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2024年5月の読書メーターまとめ

ちょうすけ
読んだ本
7
読んだページ
2732ページ
感想・レビュー
7
ナイス
120ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ちょうすけ
これは実に私好みなホラーだった。幽霊とかお化けが出てくるのではなく人間の闇を描いた作品。表紙の高校男子が1話目に出てきてずっと活躍するのかと思っていたら、2話目で急に舞台と登場人物がガラリと変わる。しかし最後に全ての話が繋がっていたのだと判り、ある『家族』の闇深さに恐ろしくなる。サワタリ団地と楠道小学校の話がリンクしていて、この話の人物を覚えていると、最終話のネタばれが分かりやすいかも。今回は●●家の闇だったけど、続編を書こうと思えばできそう。続編が読みたいなぁ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

ちょうすけ
ネタバレ往年の舞台女優主演の『ハムレット』の開演前日に主要の役者5名が舞台稽古中に殺害される。主人公はその女優の大学時代の友人で現在はしがない私立探偵。数日前から悪夢にうなされており、旧友が「助けてくれ」と夢の中で訴えて来ていた。物語は主人公の頼りない探偵(50歳)、主人公の恩人の腕利き私立探偵(女性)と、その女探偵にメロメロに惚れている警部の3人の会話劇で進む。冒頭、主人公探偵の自分語りが長すぎて中々本題に入らない、もしかしてシリーズ物の続編かな?最後の謎解きがとても作品のテーマに合っている。全部読むと面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
これは実に私好みなホラーだった。幽霊とかお化けが出てくるのではなく人間の闇を描いた作品。表紙の高校男子が1話目に出てきてずっと活躍するのかと思っていたら、2話目で急に舞台と登場人物がガラリと変わる。しかし最後に全ての話が繋がっていたのだと判り、ある『家族』の闇深さに恐ろしくなる。サワタリ団地と楠道小学校の話がリンクしていて、この話の人物を覚えていると、最終話のネタばれが分かりやすいかも。今回は●●家の闇だったけど、続編を書こうと思えばできそう。続編が読みたいなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
何度も生まれ変わり再会する紅姫と望月の悲恋物語。いくつもの時代を経てお互いに惹かれ合うのに悲しい別れ方を繰り返す。ひとつひとつの物語は短いけれど、その時代背景と生まれ変わった二人が惹かれ合っていくところが心に重たく響いてくる。最終話の紅姫伝説の始まりのエピソードが本当に良かった。(ちょっと泣いてしまった。)実在の歴史上の人物が出てくるので話に深みがある、舞台(瀧口屋)もしっかりとしているので、google地図を開いて、瀧口屋はこの辺かな~と思いながら、ゆっくり丁寧に読んだ。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
ネタバレ横溝正史のライト版って印象。おどろおどろしておらず読みやすい。ただ、寂れた山奥の小さな村の案山子祭りにで連続殺人が起きるという舞台装置は面白いのにイマイチ盛り上がらない。描写も丁寧でキャラも良いのに全体的に薄味。でも最後まで読ませるほどには面白い。犯人当てと動機当てがあるのも良い。殺人の仕掛けと何故こうなったか?というのは伏線もしっかり張られているので納得できるけど、動機がほぼ八つ当たりに近いのが残念。本来は誰に恨みを向けて良いのか分からない悲しい事件。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
作者の作風を知らずに読んだ。本の装丁と帯の文句に完全に騙された。裁判員制度の葛藤を描く法廷ミステリだと思っていたけど、裁判官を含む登場人物全員がクズばかりで、読んでいるだけで吐き気がした。おそらく、このクズっぷりの人物描写が作者の味なのだろうけど、自分には合わなかった・・・。文章は読みやすい、シュールでナンセンス好きにはたまらない作風なのかな?斜め読みで何とか読み切ったが、何ともシンドイ作品だった。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
ネタバレハヤカワSFコンテスト大賞作品。うーん凄く読みにくかった。読むのに時間が掛かりました。巻末の選評にもあるけど、アイデアや作品に対する熱い思いは感じるけど、章が変わるたびに別作品のような味がするし、文章の構成で時系列が頻繁に前後し、一度しか出てこないような登場人物の背景を毎回差し込むので勢いが中断されてテンポが悪い。コンテストに応募した作品なので仕方ないけど、とにかく詰め込み過ぎでもったいない。この本1冊でアニメ12話分は軽く作れそうなボリューム。勇虎が最後に<空>で何して世界を救ったかがフワっとしている。
が「ナイス!」と言っています。
ちょうすけ
ネタバレ廃墟好きの富豪が所有する<廃遊園地>に訳アリのようなキャラ9名が招待され<宝探しゲーム>に参加する。装丁に遊園地のパンフが付いていて作品に面白味が追加。20年前の銃乱射事件の背景とか「宝物=20年前の真実」は面白いんだけど、いかんせん、特定人物の目的や参加理由、なぜ4人目を殺す必要があった?と若干納得のいかない部分あり。 生き残ったキャラはシリーズ化を目的としているのか、部分的に伏線未回収もある。探偵と謎の富豪のキャラが良いので続編希望。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/02/20(4140日経過)
記録初日
2012/02/20(4506日経過)
読んだ本
758冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
248948ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
710件(投稿率93.7%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

ほとんどの本は最寄りの図書館で借りています。
一部、お気に入りの作家さんの作品は、購入して手元に置き、いつでも再読できるようにしています。

好きなジャンルはミステリとホラーです。
2010年あたりから発行された国内ものを好んで読んでいます。
最寄りの図書館が毎月ジャンルを決めてお勧め本を並べてくれるので、好みがハマったときはまとめて借ります。

時代小説、歴史物、恋愛物、海外ミステリーは苦手なので、ほとんど読んでいません。

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