ネタバレ★５つ。面白かった。輪廻転生やら自閉症スペクトラムのことや人格障害のことなどいろいろ勉強されたんだなと思った。大樹はサイコパスな性格だったのかな。みんなが怪しくてそれぞれの考えや行動を表すページがあって最後まで何があって死んでしまったのかが分からなかったけど野乃子さんの告白で明らかになった。三ツ矢刑事はちょっと変な人のようだったけどいい役割をしてた。「あの日、君は何をした」の題名が心に染みる気がした。

ネタバレ★５つ。面白かった。輪廻転生やら自閉症スペクトラムのことや人格障害のことなどいろいろ勉強されたんだなと思った。大樹はサイコパスな性格だったのかな。みんなが怪しくてそれぞれの考えや行動を表すページがあって最後まで何があって死んでしまったのかが分からなかったけど野乃子さんの告白で明らかになった。三ツ矢刑事はちょっと変な人のようだったけどいい役割をしてた。「あの日、君は何をした」の題名が心に染みる気がした。

ネタバレ★５つ。山本幡男の生き様とシベリアのラーゲリーの過酷さを知らされました。拉致された人々の生活は多かれ少なかれ似たようなものなのでしょう。泣けたのはやっぱり幡男さんの死にゆく場面を読むとき。涙がとめどなく流れました。一番生きて帰りたかっただろうに。それと奥さんのモジミさんのところに友人たちが遺書を届けるところ。モジミさんがそれを受け取るところ。本人は亡くなっても強い意志はなくならず伝わっていくものなんですね。山本幡男みたいな人が上に立つ人になってくれたら日本はもっと良くなると思いました。

ネタバレ★５つ。途中まではややこしい複雑な話が面倒になったけど最後で輝と道夫を会わせてくれたことで泣かされました。私は勇が好きですね。不器用な生き方しかできない。思いを寄せた人の亡き思い出だけで生きてる屍のような人だけど人間や生き様は好きです。道夫のためにお金を残してくれて良かった。道夫と輝はお互い唯一の親友だったのですね。これからはずっと一緒にいられると思うと私も嬉しいです。盛りだくさんな内容でしたが最後にちゃんと着地を決めてくれました。金メダルです(笑)

ネタバレ★４つ。半沢直樹の武勇伝は相変わらず頼もしかった。悪役の上司たちが見事にやられて小気味良かった。でも2人の画家はどちらも悲しかった。人の絵をマネするしかなかった仁科譲も辛かったし注目されて評価されても絵を描けない病に侵された佐伯陽彦も辛かっただろう。ネットでみた『アルルカンと道化師』の絵もなかなか良かった。正直者が馬鹿を見ない世界をえがくのが巧みな池井戸潤さん面白かったです。

ネタバレ★5つ。すごく面白かったし読みやすかった。途中伊藤詩織さんの暴行被害の話が出てたけど権力やお金を持ってる人が罪をもみ消したり返って暴行受けた方が悪者にされるのは許せない。この本は魅力ある人の存在が大きくてそこが良かった。最初志波が素敵すぎて一番活躍するんだろうなと思ったけどやっぱり一番の活躍は鞍岡さんだった。志波のおばあちゃんを助けた恩人だったなんて。それに進人と竜介いい人だ。善の心を持ってそれを貫くって相当な覚悟がいるってことだよね。今年の私の読書本大賞10冊の中に入れたい作品です。