読書メーター KADOKAWA Group

2024年8月の読書メーターまとめ

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読んだ本
87
読んだページ
21670ページ
感想・レビュー
86
ナイス
2868ナイス

2024年8月に読んだ本
87

2024年8月のお気に入り登録
2

  • お麩
  • えーわい

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • お麩
  • えーわい

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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ネタバレ些細な事情もほぼ筒抜けな島で育った少女暁海と、京都からきた転校生の少年櫂。互いに身勝手な親に振り回されているが、そんな親を見捨てて切り離せない。愛情を欲する二人は傷を舐め合うように惹かれ合う。共に上京して島から出るつもりだったが、親を見捨てられなかった暁海は島に残り、遠距離恋愛に。何度も選択を過ち後悔を重ね続けた二人の物語。くそー、ずるいわ。不覚にも泣いた。本人のせいじゃない苦境でもがき続けるの見ていられない。中盤過ぎ辺りあまりにもしんどくて、こんな誰も救われなさそうな物語ある?って詰りたくなった。→
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2024年8月にナイスが最も多かったつぶやき

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実は先月熱中症だか低血糖だかで買い物中に倒れるという驚きの体験をしました。店員さんに声をかけられてすぐに意識は戻りましたが、仰天でした。皆様、くれぐれも水分補給には気をつけ、猛暑の中空腹時の外出は注意してくださいね。 / 2024年7月の読書メーター 読んだ本の数:91冊 読んだページ数:22730ページ ナイス数:2634ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/334477/summary/monthly/2024/7

ラムレーズン
2024/08/02 08:20

外出先で倒れた?!怪我はなかったですか?水分補給もきちんとした食事も大事です。くれぐれもお大事にしてくださいね💖外は非常識なくらいの暑さですから、涼しい部屋で読書が一番!鋭意引きこもりましょう🎶今月もよろしくお願いします!

S
2024/08/02 09:21

ラムレーズンさん、お気遣いありがとうございます(^▽^*)無事でした!本当に気をつけないといけない酷暑が続きますよね。涼しい部屋でずっと読書してたいです~!でも暑さでその集中力も低下してて悔しいです(>_<)とりあえず自分を甘やかそうと思います!今月もよろしくお願いします♪

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2024年8月の感想・レビュー一覧
86

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ネタバレ『自分達が命懸けで作ったゲームなんだから、お前らも命懸けでやれ』という頭のおかしい運営のせいでログアウト不可のデスゲームに。そんな中でユニークスキル『バランス』という全てにおいて最大値を選びバランスをとるスキルのせいで経験値もお金もガッポガッポ。スキルも勝手に全種類取得し、レベルを上げると勝手に他の数値も上がるチート仕様のおかげでデスゲームなのにゆるっと気ままにプレイすることになるヤマモトの話。高評価なのは聞いてたけど、こういう話だったのか。確かに気楽に読めるデスゲームで私はこういうの結構好きかも。
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S
ネタバレKU。聖女の証があるのに加護が発現しなかったことで冷遇されてきたレイミア。魔物が多く救援要請も頻繁な半魔公爵の元へ聖女が嫁ぐように王命が下り、誰もが嫌がったために加護なし聖女の彼女が嫁がされる。公爵領の森に入ったところで魔物に襲われ死にかけた際に公爵に助けられ、気遣われ、そんな彼が窮地になったことでついにレイミアも加護も力に目覚め、偏見のない彼女に惹かれた公爵に溺愛される話。話自体は王道。糖度もそれなりにはあり、最終的に彼女を虐げた神殿の者達へも過剰な慈悲を施さないという点は悪くなかったと思う。→
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S
ネタバレ希少な薬術師の新米であるライラ。流行病の応援に駆けつける道中謀反に巻き込まれ、一人逃がされる道中で妖人レイルに出会う。妖人は異常な身体能力と美貌を持ち、体の一部である魂石を奪われるとその者の命令に逆らえなくなるため奴隷として虐げられていた。奴隷のレイルの命を平等に扱い見返りなく癒し、身をなげうっても人を救わんとするライラと共にいるうちにレイルは変わっていく。しかしそんなライラを妖人が奪い脅し虐げて使い潰そうとする。搾取し虐げられる人々の憎悪の連鎖で二人が選ぶ道は。理不尽な悲劇が得意な守野先生らしい作品。→
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S
ネタバレ村での二人暮らしに戻っていたが、レナート王子が和平のために先日まで戦争していた隣国の姫を娶ることになり、婚約のために姫が訪れる。最強の魔法使いであるエルドと聖女のネヴィレッタも再び政治の舞台に引っ張り出されることに。姫がエルドと同じ土魔法使いだったことで仲良い様子に嫉妬したり、魔法使い冷遇国家だったせいで不遇な生い立ちを聞いて同情してしまったりと新たな感情に忙しいネヴィレッタ。しかし戦争好きの国王は和平のための婚約に横槍を入れようとしていて。二巻目。うーん、残念ながら姫のことは好きになれそうになかった。→
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ネタバレシャーロットの出自を知った国王夫妻の計らいで、彼女を城の奥で守りやすいように王子王女付きの侍女として出世することになる。しかし王子殿下の立太子に合わせて招かれた周辺国の王侯貴族によってシャーロットの平穏が脅かされる完結巻。まぁだいたいご都合だなとは思うけど、それも彼女の才覚だという描き方なので悪くはない。恋を自覚して結ばれた相手が、彼女の働きたい気持ちを理解して後押ししてくれる男で良かったよね。シモンは誠実さと努力で彼女が勝ち得たものというけど、私はシャーロットのいうように人に恵まれたが正解だとも思う。→
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ネタバレ森の中で養父母と共に16年暮らしてきたシャーロットは、突然両親が行方不明になったことで、王城勤めをすることに。両親に厳しく育てられた彼女は真面目でよく働く美人で、いろいろと注目を集めていく。しかし、行方不明だった父親と再会したことでシャーロットの出自の問題で頭を悩ませることになる話。この作家さんの前向きで行動的な主人公はいつも魅力的なんだけど、今回はそのチートぶりが群を抜いている上にわりと鈍感なのもあって、ちょっと愛され鈍感チートみたいな空気があるのが残念。今まで一番盛りすぎヨイショされている主人公。→
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ネタバレ冬が来て、春が来て。アリシア自身が長く生きないだろうと察している様子に胸が潰れそうなレイチェル。そんな中で元婚約者なブライアンや、ノアとアリシアの母と兄オースティンが立て続けに訪れ仲の良い夫婦を演じたことで、ノアへの恋心を強めていく。止められない恋心にすれ違う二巻目。まさに原作者あとがきの「特に変わった事件が起こるわけでもない、いたって静かで、実は激しい愛の物語」という感じ。原作も既読なのでノアやアリシアの気持ちも察してしまい、読んでいてもどかしい。あと私、オースティンだいぶ好きです!
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ネタバレ不義の子として虐げられ表情をなくした紗恵は、異母兄と彼を通して手紙を交わす兄の親友成実だけが拠り所だった。軍の任務中に兄が亡くなったという知らせと共に、兄に紗恵を頼むと言われたという成実が現れ紗恵を娶って神在の実家の当主を継ぐという。拠り所を亡くした紗恵に兄を殺したのは自分だから恨んで憎んで生きろという彼に恋していた紗恵は真実を知りたいと願う。十番様と同一世界観の両片想い和風シンデレラロマンス。最近和風シンデレラ多すぎる!と思ってあらすじでわりと気持ちが萎えたのだが、読み始めたら予想外に良かった。→
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火を通すと肉の色が変わったり、パンやおもちを焼くと膨らんだり、卵をゆでたら固まったり。料理で起きる変化の「なぜ?」を科学的に説明し、実際に実験してみるためのレシピが載っている科学料理実験の本。レシピの方には工程写真が多数載っていてわかりやすく、子供のはじめての料理とかのレシピ本としても優秀。QRコード読み込みで見られる動画もあってとても親切。さらに比べて実験してみよう!みたいな提案もあり、自由研究のテーマに迷うならこれ一冊で充実の研究になりそう。わかりやすく面白かった。小学生の時に読みたかったわ。良本。
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S
ネタバレ漫画葬送のフリーレン本編より前の時間軸で五組のキャラクターを主軸に描いた五つのノベライズ短編集。フェルンとハイター、シュタルク、ラヴィーネとカンネ、アウラ、それからフリーレン。アウラの話、人間を殺さずに交流してみるという話でアウラが意外にも退屈せずに何度も同じ人間と交流していながら、かといって人間にも彼個人にも興味を持たず、死んでも特に思うことがない辺りとても解釈一致がすごい。そしてフリーレンの話はフランメ師匠との思い出もヒンメル一行での思い出もあり。エルフの時間感覚といい、考えさせられる内容だった。
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S
ネタバレ魔導具師の父に憧れて生活魔導具師を目指す転生少女ダリヤの学生時代。本編の前日譚。魔導具と魔導具師への情熱に溢れるダリヤと、生活のための将来の選択として魔導具師を選んだ学生では温度差があって当然だよね~と思うものの、この先さらにこの軋轢が深まりそうではある。本編での学生時代の言及の少なさからみても、あまり良い思い出が多くなさそうだもんね。冒頭のルチアがすごく良い子だった!お目当ての書き下ろしSSでもルチアが出ていて嬉しい。学院の友人に嫉妬されても仕方ないくらいルチアが輝いているわ。やっぱりルチアが好き。
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S
ネタバレふとっちょおばさんは台所で見つけた種を植えてみることにした。ある人はその種を見て「あさがおだ」といい「すいかだ」という。おばさんは種を植えたところに「あさがおかもしれない すいかかもしれない とにかくたのしみ」と看板を立てる。その看板を勉強をさせられすぎてくたびれた王子が逆さに読んだことで起きる楽しい騒動の話。『書店員は見た!』で紹介されていて気になり。面白かった~。こういう機会でもなければ知らない話だったな。子供の頃に読んでいたら逆さ言葉に夢中になってたかも。たまにはこういう話読みたい。
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S
ネタバレ大奥の亡霊騒ぎに関わる御幽筆として今回里沙が関わることになったのは、大奥で働く女中の中でも最下位の御末で幼馴染の二人。毎晩うなされ、首に圧迫痕が残っているという不思議な現象を調べながら、同時に誰にも話していないもう一人の亡霊の死因を調査していく。いつも頼りにしている亡霊の佐乃介に支えられ、亡霊である彼の成仏を願いながらも別れたくないという気持ちも抱いてしまう里沙。ますます続きが気になる三巻目。今巻もうるっとしてしまう良い話。大奥らしい悪意の根も感じられるんだけど、メインに描かれているのが優しさだから、→
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ネタバレ一時期は書店の閉店が相次いでいたにもかかわらず、現在は書店が増加傾向にあるという英国。電子書籍の売り上げが減少し、紙の本の売り上げを伸ばせる秘けつとは。英国の人気書店の間取りをイラスト見開きで紹介し、たくさんの実店舗写真と共にどのような書店か解説したブックストアガイド本。予想外に面白かった。十冊までなら手持ちの本と交換してくれる古書店、日本にも欲しい。いろんな特色の本屋が紹介されていたけど、LGBTQ書店は日本ではまだ無理そうで興味深い。まぁ、個人の性自認と趣味嗜好は別だと思うけども。→
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ネタバレ前巻で助けた女性マニャと行動している途中で、ジナル達が合流する。彼らから追っ手がかかっている話を聞いて、彼らの協力を得ながら次の村にすぐ入らずに様子を探ったり情報を得たり。村の中で再会したドルイドの知人にマニャを預けてオール村の師匠へ託すまでの11巻目。サーペントさんと再会!再会とは言っても別個体だけど。村の中での騒動に巻き込まれる話よりも、旅の道中で魔物と仲良くなるほのぼの路線のが好きかも~。電子特典は引き続きモブテイマーのその後。関係改善したがるテイマー仲間が増えていく。
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S
ネタバレ旅の途中で新しい木の魔物を仲間に加え、次の村に到着する。そこでは教会が腐敗して屑貴族と癒着しているらしく、子供のアイビーは満足に外出もできない。さらに魔物除けが効かない魔物の襲撃でドルイドの弟弟子と再会し、彼らにすぐにでも村から出発した方がいいと言われて村を立つ。旅の道中で教会から逃げてきたという訳ありな女性を披露までの10巻目。今回はアイビーが警戒して慎重に動いていたのもあって読みやすかった。腐敗した教会と魔物キメラと不穏な背景が続く。問題を解決せずに逃げの一手を選んだのは初期と似た感じで良かったな。→
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ネタバレハタカ村を脅かす魔方陣とその陰謀に対処する解決編。ソルが全面的に協力してくれたことで魔方陣を無力化したりできて、ソルと話し合ってソルのテイムにも成功。しかし陰謀の黒幕はわからず、王家の継承問題に巻き込まれてアイビー達を利用されることを恐れて解決の目途がたったところで一行は逃がされ村を出立するまでの9巻目。ソラ達が大活躍するのは好きだし呼んでいて楽しいんだけど、アイビーの鈍感非常識ムーブとヨイショが多いとちょっと引いてしまう。もうちょっと用心深くいてほしい。ホント初期の慎重さはなんだったんだ。→
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ネタバレハタカ村に到着した一行だが、森に異変を感じて不思議がる。気配がない魔物が出たということで上位冒険者達が調査に向かうと。異変が解決せず村を出られない状態で、上位冒険者の調査員という冒険者チーム『風』と知り合い、禁忌の魔方陣が村で使用されているとわかって解決に尽力しようとする8巻目。再び不穏な事件に巻き込まれているけど、とりあえず不穏な事件に巻き込まれている方が賢いアイビーが見られて読み応えがある。警戒心と常識のなさは頭が痛いが、少なくとも前者はソラ達が信頼したという担保があるか。→
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ネタバレアイビーやドルイド達はハタヒ村に到着し、村の祭りに参加するために一ヶ月ほど滞在することに。祭りでフォロンダ領主に再会したり、ドルイドさんと正式な親子になる申請を出したり、自警団員と仲良くなってシエルやソラを紹介してテイマーの再教育について助言をしたりする7巻目。今までみたいに不穏な事件に巻き込まれずにのびのびする休息回。ドルイドさんっていう保護者ができて安心して気が緩んだせいか、ツッコミ役と手に入れたせいか、初期の頃の用心深く慎重で賢かったアイビーからだいぶ変わってしまった。→
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S
ネタバレ仲良く遊んだり食べたりしている二匹のしろいうさぎとくろいうさぎ。しかしある時からくろいうさぎは「かんがえているんだ」とくらいかおをする。「いつも、いつまでも、きみといっしょにいたい」とねがうくろいうさぎにしろいうさぎは。『書店員は見た!』で結婚を考えている女性に贈る本を買いに来たという男性に書店員が勧めたとして紹介されていた本。絵本だからすごくシンプルで直球に「一緒にいたいから結婚する」という話で可愛かった。くろいうさぎのねがいを聞いたときのしろいうさぎの表情と返しが可愛くて良かったな~。
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ネタバレオトルワの事件解決に協力することになったアイビー。人の悪意を見分けるソラの能力で、冒険者や自警団の裏切者を見分け、罠を仕掛けて動きを誘導しようと試みるコミカライズ6巻目。話がかなり丁寧に描かれているおかげで進行が遅めに感じる。アダンダラの出番がないと寂しいと思っていたら書き下ろし4コマで扱われていて嬉しい。書き下ろしSSはモブ自警団員視点。仲間から裏切者が出たことで複雑な気分な彼らの話。うーん、伏線にもならず設定補完にもならない短編ならやっぱ主要キャラの日常が読みたかったかな~。残念。
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ネタバレオーガ討伐を終えた討伐グループ。アイビーが目を付けられたことを知った炎の剣と雷王はオトルワまでアイビーと共に向かってくれることに。オトルワに着いても不快な視線は消えず、アイビーは彼らに協力して組織を捕まえる囮を引き受ける。そして誰にも話していなかったソラを紹介するコミカライズ5巻目。書き下ろしSSはスピンオフ?連載中のオードクズ学園世界と繋がる夢オチ的なパラレルストーリー。ソラのぷるぷるで透明な感じのイラスト、可愛いけど描くの大変そうな気がする。
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S
ネタバレオトルワへ向かう道中で複数の冒険者の気配がして一度アダンダラと別れ、アイビーに気付いている様子の冒険者達と出会う。オーガが大量発生しているということで上位冒険者グループの炎の剣に保護され、討伐グループのテント群へ。そこで不穏な視線を感じ、オトルワで暗躍している人攫い組織の話とアイビーが目を付けられたことを知るコミカライズ四巻目。書き下ろしSSは炎の剣ヌーガ視点でアイビーと出会う直前から、アイビーのご飯を見るまで。ヌーガさんお肉大好きで笑う。そういえば、この作品地味に飯テロだな~と。具沢山スープはいいよね。
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S
ネタバレお節介なオグト隊長と出会い、様々な世話を焼いてもらったことで口座を作ったり村の近況を知ったり、少しずつ人を信じられるようになったアイビー。助けたアダンダラと森の中で交流を続け、再び次の旅へ向かうコミカライズ三巻目。書き下ろしSSはオグト隊長の部下視点から見るオグト隊長の日常。この隊長のおおざっぱで物怖じしない辺りがアイビーの警戒心を緩めたんだろうなぁ。とはいえ、まだまだ村にも近いし、秘密を話すことはできなかったアイビー。占い師さんの遺言もあって次のオトルワへ向かう。
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ネタバレ魔物の危険をアイビーに知らせたり、アイビーの怪我を治療したり。ポーションを食べる以外にも不思議な能力を持つソラとの二人旅はこれまでで一番大きな町へ。初めてテントを購入したり、アダンダラという魔物と出会ったりするコミカライズ二巻目。書き下ろしSSは旅の道中の出来事。わりと自由なソラを気遣うアイビーが可愛い話。この辺りは原作既読だけど、漫画で読むともっとずっとほのぼのしている感じがある。世界観はわかりやすいけど、アイビーが人に怯えていたり集団が怖かったり、というのは原作のが伝わるかもしれない。
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ネタバレ再読。スキル重視の世界で星なし最弱スキルのせいで家族や村人から殺されたかけて逃亡し、旅の道中で最弱スライムを仲間にして、罠猟とゴミ拾いで強かにいきる転生少女の話。本当に不遇だと思うけど、本人がそれほど傷ついた様子を見せず生きる努力を続けているし、淡々としているので読みやすいよね。ソラと出会ってからはほのぼの癒されるし。書き下ろしのソラ方向音痴な話って、ソラは珍しいものを見つける才能があるけど、帰巣本能はないっていう後々の伏線だったな、と改めて気付く。
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S
ネタバレ乙女ゲームの妖精に転生したエレノアは、少年魔術師に捕まった。彼は将来魔王になるかもしれない少年で、彼の血を飲むと成人女性サイズに変化できるエレノアは家政婦として彼と妹の世話をすることに。転生者でダークサイドな二人の話。背徳と執着っぽい雰囲気がとても好みで気になってたやつ。そのうち原作もちゃんと読みたい。書き下ろし小説付きの単行本本当にありがたいよ~!妹ちゃん視点と、二人で酔っ払っていちゃいちゃしてる話。ルイくんの気持ちはいつエレノアに通じるんだろう。いや、もう一巻目のラストで告白してるが。次巻も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレKU。人見知り激しくNOがいえず我慢しがちな性格ゆえに家庭内でも学校でも適当に扱われた結果引きこもりになっていた少女がアラビアンな世界にトリップし、無理やり入れられた後宮で目立たないように寄生して生きようと思ったら王様の寵愛を受ける話。話の出来は良いと思うんだけど、好みの問題で主役二人とも好きになれなかったので、なんとも言えないかなぁ。社会不適合者っていうけど、たぶんこの主人公は自由主義な現代に適応できないだけじゃなくて、どの時代でも弱者だったと思う。でも優しすぎるから弱かったのはわかる。→
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S
ネタバレついに武闘大会が正式に発表され、冒険者リーノが参戦表明したことで一気に注目度も高まった中、逆にお金を稼ぐ必要がなくなったニアは普通の学園生活に戻っていた。しかしニアの弟子達は意図せず大会に巻き込まれていく。ガンドルフは流派の上層部に八百長を持ちかけられて悩み、アンゼルは恩人から優勝するよう迫られる。web版で削られた予選までの裏側の話大幅加筆。面白かった~。やっぱ加筆が多いと書籍化の醍醐味って感じで楽しい!大会はこのまま大幅加筆が続きそう。正直マジックビジョン関係よりもやっぱバトルのが楽しいので嬉しい。→
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S
ネタバレ転生者な辺境伯令嬢ヒロインが精霊の有用性を国に広めていくチートファンタジー。コミカライズ4巻目。6歳になり、茶会参加が可能になったり、精霊王との仲介を担ったり。ようやくヒーローであるカミルが登場したりするまで。書き下ろし漫画はディアドラが出かけた後の女子達の恋バナ。書き下ろしSSは道中で兄アランと恋愛結婚がしたのに!という会話。本人のやらかしと過保護な保護者達のおかげで候補者が全然いないという現実を突きつけられて頭を抱える話。まだ6歳だしと読者も思うが、この世界では早めに婚約者いたりするし焦るんだろうね。
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S
「ちいさな美術館の学芸員」の名前でnoteに仕事コラムを投稿している作者が、学芸員がどんな仕事をしているのかを解説した本。仕事の裏側本って知的好奇心が満たせて好きだわ。私個人は特別博物館美術館などが好きで通うわけではないが、周囲に好きな人が多くて付き合いで展示を見に行くことはたまにある。そういう時の「何見ていいかわからない」「自分にはアートがわからない」という気持ちが見抜かれている感じがして面白かった。「無限の無駄のようにしか見えない美術体験」というのはすごい言葉だなぁ。→
S
2024/08/21 22:39

「わからないを楽しむ」とか「解説文があると答え合わせから鑑賞しがち」というのは納得だったな。現代アートなんて特にアートなのこれ?ていうところからわからんし、文字があると読んじゃう人間なので解説があれば展示作品そっちのけで先に読むわ。この人のメモをとったり公開レポートを書く、というところまで読んで、あぁこの人の美術館巡りは私にとっての読書なんだな、と思った。私が読メに感想残すのそういう感じだわぁ、と全然違うところで共感してしまった。

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S
ネタバレクソ親父の借金のカタに妹が売られそうになったので、神父様から紹介された仕事をすることにした村娘セイラン。それは我儘放題で嫌われ者な聖女様が巡業公務を厭って逃げたので、彼女の身代わりのニセ聖女として巡業すること。護衛達からも厭われる中で、ニセ聖女のはずのセイランが聖女らしい力を発揮していき、本物の聖女として祀り上げられる話。逆ハー的展開だが、セイランは家族の心配しかしてないので恋愛要素はゼロに近い。ノリも含めてだいたいコメディ。一冊で完結していてまとまりがよい。久しぶりにドアマットじゃない王道聖女だった。
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S
ネタバレ錬金術を使った遊びで弟妹との絆を深めるアーシャの元へ、文通相手のディオラが訪れる。多くの王侯貴族が箔付けに通うルキウサリアの学院へ体験入学に誘われ、様々な思惑から承諾。事件を誘発し、自らの望みに近付くように画策するが、思わぬ形でかつての錬金術の英知が眠る封印図書館を開いてしまう五巻目。web版既読。ディオラ回でもあるので楽しみにしていた。挿絵もディオラ頻出で嬉しい!現状ディオラの片想いで立場的にも望み薄なのはわかっているけど、あまりにも健気なので応援してしまう。アーシャは恋愛感情だけでは落とせないけど。→
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ネタバレ破魔の剣の鞘に選ばれてしまったおかげで、軍神の正妃となった平凡な令嬢の物語。コミカライズ二巻目。原作既読。ちょうど原作でも一番カイをぶん殴りたくなる辺りで、漫画のがさらっと書かれていて読みやすいかもしれない。横恋慕姫様、厚化粧で笑ってしまった。なんか絵柄安定してないな~。あと破魔の剣の出入りってなんかそんな感じなんだ?もうちょっと概念的な感じかと思ったら少女革命的な感じで出て行ったのびっくりだった。まぁとりあえず始まり方が間違っている夫婦なので、ようやく両方自覚してもどかしくも美味しい日々はこれから。
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S
ネタバレ同居中の従妹が誘拐され、犯人の要求で伯父の持つなんらかの書類を盗み出すべく親族の法要へ向かう青年。しかし彼は殺人事件に巻き込まれて犯人にされかけているという。誘拐犯との利害の一致で、誘拐された従妹と誘拐犯は限られた情報から状況を推理していく。冒頭で示される作者から読者への挑戦に犯人が書かれているという奇抜な始まりのミステリー。これは間違いなくイヤミス。傲慢にも自分の目的だかのために他者を傷つけてもいいと考えている人達が報いを受けた話なのでは。犯人にも被害者にもざまぁみろっていう感じで同情できないわ。→
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ネタバレ虐げられた少女が神様に愛され、神様を愛して世界を救う。和風シンデレラファンタジー。NetGalleyにてゲラ読み。愛に飢えていただろう虐げられた主人公ながら、愛してくれる神様に依存せず、むしろ愛ではなく庇護と冷静に判断したところは笑ってしまった。言霊と約束というのが結構重要なキーワードではあるけど、互いに相手に真意を告げたり、言葉を尽くして乞うことをしないのが、結局大きなすれ違いと事件にいたってしまったのかなと思うと、言葉は軽率ではいけないけど、かといって惜しんではいけないということか。とても難しい。→
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ触れた人の未来を見る予知能力「時読み」を持っている辺境の貧乏男爵令嬢リズエラの元へ同じ能力に悩まされている弟を助けてほしいと将軍公爵が訪ねてくる。王都で彼の弟の能力制御を手伝って共に過ごすうちに惹かれ合うが、本来第二妃の子で第一王子だった彼を臣籍降下させてなお疎ましく思う王妃の陰謀に巻き込まれていく話。このレーベルにしてはそこそこ長さがあって読み応えのある話だった。想いを遂げてからは何度も愛されているようだが、実際に書かれている閨は少なめで個人的には読みやすい。当人達に誤解やすれ違いが少ないのも良い。→
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ネタバレ公爵の婚約者となったベアトリスだが、様々な噂の種となり、叔母から公爵夫人となる責任をこんこんと説かれて浮かれた気分から怖じ気づくようになる。何か夢中になれる謎を、とレディ・アバクロンビーの依頼があったことを思いだし彼女と話すうち、彼女の依頼が二十年前の両親の事故死のことだと気付いて真相解明のために動き出す。シリーズ四巻目。今までベアが猪突猛進に事件をかぎ回るのを公爵が先回りして乱入してきたのに対し、今回はなかなか絡んでこないので出番少なめ。しかし終盤で彼の意図が明かされて納得。お似合いのカップルだわ。→
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ嫉妬をこじらせてやや暴走したことで素直な気持ちを伝え合って婚約解消せずに正式にお付き合いを始める二人。悪評をばらまいていた人物とも決着を付けて大団円の完結巻。書き下ろし小説は結婚してから二年後、妊娠して幸せそうな二人の話。王道テンプレダイジェストという感じのスピーディな展開で多少ツッコミ所もあるし不満もあるが、ハピエンだし本人達が満足して幸せそうだからまぁいいか、という気もする。前巻までよりは背景も白くなかったし。調子の良い話ではあるが、相手が悪いやつじゃないので元鞘エンドは嫌いじゃない。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ互いに恋心を自覚したものの、婚約破棄の話が撤回されていないため、互いに素直になれずすれ違う二巻目。書き下ろし小説は本編デート回の合間、デートの腹で悩むリリアと、リリアとデートできることで必死な自分に頭を抱えるエリック。友人ユリウスの助言通り、婚約破棄の話をエリックからしていてエリックのが格上な以上、エリックから動かないとすれ違いはどうしようもないよね。そしてそんな状態で嫉妬したり牽制したり必死なエリックを可愛いと思えるか、不誠実だと思うかだなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレ突然の頭痛で前世の記憶を思い出したリリアは、その直後に婚約者に婚約破棄を告げられ、これまでの自分の傲慢ぶりに無理もないと了承する。そして自分の性格からもしかして悪役令嬢転生かと思い至ったリリアが努力して反省して心を入れ替えたアピールを始めると、突然性格の変わった婚約者がもしかして自分との婚約が嫌で悪女演技をしていたのではと悩み始める話。WEB版既読だし、WEB連載で読んでいたんだけど、コミックスは書き下ろし小説付きと聞いて。クラスメイトに勉強を教えてもらうリリアと、その様子に嫉妬しちゃうエリックの話。→
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ召喚されたゲーオタがゲーム知識でゲームに酷似した世界をひっかき回す話4巻目。アディの三人の妹達が順番に登場。イゾラ熱に対処する目途が立ったり、これまで出会った他国の人々と再会したり、弟の最期の謀反フラグをへし折ったことを確認してゲームの展開を変えられると改めて認識したり。そしてダイジェストのような大団円。明らかに打ち切り完結巻でびっくり。続き出たら読もうかと思っててずっと出ないから不思議に思ってたら、まさかこういう形とは。web版は続いているみたいだし、ダイジェスト部分が読めるのかな。消化不良感あるね。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ馬鹿だったが故に異母妹に貶められて娼館落ちした公爵令嬢が逆行し、娼婦として培った知識で居場所を作り上げていく物語。コミカライズ四巻目。原作既読。フェルミナの策略を退け、シルのプロポーズを受ける原作一巻目の終わりから、二巻目の新章が始まって前世で娼館の客だった新キャラ登場まで。腰がセクシー。わかる。書き下ろしSSは同じ婚約者候補のルイーゼ、変装したシル、トリスタンと花祭りでの食べ歩き。合流したお兄様がシスコンで良いですね。シルからディアへの好意ダダ漏れなのもとても良い。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ馬鹿だったが故に異母妹に貶められて娼館落ちした公爵令嬢が逆行し、娼婦として培った知識で居場所を作り上げていく物語。コミカライズ三巻目。原作既読。学園祭前日までの騒動。フェルミナの悪意すっごい。めちゃくちゃやべー顔してはる。輪郭から浮いてて怖かったわ。書き下ろしSSは幼少期のトリスタンとシルの冒険。全然本編と関係ないし、作中に関係してきそうな気がしないエピソードだったけど、そういえば表紙トリスタンか。ところで扉絵の商会の青年(名前忘れた)の雄っぱいもなかなか良いものでしたね。書き下ろし漫画は可愛かった。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ馬鹿だったが故に異母妹に貶められて娼館落ちした公爵令嬢が逆行し、娼婦として培った知識で居場所を作り上げていく物語。コミカライズ二巻目。原作既読。義妹フェルミナがやってきて、彼女の悪意が牙を剥く。学園に入学してもその関係はむしろ悪化。クラウディアがなんとか立ち回りつつ、シルに振り回されるまで。書き下ろしは兄ヴァージル視点で学園祭の準備に奔走する話。ゴリマッチョの生搾り却下の理由に笑った。このコミカライズ漫画家さんも結構絵が上手くて好きだなぁ。ついついクラウディアのおっぱいに目がいくシルの気持ちよくわかる。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ本好きの転生者が異世界で奮闘する話コミカライズ第三部8巻目。リュエルの実の採集失敗から、日常に戻りフェルディナンドの仕事量の多さに言及し改善を提案したり、インゴの専属問題のことで結果的に異業種技術交流を成し遂げるまで。書き下ろしSSはダームエル視点のシュツェーリアの夜。マイン視点では護衛騎士の奮闘と緊張感緊迫感がハッキリ伝わってなかったことがよくわかる。ダームエルが死を覚悟するほど逼迫していたとは。エックハルトはマインが「自分でやったことの責任は~」を言ったときに責任の所在をどう思ったか気になるなぁ。→
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ネタバレ前世病弱で本や映画やゲームにのめり込んでいた少女が若くして亡くなって転生し、大人気乙女ゲームのモブに転生した。元気に動き回れるのが嬉しく、ゲーム通りに魔法の才能がなかったため、錬金術の腕を磨いていたら王家まで噂が届き、王太子の友人として招かれて溺愛されるようになる王道の乙女ゲームモブ転生。話が短いのでなんで乙女ゲームヒロインが世代違ったのかとか、乙女ゲームでは最難関な王太子ヒーローがこんなチョロすぎたのかとか疑問が残る。鈍感主人公は苦手だが、自分から告白したのは良かった。可もなく不可もない感じ。
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ネタバレ圧政を敷いた皇帝のせいで荒れた国を放っておけずに隣国の王が侵略した際、諫言から喉を潰され塔に幽閉されていた皇女を侵略に協力した同盟国の王太子が哀れに思い密かに助けた。しかしその行動を見抜かれ、隣国の王に妹姫を嫁がせることになる。その頃には妹姫の侍女にした元皇女を愛しく想うようになっていて。『ナタリア姫と忠実な騎士』の続編で、前作で過激派シスコンだった兄妹、兄王子クロードと妹姫リセアネ達の二組のカップルの話。うーん、リセアネの株は上がったが、クロードの株が大暴落した続編だったかなぁ。→
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ネタバレKU。医局で目覚めた宮廷薬師ヒロインは、目の前で彼女を心配する美貌の魔術師団長に驚き、彼とは恋人だと聞かされまた驚く。医師によると彼女が試作していた魔法薬の効果で倒れて、彼の記憶だけ失っているらしい。何の薬を作っていたのか、誰に薬を盛られたのか、なぜ薬を盛られることになったのか。記憶喪失の不安を吹き飛ばすほどの溺愛に流されながら、真相を探っていくサスペンスラブロマンス。怪しい人は怪しいし、師匠と話せた辺りで魔法薬で記憶喪失になった理由には察しがつくので安心設計。同僚のアウレアちゃんがツンデレ可愛い!→
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ネタバレKU。美麗な伯爵夫人が外科手術の際に、麻酔でうわごとを言いたくないから麻酔なしで手術してほしい、旦那にもいえない秘密があるのだ、と主張するので麻酔なしで手術する話。泉鏡花の短編『外科室』のコミカライズ。うーん、いっそ作品解説もつけてほしかったが、解説されても意味はわからなさそう(笑)執刀医と伯爵夫人は学生時代すれ違った際に一目惚れしていたが、手術室でまさかの再会をしてしまったら愛が再熱して、余計なこと言わないように麻酔を拒否したってこと?愛に殉じるというのだろうか。狂気ではあるが……。
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ネタバレ家に帰ると妻が死んだふりをしている。妻の奇行をネットで相談したことをきっかけに始めたブログ記事とエッセイ漫画を書籍化した本。タイトルはボカロ曲でも見覚えがあって気になっていたが、先日読んだ『書店員は見た!』で紹介されていて読んでみようと思って。まぁ実際に読んだら私には合わなかったかな~。日常エッセイだから仕方ないんだけど、ついついオチとか種明かし的なものを期待してしまうので、何もなくよくわからないまま放り出される日常だけの話は苦手だと気付いた。どことなく旦那さんが奥さんを馬鹿にした感じなのも苦手。
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ネタバレ美貌の兄と妹に挟まれて容姿を嘲笑われた幼少期が心の傷となり、自己肯定感なく育った第一王女ナタリア。兄の側近で幼馴染のエドワルドと両片想いだったが、互いの気持ちに気付くことなく、成人して社交界に出た後は国のために他国の王子と政略結婚しなくてはと心を殺すことに。しかし彼女を溺愛する兄妹の手によって何度も縁談が潰され、何度もすれ違いを拗らせた二人が結ばれるまで。両片想い幼馴染はとても美味しい!クリス王子は正直すぎる言動が絶対コイツと結婚するのは嫌だ、と思わせられたが、たぶん友人にしておくには良いヤツだったな。→
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ネタバレ王太子妃候補になってから十年、王太子に嫌われ冷遇される立場に疲れ、街で評判の占い師に頼って相談すると「自分への好感度が高いほど服が透けて見える」というまじないをかけられる。嫌われているはずの王太子が全裸に見えてこれまでの冷遇に怒りを覚えて即座に候補辞退し、引き留められぬように純潔を捨てようと思い出の君に抱いてくれと頼みにいく話。冒頭設定はトンチキだが、早々に呪いは終わり、あとはわりと王道で読みやすいかな?ヒーローにやりこめられてヒロインの幸せを願って引いたと思った王太子がやっぱり往生際悪くて笑った。→
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ネタバレ聖女アイを娘として迎えて順風満帆だったところに、リリアンという令嬢が国王ユーリに近付いてくる。サキュバスとして主に従い、ユーリを誘惑して国王夫妻を不仲にすることで聖女アイの力を削ごうとしてくる二巻目。まさに雨降って地固まるな話で、ユーリはエデリーンへの愛で魅了をはね除けるわ、幻惑されても何度も正気に戻って苦しむわで不憫属性でありながらデレデレの面白いヒーローになってたな。結果的にエデリーンもユーリへの恋心を自覚して、身も心も結ばれてちゃんと夫婦になったのだから実際良いスパイスだったんだろうとは思うが。→
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ネタバレなんか完結?の三巻目が出てしまったみたいなので、とりあえず積んでる二巻の前に内容を思い出そうと再読。五歳の聖女アイちゃんの召喚前の境遇に虐待描写がある以外はひたすら幼女をデレデレ甘やかすのがメインでとってもストレスフリーで好きだわぁ。電子特典のショコラにはもっとやれ!という感じ。私ももっとユーリとエデリーンをやらしい空気にしたい!アイちゃんの聖女スキルの進化も気になるし、占い屋とかいうオババも気になる。ていうかこの世界の聖女は存在して愛されているだけで魔物減少するのかな?
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S
ネタバレ父を知らぬまま母を亡くし、そのまま修道院に入れられ二年。六歳の頃に公爵が三歳の息子へのプレゼントとして、彼女を義娘として引き取った。修道院での生活中に前世の記憶を蘇らせていた彼女はその話を受けるが、公爵家に迎えられた際に義弟となった子供が将来殺戮者となる乙女ゲームのサイコな黒幕だと気付く。義弟を殺人鬼にしないために愛情たっぷりに接しようとする義姉ちゃんの話。コミカライズ読んで気になっていたけど、好みだわ~。特に能力的にチートでもないけど、普通に人としての気遣いと努力ができる主人公可愛い。→
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ネタバレタイトル通り、書店員が綴る書店で起きた日常の出来事。常連さん、ご新規さん、学生、ご夫婦、ご老人。様々なお客様の探している本、プレゼントなど、各エピソード3~4ページで読みやすい。そして毎回二冊ずつエピソードで出てきた関連本おすすめ本が紹介されているブックガイドでもある。めちゃくちゃ良書だった~!漫画から小説、レシピ本に生活実用書まで多岐に渡る分野をおすすめできる書店員さんがすごい。読みたい本がまたすごく増えてしまった。とりあえず普段はあまり読まない絵本やエッセイの気になる本から読んでみようかなー。→
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ネタバレ数百年に一度『紅吉祥』と呼ばれる力がなんらかの器に宿り、その主となれば国をも揺るがす力を手に入れるという。その紅吉祥が再び現れると聞き高額の仕事に目がくらんだ用心棒ウィードは紅吉祥ハントに参加する。しかし彼の目の前で紅吉祥は傾国の舞姫と呼ばれる踊り子ラウラを器に選ぶ。元奴隷の彼女は絶対に主なんか選ばない!と決め、彼を改めて用心棒として雇い、奴隷解放運動の立役者であった恩人の聖職者に力を譲渡するため旅立つ。過去の所行を後悔して用心棒として自堕落に生きる男と、言葉はキツイが根は優しく真っ直ぐな美女の話。→
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S
ネタバレ待望の王子と双子に生まれたためにネグレクトされ、適当に扱っていい存在と思われて悪評を押しつけられ悪辣姫と呼ばれた第四王女。隣国との小競り合いで敗戦した結果、彼女が人質として隣国の死神と渾名される辺境伯へ嫁ぐことに。あらゆることを諦めてきた自己肯定感のない王女が、噂で誤解していたことを反省した辺境伯に愛されて幸せになる話。祖国の家族である王族の無関心ぶりがひどい。すでに溺愛状態だが、ヒロインの悪評を広めた黒幕らしき男の存在が仄めかされて終わっているので、次巻に続く。ナンバリングされてるのは安心できて良い。
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S
ネタバレ稀代の巫術師と呼ばれる娘と、彼女に劣等感を抱く巫術師の名門の青年。幼馴染で許嫁の二人は幽鬼を祓う依頼を受けて有力商家の治める島へ向かう。普通の幽鬼と違う様子に調査を開始した矢先に依頼人が亡くなり、一族の祟りだと騒がれる。『後宮の烏』『海神の娘』と同一世界で、烏妃がいなくなった未来の話。美形幼馴染で許嫁!と好みの設定にテンションが上がった。娘の方が惚れ込んでいるが、男の方は劣等感から遠ざけていて、それに気付いているから彼女も無理に近付こうとしない、というねじくれた関係でとてもエモい。→
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S
一人二人、一名様二名様。一匹、一頭などの数え方、助数詞について、なぜそう使うようになったのかイラスト入り解説付きの入門書的な辞典。見開きで一つの助数詞なので掲載数は多くないが、頭と匹の違いだとか、ベンチが一基なのか一台なのかとか、なぜ?がわかるのは面白い。個人的に愕然としたのが電子書籍は紙で綴じていないので一冊とは数えず、一アイテムや一コンテンツ、一タイトルという数え方という点。言われてみれば納得なんだけど、電子で小説読むことが増えたので、今日一アイテム読みました!とか言うのは違和感あるかなぁ。
ローゼリィ
2024/08/12 10:47

Sさん、こんにちは。最近動画で世界一難解な言語ということで日本語が取り上げられてました。外国の方が悩むのは助数詞の多さと一人称の多さ。ドキドキなどのオノマトペが一番大変なのだとか。だけど日本に長く住む日本通の外国の方がボキャブラリーは日本がダントツで日本語で書いたら素敵な文章なのに母国語では伝えたいニュアンスが伝わらないと言われていたのを思い出しました。

S
2024/08/12 14:47

ろーちゃん、こんにちは!日本の助数詞は多いですよね。英語圏は助数詞とオノマトペがほとんどないので、英語圏の方が日本語を学ぶときに苦労すると聞いたことがあります。でもたしか、助数詞に関しては本場中国の方が複雑だった気がしますし、日本語は母音が五つだけなので発音に関しては難しくない方だというのも聞いたことがありますよ。言語の違いは面白いですよね(*^^*)自分は外国語苦手ですが、言葉についての雑学を知るのは好きです!

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S
ネタバレ些細な事情もほぼ筒抜けな島で育った少女暁海と、京都からきた転校生の少年櫂。互いに身勝手な親に振り回されているが、そんな親を見捨てて切り離せない。愛情を欲する二人は傷を舐め合うように惹かれ合う。共に上京して島から出るつもりだったが、親を見捨てられなかった暁海は島に残り、遠距離恋愛に。何度も選択を過ち後悔を重ね続けた二人の物語。くそー、ずるいわ。不覚にも泣いた。本人のせいじゃない苦境でもがき続けるの見ていられない。中盤過ぎ辺りあまりにもしんどくて、こんな誰も救われなさそうな物語ある?って詰りたくなった。→
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S
ネタバレ教育者ではなくクリエイターを自称する学園の専務理事が『キムチ部』を創りたいと言い出す。話を聞いた学生は中学時代引きこもりで、高校では変わりたいと努力を続けてキムチ部を面白そう!と即断で部長に。日本初の前代未聞なキムチ部は、地元コリアタウンと交流し、キムチ製造メーカーのアドバイスを受け、紆余曲折ありながらも創部一年で漬物グランプリを獲得する。まるでドラマみたいなノンフィクションルポ。脳内で地上の星が流れ出しちゃったわ。学生版プロジェクトXって感じ。まさに青春。事実は小説より奇なり。→
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S
身近にある文房具。それらが開発された経緯や技術、それが開発される以前はどんな文房具が使われていたのか。文房具の雑学を集めた本。簡易的で情報量は限られているが、その分読みやすくわかりやすかった。イラストが豊富なのもいい。ただガラスペンはヨーロッパでは1800年代に、日本で1900年代に開発されたっていう説明に混乱。ざっと調べた感じだと、イタリアで日本より前に作られていたけど、いまの日本式ガラスペンと違って毛細管現象を利用したインクだまりがないものだった感じ?詳細を知りたい時は情報が足りないかな~。
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ネタバレ新たなツェントが立ち、複数の新しい領地とアウブが任じられ、貴族院のカリキュラムが大きく変わることが知らされてから最初の冬。本編完結後、貴族院五年生となったハンネローレの視点から語られる婚約者候補と求婚者達の騒動。web版既読。プロローグのコルドゥラ視点と、ラザンタルク、ジギスヴァルト視点が書き下ろし。ケントリプス視点とローゼマイン視点はweb版の加筆修正。ストア特典がヴィルフリート視点。正直気になっていたバルトルトの結末が明かされたので、ヴィルフリート視点は興味深かった。将来の選択を受け入れた理由も。→
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ネタバレ自称聖女に傾倒した婚約者に冤罪で婚約破棄され、家族にも捨てられた公爵令嬢は修道院で初めて得た自由を幸せに感じていた。しかし自称聖女の罪が暴かれ婚約者が復縁を迫ってきて、再び父の駒にされることに絶望した彼女に、孤児院の雑用係をしていた青年が手を差し伸べて逃亡を手伝ってくれることに。互いに過去に傷を持つ二人が新天地を目指して旅をし、過去に向き合って幸せを手に入れるまで。タイトルの軽さに反して雰囲気しっとりで好みのお話しだった~!新天地まで追いかけてきたの驚きだったけど、あそこの話し合いも良かったと思う。→
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ネタバレKU。十歳の時に自分が婚約者の第二王子に婚約破棄される悪役令嬢だと知り、第二王子と婚約しないように避けながらマナーやダンスをしっかり学んで淑女らしくなる努力を始める侯爵令嬢。しかしそのダンスの楽しさに目覚め、また会話が下手なコミュ障だったことからますます話さなくても社交ができるダンスにのめり込む。不器用な彼女がとった些細な行動が結果的にゲームの世界に近付いていって、結局第二王子に恋をして婚約した二人が迎えたゲーム舞台の結末は。悪役令嬢転生は好きなので前々から気になっていた作品。絵は漫画版のが好きかな。→
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ネタバレBW。ヤンデレな夫に監禁され犯され続けたせいで腹上死した主人公。なぜか夫に出会う前に巻き戻ったので、監禁され乱暴にされてなお愛しい彼と今度は生きて末永く幸せに暮らすため、彼のヤンデレ化を阻止して監禁されないようにしようと奮闘するお嬢様のトンチキエロコメディ。いやもうあらすじで愛されすぎて腹上死したから巻き戻ったとかいう話の時点で面白かった。ヒーローは隙あらば愛しい人を誰にも見られないよう閉じ込めてしまいたくなる愛が重すぎる家系の血が色濃く出ていて、ヒーロー視点で何度も監禁しようって思考になるの笑った。→
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ネタバレ母が亡くなった後、同じように母を亡くして泣いている少年を慰める夢を見る。社畜となっても時折夢で出会う少年とは時間の流れが違っていて、すくすく育つ少年を見守り、青年となった彼に夢の中だしと肉体関係も許してしまった。ある時川に引きずり込まれて異世界に転移し、その国の王太子だった青年に監禁されることに。自己肯定感強めな天涯孤独の社畜OLが異世界で自分の出生の秘密や不思議な夢の原因を知り、幼少期の願いだった王子様と幸せな結婚をするまでの話。カルシュテイン王国三部作三巻目。ルーカスのやばさは一巻目以上だったかも。→
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ネタバレ父に見捨てられ誘拐犯に湖に捨てられておよそ二百年の時を遡り、大好きな歴史上の英雄王の幼き頃に出会うことになった侯爵令嬢が、その英雄と恋を育み歴史に重大な影響をもたらすことになる数奇なファンタジーSFロマンス。再読。カルシュテイン王国の不思議な物語二作目。やっぱり前作よりも好きだな~。ヒロインはどちらも魅力的だけど、フィオリーナは二周目じゃないのに前向きで賢くて行動的で度胸があるのがすごい。ヒーローの愛の重さはどっちもどっちだけど、前作は完全に闇系な粘着質ヒーローで、今作は光属性って感じ。→
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ネタバレ前世国家間も思惑に振り回され夫である国王に監禁陵辱された王妃だった記憶を持つ伯爵令嬢。今世は軍人一家に生まれたこともあり、自分で苦難を乗り切るために鍛え上げ、王女の護衛女官をしながら結婚はしないと誓うが、彼女の一目惚れをしたという公爵に求婚され外堀から埋められる。前世の後悔と向き合う転生ロマンス。再読。そう、これ話の出来が非常に良いと思うが、シリーズ二作目のが好きだなぁと思っちゃうのはこのヒーローの愛が重すぎるところに若干苦手意識があるからかもしれない。最初のおイタのところで評価マイナスなんだよね!→
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ネタバレ幽霊が見えるという悪評を持つ伯爵令嬢は、親友の死から一月後に刑事だと名乗る二人組の男の訪問を受ける。親友の死に対して自分の行動が疑われていると知り腹を立てながら、彼女が自殺ではなく殺されたと考えて調査してくれていると知り最終的に協力することになる。印象最悪な男女がぶつかりながら殺人事件の調査をする話。お茶会後、残りページ数も減ってきたから黒幕は次巻に続くかな?と思ったらあっさり犯人逮捕されて終わって若干拍子抜け。それこそクレアは捜査に連れ回す名目のためにデュランと婚約することになるかと思ったんだけど。→
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「あなたのための短歌1首」を個人販売している歌人が依頼者の想い(お題)をもとに作った短歌を100首収録した本。SNSで見かけた1首が素敵だったので全部見てみたくなって。右ページにお題、左に短歌とシンプルな構成。作った短歌は依頼者のもので自分の手元には残さないという短歌を、印税を受け取らないという方向で出版社と協議して、依頼者にも連絡して集め直したのはすごいと思う。04、10、15、19、52、92は私にも刺さった。好きだわ。素敵な企画。不定期でも一生続けてほしいなぁ。
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ネタバレ田舎の軍人家系に生まれ男兄弟と育ったエルダは、女で非力な自分でも王女に仕える騎士ならばできることがあると輿入れ予定の王女についていくつもりでいた。しかし護衛のため令嬢に扮して夜会に参加した際に、女性嫌いの第二王子ダリウスに一目惚れされ、喜んだ国王一家から外堀を埋められるように仲をとりもとうとされてしまう。まんまと惹かれ合う二人が、周囲の噂や誤解に踊らされて勘違いとすれ違いをこじらせるドタバタラブコメ。すれ違いのためとはいえ、さすがにわざと名前を出さない会話には無理がありすぎたと思うが、概ね面白かった。→
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ネタバレ化粧を愛している商家出身の後宮妃が皇帝の後宮縮小計画や皇太后の後宮予算問題に協力させられたりして、後宮から出たいはずなのに出なかった前巻まで。本当の自分は後宮から出たいのか、皇帝をどう思っているのかを見つめ直し自覚して認めるまでの完結巻。基本的に前向きで行動的で魅力的な主人公が、珍しく悩んで立ち止まったりしてしまうのが普通に恋する女の子で良かった~。新キャラ当て馬くんが出てきたけど、二人とも素直になって大団円でした。相変わらず化粧要素は入れつつ、戦える悪女で格好良い主人公だったな~。→
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ネタバレ二年に進級するキリク。進級直前に寮の屋上で学園の生徒で行方不明だった「当たり枠」の先輩が学園を裏切り襲撃してきたことがきっかけで、錬金術科への進学を決意する。林間学校でもまた彼らのテロ的な襲撃に遭い、一時帰省したりしながら前期試験を終え、夏休みに入るまで。うーん、これだけ襲撃されてもうっすらしか危機感抱いてなさそうなのが怖いな。一応自分が足りないことは自覚しているけど、だから必死に自由時間は不足を埋めようって感じじゃなくて、ペースを崩さずのんびりしている様子にこっちが焦ってしまうかも。→
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ネタバレ精霊に愛された聖女と結婚した男が作った国は精霊の加護を受けて繁栄し、以後も王は聖女を娶る習慣があった。今代聖女は精霊を信じず享楽にふけり、精霊に怒りをかったという元聖女の家系の主人公をお飾り聖女として神殿に置いて祈らせている。冷遇されながらも真摯に精霊に祈る彼女の元へ、彼女の境遇を心配した第二王子が通っていた。祈りが届いた精霊に正式に聖女にされたお飾り聖女が国を復興させる話。王道の聖女と王子のシンデレラロマンスだった。ちょっと主人公の献身がすぎるが。ここまで善性だと騙されて貶められたのも納得よ。→
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ネタバレ動物の社会性について調べている研究者が昆虫、魚、鳥、ネズミ、ゾウ、ライオンなどの陸上捕食者、クジラやシャチなどの海洋哺乳類、霊長類の行動についてまとめた入門書。あまりの分厚さ(736P!)にだいぶ怯んだけど、内容は入門書を標榜するだけあってかなりわかりやすく、また扱われている生き物達も基本的に誰もが知っているような代表的動物が多くて読みやすかった。いや、読み終えるまでに時間はかかったけど。著者の体験や観察された実例、実験結果などのエピソードが面白くて興味深く、退屈せずに読めたのはとても良かったと思う。→
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ネタバレ常識的な知識以外の自分の記憶をなくした修道女。暴風公爵と呼ばれる男に、聖皇帝が亡くなったことと失われた記憶が関係しているだろうことを告げられ、記憶を取り戻すために連れ回される。共に行動するうちに次期皇位継承の陰謀に巻き込まれながら、暴風公爵が本当は民のことを考えた政治家だということを知り惹かれていく話。伏線の張り方も回収もわかりやすいが、記憶が徐々に戻っていく流れなど丁寧でよくできていた。キャラも個性的で魅力があるし、普通に面白かった。しかし黒幕は瀬戸際で逃げられたし、選定の儀は延期。続きが出そうかな?
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ネタバレ「優しさはあげられるけど、愛はあげられない」と公言し、淑女達に優しく接しているせいで浮き名が流れている令息と、財産目当てに近付いてくる男女に辟易して人から距離を置いている令嬢。夜会で出会った彼は、困っている彼女を見て当然のように自分を利用して他の人を遠ざけたらいいと提案する。結局それを受け入れたが、他の令嬢のように彼に何も求めない彼女に惹かれて彼女にだけ優しくしたいと変わっていく話。わりと直球な王道ラブロマンスで、浮き名のせいでヒロイン父になかなか認められない以外に大した障害もなくストレスフリー。→
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ネタバレスピン元の『沈黙の女神』を読んだらこちらも読みたくなったので再読。『沈黙の女神』で匂わされていただけだった彼らヒーロー達の母が不仲でギスギスだったことが明確にされてたり、空気だった末弟が戦争で活躍してた話が掘り下げられたりとスピン元の記憶が新しい状態で読むとおぉ、となる情報は多い。が、何度読んでもクラリスが良い子な反面、パトリスが最低すぎて反省しただけじゃ足りないと思っちゃうなぁ。いやホントこれ毎回思ってるけどクラリスが幸せそうだから仕方ないって思うだけで、パトリスに良いところ何一つないからな!!
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S
ネタバレKU。幼い頃に流行病にかかり声と母を失ったことで父王に冷遇された王女は、隣国の国王に嫁がされることになる。長年の父王の洗脳教育もあって声を出せないことが言えず、また知らない間に動いていた様々な思惑の結果誤解が重なって両片想い状態だった政略結婚夫婦が幸せを掴み取るまで。ずいぶん前にweb版を読んでいて好きだった記憶がうっすらある。こんな話だったわ。ハンデを背負って、自己肯定感低く育ち、多くを知らされないせいで振り回されて不遇な主人公がもどかしい。→
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S
ネタバレKU。悪役令嬢転生した元社畜は婚約者王子への恋心に蓋をして、断罪後路頭に迷わないために人々の信頼を築こうと投資を始める話。悪役令嬢ものが読みたいと開いたはいいものの、最初から最後までツッコミ所しかないお粗末な感じで合わなかった。主役二人とも恋愛面ネガティブで逃げすぎ行動しなさすぎ。被害者妄想こじらせすぎ。読んでてイライラしたわ。投資だって信頼のためとはいえ、さすがに利益度外視しすぎだし、教育の前に流通の整備が投資では?全力のご都合主役ヨイショで萎え。他の攻略対象どこいった。転生ヒロインは良い子だったね。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ裕福な商家の娘として貴族に嫁いだが、父亡き後援助が途絶えたことで婚家に冷遇され離縁。取り戻した持参金で男装して一人自由に生きようとした矢先に矜持の高そうな男娼を気に入って勢いで身請けする。男装の麗人と元男娼の少年が、腐敗し崩れゆく国の存亡に巻き込まれ数奇な人生を歩む話。以前からオススメされていて、ようやく読めた!オススメされるのも納得の面白さ。主役二人の才覚と自尊心が魅力的だし、そんな彼らも振り回される展開の上手さよ。よく考えたらこれは狂犬ヒーローの亜種な気がする。読むまで表紙の性別取り違えてました。→
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ再読。不毛な恋を抱える複雑な三角関係の契約結婚。何度読んでも切なくて良い~!漫画の方読んだら原作も読み返したくなっちゃった。それに、やっぱりこの作品が私にとってナツさんとの出会いで、原点にして頂点なので。ナツさん祭りするならこの作品からかな、と。徹底的に三人の話なのであまり目が行かなかったんだけど、ノアが末っ子感出してくれるところが結構好きなので、オースティン絡みのところは好きだな。オースティンはからかってくるけど、ノアのこともレイチェルのこともだいぶ好きだよね。兄弟の絡みが読めるから特典大好きだ~。
が「ナイス!」と言っています。
S
ネタバレ特に「音声学」を専攻している言語学者が小学生に講義する形で言語学の面白さを伝える対話形式の言語学入門書。元々ポケモンの名前を分析した本があるというのは聞いたことがあったけど、「ゆる言語学ラジオ」の著者ゲスト回で結びついて興味を持ち、著作の中でも小学生向けでわかりやすいこの本を。興味深い疑問と回答でわかりやすく、面白かった。補足やレベルアップ解説は難しい部分も。言語を研究するのはいろんな分野に精通する必要があって大変そう。最終的には社会のことやAIで言語学が受ける影響なんかも言及されていて読み応えがあった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/03/19(4408日経過)
記録初日
2013/03/19(4408日経過)
読んだ本
4714冊(1日平均1.07冊)
読んだページ
1259646ページ(1日平均285ページ)
感想・レビュー
4075件(投稿率86.4%)
本棚
83棚
外部サイト
自己紹介

【読書性質/読書傾向】
ライトノベル大好き。
読んだ端から忘れていくので備忘録的な使い方をできれば。

読んだ本の感想はできるだけ書く予定。
読み返した時にわかりやすいようにあらすじ+雑感。
まとめきれずに長文感想でコメントに続きがち。
過去に読んだ本は再読しない限り感想書くのは無理そう。

感想欄には評価を書いてないけど、本棚を★〜★★★★★で分けてます。
おおよその評価基準は以下。
★★★★★→何度でも再読したいし、積極的に人に薦めたいくらい好き。
★★★★→面白いと思ったし、こういうのが好きな人にはお薦めできるけど、何度も読むほど好きかどうかというと悩ましい。
★★★→好きな人は好きだろうけど、自分は普通。もしくは面白いけど不満な点もあって手放しには褒められない。一度読めば十分。
★★→最後まで読んだけど、面白いとは思えなかった。もしくは不満点がかなり多い。
★→途中で挫折した。もしくは時間を無駄にしたと思った。

漫画はキリがないのであまり載せません。
どこまで読んだか忘れがちなので、感想書かずに読了登録だけするかも。
コミカライズ作品で特典SS付なら特典の感想は載せたい。

【利用媒体】
Kindle UnlimitedとBOOK WALKERの読み放題登録中。
ブックパス読み放題一時解約。
TL小説はだいたいKindle Unlimitedかブックパス読み放題。

Kindle UnlimitedはKU。
ブックパス読み放題書籍はBP。
BOOK WALKER読み放題の書籍はBWと記載することにします。

また、図書館やピッコマ、アルファポリスのチケット利用なども多用してます。

【好きジャンル】
恋愛(特にファンタジー系)/ミステリー/SF(時間跳躍系)/児童文学

【好きカテゴリ】
女主人公/なろう系/転生/チート/ざまぁ/悪役令嬢/タイムループ/タイムリープ/魔法/(ポーション以外の)錬金術/グルメチート/雑学蘊蓄/一途
幼馴染/ケンカップル/青年×幼女(少女)
短髪ヒーロー/長髪ヒロイン/黒髪ヒーロー
ドラゴン(龍含)/従魔他、人外の相棒
スキル、ステータス等のゲーム的な要素

【苦手カテゴリ】
ハーレム/逆ハーレム/優柔不断な形で長く続く三角関係/理由が納得できない溺愛/総愛され/聖女系の考えが甘いヒロイン/鈍感主人公/主従関係の恋愛(例外有り)/現代もの
男装ヒロイン/女装ヒーロー/眼鏡キャラ
うじうじして言いたいこと言わないキャラ/自己評価低い卑屈キャラ/恋愛脳
安易な飯テロ/作者の力量不足が伺えるご都合主義展開/キャラの性格にそぐわない無理やりな行動や展開

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