手になってやる。喧嘩があれば仲裁に入る。それは大人の喧嘩に子どもが割って入る事さえあると言う。古き時代の人間社会を見てるよう。本来穏やかで優しい愛すべき存在なのに森林伐採が進み絶滅の危機にある。私達に彼等を消し去る権利は何処にも無いのに…
が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレひたすら来年の大河の予習に励む私。江戸の稀代のメディア王蔦重。彼が世に送り出した喜多川歌麿、東洲斎写楽、恋川春町、山東京伝、曲亭馬琴を描いた短編集。どこまでが真実か分からないがどれも読み物としては面白かった。彼等の人生から蔦重の人となりを垣間見る事ができる。時代が田沼から松平に代わった事で自由に生きていた彼等の人生が突如暗転し、生き辛くなって行くのが悲しい。
が「ナイス!」と言っています。
mike
ネタバレ小指と薬指の半分を失った中学生の界。夢のもち方が分からず、でも強くなって周囲に一泡吹かせたい。そんな界はイケてる先輩の橘に心酔し行動を共にするようになる。そして橘の起こしたトラブルを解決しようと単身東京へ殴り込みに行く。強い者に憧れ人を力で屈服させる事に快感を覚える中学生の心の移ろい。そこに生じる危うさや脆さが北九州の荒っぽい方言からストレートに伝わり一気読みした。でもね、何度も登場するバリって北九州じゃ使われないと思うんだよね。そこだけずっと引っかかっちゃったよ🥴
が「ナイス!」と言っています。
mike
やっぱ白蔵さん好きだわ🥰誰もが畏れる策士頼朝と天才軍略家義経。今回の主人公はこの優秀な兄弟に挟まれた地味で要領の悪い男範頼。親近感Max!知略も戦経験も信頼も無い無い尽くしなのに平家討伐総大将を命じられる。全く性格の異なる兄弟に振り回され、常に兵糧確保に頭を抱える。そしていつも手柄は弟に持っていかれ自分は蚊帳の外。その姿があまりにも滑稽で笑えるんだけど、終盤、大きな溝ができた兄弟に心を痛め、弟の変わり果てた姿を前に何もできない自分の無力を嘆く範頼。しんみりして思わず涙が😢
CABIN
2024/03/11 19:19

範頼のことはは源氏なのに教科書にも出てこないのでほとんど知りません😅弱肉強食の時代だから仕方ないのかな。でも兄弟で殺し合いなんて悲しいですね😔

mike
2024/03/11 19:28

範頼って知らないよね。あの二人に挟まれたら霞むわ😰頼朝ってすごく嫌な冷血漢に感じました。この前読んだ本もそうだけど、こうやって歴史に埋もれた人をクローズアップしてくれるとすごく面白い。

が「ナイス!」と言っています。
mike
うつくしが丘に建つ枇杷の木のある3階建ての素敵な家。そこに美容院をオープンさせようとしている女性。しかしある日その家は住民が入れ代わり立ち代わりする「不幸の家」だと聞かされる。この家は大丈夫なのか?そんな時彼女が出会ったのは隣に住む老婦人だった。マトリョーシカちゃんを開けて行くような現在から過去に向かって行くお話。次第に家の中にある小さな秘密が解き明かされ最後は現在と24年前が再会する。私はこういう類の話は好物。幸せも不幸も口さがない他人には分かんないって事よ。ね、焼きそば頭の椋本さん!
やも
2024/03/09 20:04

たしかにマトリョーシカ本😆私も時間系列を上手く使ってる作品って好物です♡千葉県って庭に枇杷の木がある家が多いイメージです🥭

mike
2024/03/09 20:25

やもちゃん、これは変にこねくり回さず過去へとすんなり遡って行けるので私の頭にあってる感じ。千葉は枇杷の木が多いんだ。知らなかった~

が「ナイス!」と言っています。
mike
家重は酒と女に溺れた将軍と聞いていたが書き手の立ち位置によってこうも印象が変わるのだなと思った。まいまいつぶろと揶揄され自分の言葉を誰一人理解してくれないその口惜しさは如何ばかりか?彼の言葉を唯一理解し通詞として一生を捧げた忠光。周囲から有らぬ疑念を持たれ常に矛先を向けられた男。彼の最後まで筋を通す篤実な人柄、そして家重との信頼関係が美しい。歴史上スポットを当てられない人にも尊い人生がある。こういう話はとても好きだ。
CABIN
2024/03/08 20:00

家重はそのように言われてたんだ〜😳見る人の立場によって評価は違いますね。でも忠光への信頼は本物だったと思います😁

mike
2024/03/08 20:17

家重にとって忠光の存在は大きいですね。そして彼の口となることに徹したあの誠実さは尊いと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
mike
定年間近の記者宮武が懇意にしている銭湯みなと湯。そこで融資担当をしていた銀行員の丸岡が水死体となって発見された。事故死として片付けられたが釈然としないものを感じた宮武の中に忘れかけていた記者魂が蘇る。真実を追求し伝えようとする彼と共に銭湯に集うおじさん達も立ち上がる。しかし、相手は市井の人等簡単に捻り潰す巨大な闇の組織。うまく行くのか😰危ない❗二転三転する話にハラハラしながらの意外な着地点にホッ🙂
やも
2024/03/05 21:31

おじさん達はどこか可愛くていいんですけど、被害者が落ち度がない被害者すぎて、可哀想でしたね🥲

mike
2024/03/05 21:49

銀行員も難病の男の子も何故こんな目に…と。理不尽すぎて哀しいよね。

が「ナイス!」と言っています。
mike
人生先生と呼ばれるちょっと素敵な校務員さん。彼が悩める高校生と向き合い生きるヒントを指し示してくれる連作短編集。この人生先生、毎回ピンチの場面で漫画のヒーローの如く颯爽と登場するのは出来過ぎ感あり。しかし、彼の誠実な一つ一つの言葉は高校生でなくてもメモりたくなる。興味深いのは、世界一幸福な国民として有名なブータンの幸福度低下の話。これはスマホ、SNSの普及が原因とか。何か暗い過去を抱えて生きているような人生先生。彼の過去が明かされていないという事は続編があるんだろな。
CABIN
2024/03/04 20:25

スマホやSNSによって便利な反面、知らなくてもいい情報まで入ってきて、仲間外れや不信感が大きくなっているんじゃないでしょうか🤔

mike
2024/03/04 21:18

そうだと思います。ブータンの話はSNSで他人の生活が見え始め、自分と比べることで以前のような幸福を感じられなくなったようです。この話では不幸になる方法は人と比べる事だとあったので。

が「ナイス!」と言っています。
mike
以前読んだ時はとにかく辞書作りに費やす労力と時間に驚いた。今回は登場人物の人間模様を楽しみながら読み進めることができた。うちには新明解の20年前の第6版がある。めくると確かに指に吸い付く。「右」はアナログ時計の1時から5時までの表示のある側と説明。「ん」はどうだ!と思ったら4つも意味が書かれていた。作り上げるのにこんなにも大変なのに未だに触ってもいない頁がある。申し訳ない😥
mike
2024/03/04 06:35

honさん、この装丁よ。撫で回したくなるくらい美しくて愛おしいのよ💕

mike
2024/03/04 06:40

やもちゃんドラマは始まってるよ。途中から入ってくる岸辺みどりの視点で描かれてる。んとか普通は引かんよね。調子に乗ってペとかぽとかも引いたけどちゃんとあるのよね、意味が😆

が「ナイス!」と言っています。
mike
いつもの様に読んだら作った気になる。ロースハムを重ねて作るハムカツ。これはいいな。ハムの3パックくっついたやつですぐできる。豚バラミルフィーユ塩角煮。これも美味しそう。巻き豚バラもつ鍋風なんてのもあった。もつ鍋はにんにく、味噌、唐辛子、豚の脂があればあの味になるそうな。ホントかどうかこれはやるしかない。
CABIN
2024/03/03 18:50

巻き豚バラもつ鍋風はどんな鍋なのかイメージ湧かないんですけど😅モツ鍋って普通醤油味じゃないんですか?

mike
2024/03/03 19:01

豚バラをくるっと丸めたものと一緒にキャベツとニラを煮込むようですね。もつスープには味噌味もありますよ。私はこちらを買うことが多いです。

が「ナイス!」と言っています。
mike
学べる旅をコンセプトに日本全国の学べるスポットを国語、社会、学活、理科、美術&総合に分類して紹介。子どもが旅を楽しめるように編集されているのだろうが写真が綺麗だし説明も簡潔なんで大人も楽しめる。個人的には絶景を集めた学活編が1番目を引いた。
CABIN
2024/03/03 09:09

小学校の修学旅行では、奈良で五重塔の置物と京都で生八ツ橋を買いました。振り返れば、ちゃちな置物をよく買ったなぁって思います😊

mike
2024/03/03 09:27

少ない小遣いでいかにたくさん買えるかを考えてましたね(⁠^⁠^⁠)

が「ナイス!」と言っています。
mike
木彫りアーチストである彼の作品は本物そっくり。マカロン、クッキー、しめじなんか見分けがつかんかった。YouTubeで製作過程が見られるので面白い。いろんな才能をもった人がいるんだなあ。
hon
2024/03/03 00:28

あれ?この前渋谷で展示会やってた人かな?見に行ったけど混んでて整理券配ってたから、時間なくて諦めちゃった。

mike
2024/03/03 07:17

え〜😱そうだったの。東京はいいな。地方にいると有名どころの展覧会はそうそう見られない。でもやっぱり実物を見たい。

が「ナイス!」と言っています。
mike
戦後の混乱期の浅草小劇場が舞台。空襲も空腹も知らない漫才芸人の善造。空襲で家族を失った浮浪児の武雄。映画監督志望の帰還兵光秀。自称お嬢様の気の良いダンサーふう子。当時の芸能界の変遷と共に過酷な環境下で彼等が未来を模索しながら生きる姿を描いている。笑いを忘れた武雄に何とか笑ってほしくて懸命になる善造の姿に心打たれ目頭が熱くなった。「戦争は風化させてはいけない。でもちょっとは忘れないと進めないじゃない」の言葉にハッとさせられた。木内作品は笑いを挟みながら暗い世相を鮮やかに描く。上手いなあ~好きやなあ〜
CABIN
2024/03/02 14:29

そうですね。いつまでも辛いことを引きずっていては前に進めてないですよね。戦後の混乱期に笑えるってことは凄いことだと思います。

mike
2024/03/02 16:42

CABINさん、辛い時こそ笑いが必要なんだと思います。笑いの内容も質も時代とともに変わって行きますが…

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/11(4087日経過)
記録初日
2004/01/23(7394日経過)
読んだ本
1741冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
482656ページ(1日平均65ページ)
感想・レビュー
1624件(投稿率93.3%)
本棚
12棚
性別
読書メーターの
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