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2024年2月の読書メーターまとめ

garyou
読んだ本
8
読んだページ
2108ページ
感想・レビュー
8
ナイス
57ナイス

2024年2月に読んだ本
8

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

garyou
いまある自分の姿は「親のせいでも、環境のせいでも、学校のせいでもない」(p68)。厳しいな。百鬼夜行シリーズも厳しいもんな。面白くないものを面白がるのには自分も経験があって、高校生の頃コードウェイナー・スミスを読んでも全然ピンとこなかったのに就職してから手に取ってみたらなんだかものすごく面白かった。ただそうなると何が面白くなかったのかわからない。ちょっともったいないことをしたなと思った。全体的には語彙を増やして自分には厳しくあれ、というところか。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
8

garyou
自ら命を絶つ理由は本人にもよくわからないのかもしれない。フロイトの学説は反証不可能と槍玉に挙げられることがあって、それはその通りながら人の気持ちというのは本人が「こうなんだ」と思えばそれが正解な気もするのでそういうものなのだろうと思うけれど、結局本人にもわからないんだろうな、とか。『白昼の死角』は映画は見たけど小説は読んだことがない。光クラブの本と合わせて読んでみたらおもしろいだろうか。昆虫の苦手な人は要注意。
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garyou
コロナ禍で吟行がしにくくなった。夏井いつきが「おうちde俳句」を打ち出す一方(足弱さん向きでもあるよね)、堀本裕樹は「近所の散歩もいいじゃないか」と書いている。この判型・製本は「俳句手帳」と銘打っているからだろう。最初は「なぜ俳句手帳を?」と疑問だったが、自作の句を書き込む手帳ではなくて書籍だったのか、と本屋で思った。
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garyou
最近の俳人は碁の句は作らないんだなというのが最初の感想。そこで矢野玲奈を知ることができたのは収穫の一つ。江戸時代から昭和に作られた句が多い。俳句だけでなく、連歌の中の句や川柳も引いている。解説にはたびたび『源氏物語』の「空蝉」の対局の話が出てくる。そういう「みんな知ってるよね」的な句が多いから近頃は碁の句はあまりないのかな。俳句を始めて四ヶ月、自分の参加している句会では碁や将棋の句はあまり理解してもらえないなあという気がしていたが、気のせいではなかったようだ。休刊してしまった週刊碁で連載されていたという。
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garyou
ある対象(人であるとないとにかかわらず)を美しい、かわいいと思うことは搾取なのか。なにかを「かわいい」と感じたときに同時に覚えるかすかなためらいはそのせいなのか。考えずにはいられない。衣装を纏うこと・化粧をすることの意味も。ジェンダーの問題なども普段もやもや感じていることがことばにされていて、参考になった。まんがなどにはあまり興味がないようで、「『トーマの心臓』は読んだことないのかな?」と思うようなところがあったのも趣深い。
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garyou
いまある自分の姿は「親のせいでも、環境のせいでも、学校のせいでもない」(p68)。厳しいな。百鬼夜行シリーズも厳しいもんな。面白くないものを面白がるのには自分も経験があって、高校生の頃コードウェイナー・スミスを読んでも全然ピンとこなかったのに就職してから手に取ってみたらなんだかものすごく面白かった。ただそうなると何が面白くなかったのかわからない。ちょっともったいないことをしたなと思った。全体的には語彙を増やして自分には厳しくあれ、というところか。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
こういう本にはきまって「うまくいった例」が出て来てそれも複数あるのだが、ほんとうの話なのだろうか。この本に書かれているような症状(というのか)のある人を安心させるためのでっち上げなのじゃあるまいか。だって小さい一歩とかいくらも踏み出してきたもん。でもなにも変わらない。何が違うんだろう。 再読だった。読書メーターをはじめる前に読んでいたものらしい。
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garyou
どの句も頭に入ってくる感じの解説で、名句集は苦手だと思っていたけれど認識を改めた。著者の父親も俳句に親しんでいたのかなと思わせる内容があって、波郷のある句は予備知識があればわかる、そしてその予備知識はなにも俳人の生い立ちだとか性格だとかではない、というのがおもしろかった。続篇もあるようだし、この本もまた読み返してみたい。
が「ナイス!」と言っています。
garyou
久しぶりに「編集者、仕事した? それとも著者が編集者の云うことを聞かなかった?」と思ってしまった本だった。たとえば箇条書きのよさを訴える部分ではレイアウトの関係で箇条書きが見づらいものになっていたり、誤字脱字チェックの重要さを訴えていながら重要なところに脱字があったり。そうしたところが気になると普段は気にならない表記の不統一なんかも気になり始めて、ちょっと失敗したなという感じ。題名のラノベのようなところや喋るようなことばで書いていることを考えたらもっと肩から力を抜いて読むべきだったな。反省。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/09/23(5569日経過)
記録初日
2009/08/31(5592日経過)
読んだ本
1076冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
303949ページ(1日平均54ページ)
感想・レビュー
1069件(投稿率99.3%)
本棚
0棚
外部サイト
URL/ブログ
http://garyo.txt-nifty.com
自己紹介

帰りの電車の中で読む程度。「自分は本が好きである」と信じ込んでゐた時期が長いので、それでもつい本を買つてしまふことしばしば。

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