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2024年10月の読書メーターまとめ

穀雨
読んだ本
7
読んだページ
1641ページ
感想・レビュー
7
ナイス
49ナイス

2024年10月に読んだ本
7

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • Eric

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

穀雨
ずっと積読だった一冊。雍正帝の奏摺政治については大まかに知っていたつもりだったが、意に沿わない官吏をこきおろす雍正帝の語彙の豊富さに思わず笑ってしまった。官吏は返ってきた奏摺を一読後、それを皇帝に納めるきまりだったとのことで、このルールがなければ奏摺も今日まで残ることはなかっただろうと思うと奇跡のような気がした。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
7

穀雨
ずっと積読だった一冊。中国史上の主だった皇帝の事績や人となりが、文庫本6〜7ページずつに簡単にまとめられている。南北朝時代の皇帝については全然知らなかったので勉強になった。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
ずっと積読だった一冊。雍正帝の奏摺政治については大まかに知っていたつもりだったが、意に沿わない官吏をこきおろす雍正帝の語彙の豊富さに思わず笑ってしまった。官吏は返ってきた奏摺を一読後、それを皇帝に納めるきまりだったとのことで、このルールがなければ奏摺も今日まで残ることはなかっただろうと思うと奇跡のような気がした。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
1955年、アフガニスタン(当時は王国)にモンゴル帝国の末裔とされる民族を追った探検記。ひらがなの多いエッセイ風の筆致でとにかく読みやすいが、現地民を蔑むような表現が時折顔を出すのは時代も時代で仕方のないところか。一読して、モゴール族の村々がいまどうなっているのかがただ気になった。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
田中正造の小さな伝記。どこまでも清廉な人だったんだなあというのが第一の感想たが、果たして本当にそんな聖人のような人だったのかという疑問も残る。キリスト教に触れて以降の思想は、なかなか深淵かつ難解。渡良瀬川流域では「田中さん」と親しみと敬意を込めて呼ばれているとのことだが、本書刊行から30年経った現在でもそうなのだろうかと気になった。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
大航海時代に世界を二分したスペインとポルトガルの古文書から、当時日本人がいかに世界各地に広く拡散していたかを明らかにした一冊。著者が学会で同種の発表をしたところ、斯界の大御所から「そんなことは聞いたこともない。ねつ造ではないか」と言われたというが、確かにある意味で衝撃的な内容となっている。ほとんどが人口調査や戸籍関係の記録で、氏名や雇い主などごく限られた情報しかわからないが、16世紀のメキシコやアルゼンチン、ポルトガルに日本人がいたということがわかるだけでも多としなければならないのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
南インドをフィールドとする社会人類学者が、調査研究のなかで出会った印象深い人々の思い出をまとめた群像エッセイ。名誉殺人やカースト差別など、日本では考えられないような逆境に直面しながらも、希望や明るさを持ち続けられる活力はどこから来るのだろうなどと考え込んでしまった。それも女性研究者が分け入ることができる程度には治安や社会情勢が安定している南インドの話で、これが北インドならどうなっているのだろうとも思った。
が「ナイス!」と言っています。
穀雨
板垣退助の伝記は高知県の郷土史家が50年前に刊行して以来とのことで、これほど有名な人物なのにと、まずそのことに驚く。若いころは相当やんちゃだったようだが、首相の座を大隈重信に譲ったり、爵位を辞退したりと、年を重ねるに従い謙虚になっていくようで、そうした変化がなにに起因したのか気になった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/09(4277日経過)
記録初日
2012/12/05(4371日経過)
読んだ本
1013冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
310380ページ(1日平均71ページ)
感想・レビュー
430件(投稿率42.4%)
本棚
1棚
性別
年齢
29歳
血液型
O型
職業
サービス業
現住所
静岡県
自己紹介

歴史と国際政治に興味があります。ほかにもいろいろ読みます。

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